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小松昌美のハワイで暮らそう
きょうは「北京全面中継」のため、お休みです。 2004年10月11日
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【フォスター植物園!】 2004年10月04日
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  • ダウンタウンの外れにある「フォスター植物園」で、めずらしい花が咲いているらしいと聞いて行って来ました。ヤシの木に花が咲いていると言うんです。ヤシの木に実がなっているのは見たことがありますが、花が咲いているのは見たことがありません。まぁ、実がなるくらいですから、花も咲くんでしょうけどねぇ。
  • 「フォスター植物園」は、ダウンタウンの北側にあります。1853年に、ハワイ王朝のお抱え医師だったドイツ人のブラント博士が、カメハメハ3世の王妃クィーン・カラマから土地を借りて庭園を造ったのが最初です。 王様の命令を受けたブラント博士は、ハワイにはなかった熱帯植物をアジアの各地から持ち帰り、こちらに植えたといいます。その後に所有者となったフォスター夫妻が整備を続け、婦人が亡くなった後、ホノルル市に寄贈されました。今や絶滅の危機に瀕した植物がたくさん見られますし、歴史的な名所として国からも登録指定されているんです。
  • 植物園と言っても、熱帯地方に見られる植物の「熱帯森林公園」みたいなところです。1万6500坪もあります。入り口で英語のパンフレットをくれたので、「日本語のはありますか?」と聞くと「なんで?」と言われました。私が「日本人だから」と言うと、「なんで、あなたが日本人なの?」ですって。どうせ日本人に見えなかったんでしょうけど。ところが、英語のパンフレットはたった6ページしかないのに、日本語のパンフレットは19ページもあってもっといい紙を使っていました。ふつうはその逆なので、ビックリしました。
  • 花の咲いたヤシの木のことを聞くと、パンフレットの地図に印を付けてくれたので、それを目指して歩きます。 入り口のそばには、お釈迦様が悟りを開いたとされるインドの菩提樹、紀元前288年に植えられたとという現存する最も古いスリランカにある木から枝分けしたという木が出迎えてくれます。高さ30メートルはある菩提樹、なんとなく神聖な気持ちになりながらくぐって、ヤシの木のガーデンへ向かいます。
  • 花が咲いたのは「タリポット・パーム」という木。探していると、人が何人も集って写真を撮っている木があります。高さは10メートル、大きな葉っぱはうちわのように広がっています。その木のてっぺんに、まるですすきの穂のように四方に広がっているのが花だと教えてもらいました。この「タリポット・パーム」は樹齢37年、今回初めて花を付けたんですが、悲しい事に一生に一度しか咲かないんだそうです。
  • 木の下に立っているとハラハラと小さな花が落ちてくるんですが、その直径5ミリにも満たない白い花の可憐さに又いとおしくなってきます。 この稲穂のように伸びた花は、これから木の上に10メートルも伸びていくそうで、「自然が作る最大のブーケ」と呼ばれているそうなんです。 そして、小さな白い花が直径4センチほどの小さな椰子の実になり、何万個もの実が落ちるのが来年。その後、タリポット・パームは徐々に死んでいくそうなんです。
  • 日本人の方もいました。立派なカメラで撮影している中年のご夫婦や、深大寺植物園が大好きなお母様を連れきた娘さん親子、ワイキキやアラモアナなどの喧騒を離れて、めずらしい熱帯植物をゆっくり楽しめて良かったとおっしゃっていました。たくさんのめずらしい樹木の中には鳥のさえずりも聞こえてきて、森林浴で気持ちをリフレッシュできますよ。
  • フォスター植物園は、クリスマスと元旦以外は無休でやっています。 午前9時から午後4時まで。入場料は、大人13歳以上が5ドル、子供6歳から12歳が1ドルです。
【ホノルル美術館の楽しいイベント!】 2004年09月27日
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  • 今日は、私の大のお気に入り、「ホノルル美術館」が毎月行っている楽しいイベントをご紹介したいと思います。「ホノルル・アカデミー・オブ・アーツ」、訳して「ホノルル美術館」は、私のうちからすぐのダウンタウンの外れにあります。絵画や美術品ももちろんですが、白い壁に茶色の瓦屋根の建物が素晴らしく、庭の中にいるだけでなんだか落ち着いてくる、私のリフレッシュ空間でもあるんです。そのホノルル美術館が、毎月一回、第三日曜日に無料開放されていて、ハワイ銀行が主催する「バンク・オブ・ハワイ・サンデー」というイベントを行っています。
  • 毎回テーマが決められていて、先週のテーマは「アーリー・アメリカ」というもの。ネイティブ・アメリカン=アメリカ先住民族の文化に触れよう!というテーマでした。ハワイには、アメリカ本土から来たたくさんの先住民の方々が住んでいます。彼らが今回のイベントの中心になっていました。正面中央の広場では、ハワイに住む先住民族の人たちが民族衣装に身を包み、踊りをはじめとしたデモンストレーションが行われました。
  • 中でも「レッド・サンダー・ドラム」と呼ばれる太鼓とダンスは、赤いシャツを着た男性グループが大きな太鼓を取り囲み、頭に羽飾りをつけ、カラフルなビーズの付いた民族衣装に身を包んだダンサーが太鼓のリズムに合わせて踊るんです。これが、本当に映画の中から抜け出てきたようなんです。その他、チェロキー族の赤と青を基調にした民族衣装を着けた女性が芝生の上に座りこみ、静かにチェロキー族の語り部の会が行われ、たくさんのハワイの子供たちが話しに聞き入っていました。
  • 西側の中庭にはテーブルが並べられ、「アメリカ先住民のダンス用の鈴作り」が行われていました。これは、アメリカ先住民たちがダンスを踊る時に、飾りだけでなく音を楽しむため、皮の紐に鈴とカラフルなビーズを通した物です。ボランティアの女性が先生で、子供たちに皮の紐と直径2センチはある大きな鈴を3つ、そしてたくさんのビーズの中から好きな色を選ばせてくれます。 テーブルに座って鈴とビーズを皮紐に通すんですが、それだけの作業でも、親も子供も結構夢中になっていました。ジュースやポップコーンの無料サービスもあって、美術館のあちこちも見ながら遊びながら、1日過ごせるわけです。
  • 出来上がった鈴は子供たちの足首や手首にしっかり結ばれ、ホノルル美術館中がシャンシャンという鈴の音で溢れていました。小中学生には入り口でオリエンテーションの紙を配られ、それを持って館内を巡り、いくつかの質問の答えを書き込むと、アメリカ先住民のネックレスがもらえるんです。もちろん、子供だけじゃなく大人でも参加OK。私は足にジャラジャラ付けて参加しましたが、私以外にもうるさい音を出す大人がたくさんいましたよ。
  • 日本人の観光客の人もいました。九州の佐賀県からいらした家族連れは、奥様のリクエストでホノルル美術館に来たそうなんですが、来る前はご主人と7歳の娘さんは不満だったそうなんです。でもその日、偶然このイベントにあたりました。入場は無料だし、子供はお父さんと鈴を作って大満足、お母さんもゆっくり美術鑑賞できて、家族全員で楽しめて良かったとおっしゃっていました。
  • ホノルル美術館の「ハワイ銀行サンデー」は毎月第三日曜日、午前11時から午後5時までです。10月はインドの文化、11月は民族衣装で写真撮影、12月は操り人形とクリスマスと、楽しいイベントが続きますよ。
【ハワイがテレビドラマの舞台として大人気!】 2004年09月20日
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  • ハワイは、日本のCMの撮影スポットとして、とても人気があります。 「この~木何の木、気になる木~!」とか、たくさんのコマーシャルがこちらで撮られていますし、アイドルの水着写真を撮るのも、ハワイは人気のロケ地です。もちろんずっと以前から、ハリウッド映画の撮影地として何度も使われてきました。ところが最近、地元でも話題になっているのは、ハワイを舞台にしたTVドラマなんです。アメリカの各TV局のドラマシリーズがこぞってハワイを舞台にしていて、夜のゴールデンタイムはハワイロケの番組がずらっと並んでいるんです。
  • 今月9月1日から放映されているのは、水曜日夜7時のNBC系列、タイトルもそのままの「ハワイ」。ここオアフ島、ホノルル警察を舞台にしたアクション・ドラマで、いわゆる刑事物です。ホノルルの街の中で起こる殺人事件を刑事たちが解決していくのですが、どのシーンを見ても「これは、あそこだ!」「あっ!あのレストランだ!」と、いつも見慣れている風景や場所が次々と出てくるので、ストーリーよりも面白く楽しめます。ホノルルなんて小さい町ですから、ほんのご近所で撮影をやっている気分なんですよ。
  • 実際、私の朝のウォーキングの途中で、何度か撮影現場に出くわしました。 ホノルル市庁舎に「ホノルル警察署」の看板が付けられて、警官の格好をしたエキストラが建物に出入りするシーンを撮っていました。足を止めて一生懸命見ていたんですが、主役は見つからず、撮影スタッフに「そこ、映っちゃうからどいてね」、なんて注意されてしまいました。ダウンタウンの外れでも、ライトで照らされている撮影現場を通りかかったんですが、その時は道端に倒れている血だらけの死体しかいませんでした。このTVドラマ「ハワイ」の撮影では、ワイキキのカラカウア通りを止めて大掛かりな「カーチェイス」も撮影されたそうですから、日本人の観光客の方も遭遇したかもしれませんね。
  • もう一つ、今放送中なのが、月曜の夜7時からFOX系列のテレビドラマ、「ザ・ノースショア」。これはオアフ島ノース・ショアにあるリゾート・ホテルを舞台に、ホテルの職員たちの人間ドラマなんです。恋愛にお金がからみ、ものすごくどろどろしていておもしろいんですねぇ。昼メロを夜に持って来たみたいなもので、見るとはまっちゃうのが不思議です。それでもノースショアの美しい景色はふんだんに出てきますし、サーフィンのシーンが多いのも特徴で、時折ホテルのゲストとして大物の俳優や女優がちらっと出てくるのも話題です。 
  • 実はこの「ノース・ショア」、少し前に日本人のエキストラを募集していたんです。「ノース・ショア」のエキストラになれれば、かっこいい俳優を間近で見られちゃいます。今出演中の、プールサイドのバーテンダーとしてレギュラー出演しているフランキーは、本当に格好いいんですよ。会って見たいじゃありませんか!
  • 早速そのエキストラを募集しているというエージェントに電話してみました。エージェントの人が言うには、欲しいのは日本人の観光客の役なんだそうです。「ハイもしもし、あなたは日本人に見えますか?すぐに水着の写真を撮りに来てもらえますか?」と聞かれました。そこですかさず私、「いいえ、ふだん私は日本人に見られません。それと水着の写真は撮っても、人には見せられません!」残念ながら私の全米デビューと、格好いいフランキーに会う夢は消えました。日本語の上手な地元民、というエキストラがあったら絶対応募するんですけどねぇ。
  • 去年から始まったこの空前のハワイ撮影ラッシュ、すでにハワイのフイルム産業は過去最高、一億四千七百万ドルの経済効果を生み出しています。 ハワイを舞台にした映画やテレビドラマが全米で放映される事で、観光業に与える影響も大きいということです。
【全館完全禁煙ホテル!】 2004年09月13日
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  • 今、ハワイ・ワイキキにあるホテルで、飛躍的に客室の客室稼働率を伸ばしている所があるんです。 それは、ハワイでは初、敷地内が全て「全館完全禁煙」のホテルなんですよ。 タバコを吸う人には嬉しくないお話かもしれませんが、普段からハワイでタバコを吸う人は、肩身の狭い思いをしています。 レストランはどこも禁煙ですし、その上タバコは一箱5ドルもするんです。 先日日本に帰ったときには、タバコはハワイに比べれば安いし、あちこちで若い子たちがタバコをくゆらせている姿を見かけました。 ハワイですと、若い子では5ドルもするタバコはなかなか買えないから、まず吸っていません。タバコが吸えるのは、お金持ちだけです。
  • この全館禁煙ホテルは「オハナ・リーフ・ラナイ」、去年の夏から3ヶ月もかけて、110ある客室と全ての共有スペースの隅々まで丹念に掃除しました。 客室の家具や壁紙も交換、新しく空気清浄器も付け替え、においを消すためにあらゆる処理をしたそうなんです。 実際に先週「オハナ・リーフ・ラナイ」に出掛けて見てきました。 場所はワイキキでも西寄り、フォート・デルーシー公園に面していて、ワイキキビーチからもすぐという素晴らしい立地条件です。
  • ホテルの敷地の入り口には、「このホテルはハワイで初めての全館禁煙のホテルです」と誇らしげに書いてありました。 今までも「全室禁煙」はありましたが、バルコニーやロビーの一部ではタバコを吸えるので、全館禁煙は初めてです。 エレベーターを待っていたアメリカ人観光客に聞いてみると、「煙のない空気がうれしいね。ハワイのきれいな空気の中で、タバコは吸っちゃだめだよね」と言っていました。 彼は今回初めてここを利用したそうですが、ホテルによっては、部屋にタバコのにおいが残っていていやな思いをする事も多いそうで、「次もここのホテルに来るよ」と言っていました。彼のようにリピーターも増えたそうです。
  • このホテル、1961年に建てられた結構古いホテルなんですが、ホテルのロビーに一歩足を踏み入れると、新しい家具の香りと、トロピカルフラワーの香りで一杯なんです。 こじんまりとしたロビーですが、とっても清潔さに溢れています。 お部屋も落ち着いた雰囲気で、グリーンと黄色のベットカバーと、木のいい香りのする家具が置かれています。 自分の部屋にいるようにくつろいでもらいたいと、全室に電子レンジ、コーヒーメーカーが付いていて、部屋の中はタバコの臭いはもちろん灰皿もありません。
  • ホテルの方によりますと、ここ数年、喫煙できる部屋の希望が少なくなり、逆にタバコの臭いや煙に敏感な方が増えてきたと言うことです。そこで、全部で12あるオハナホテルのうち一つを、100%完全禁煙のホテルに改装しようと決めたそうなんです。 完全禁煙で再オープンしたのが去年の11月20日、その後、女性のお客さんと、アメリカ本土からの観光客を中心に大好評で、客室稼働率が飛躍的に伸びているそうです。 例えば、去年2003年の1月の客室の稼働率は62%だったんですが、今年は84%。22%の伸びです。 この84%と言う数字ですが、オアフ島全体だと77.7%だったので、すごい数字ですよね。
  • ただし、禁煙ホテルと知らずに到着した「タバコを吸いたい!」お客さんには、ワイキキにある他の11のオハナ系のホテルを紹介しいて、移る事もできるそうなのでご安心下さい。
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