===森本毅郎・スタンバイ！===

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【第32回ホノルルマラソン！】

2004年12月13日

今年もやって来ました。今日は「第32回・ＪＡＬホノルルマラソン・2004」が行なわれています。朝の5時に、華やかな花火と共に2万5671人が一斉にスタートしました。（日本人の参加は1万5723人）今回私は、ダイアモンドヘッド近くのエイドステーションでボランティアのお手伝いをさせてもらっていたので、スタート地点には行けなかったんですが、今年のスターターはビックだったんですよ～。アテネオリンピック･女子マラソンの金メダリスト「野口みずきさん」だったんです。
この夏、アテネオリンピックをテレビで見ていて、野口みずきさんが金メダルを取った時、「ア～～、もう！幸せです！」と泣きながら自分のスニーカーにキスをしていたのを見て、私ももらい泣きをしたのを覚えています。私にとって、アテネオリンピックの1番印象に残ったシーンだったんです。
アテネを走るランナーたちを見ながら思ったのは、「コースの脇で、選手達に飲物を渡すのって大変そうねェ」という感想。アテネオリンピックでは選手たちの特製の水筒だったんですが、ホノルルマラソンの場合は、走っている選手に水の入った紙コップを手渡すんですよ。そこで今年はその「紙コップ渡し」に挑戦してきました。
場所はゴールから1キロ手前、ダイヤモンドヘッドの麓。ランナーにとっては「あと1キロの目安」となっている場所で、ボランティアは日本人150人という大所帯。Ａ班とＢ班に分かれて交代で水を渡すんですが、Ａ班が渡すときは、Ｂ班は声を限りに応援するんです。
渡し方にも注意が必要で、医療用のゴムの手袋をはめて手のひらを上に向け指を伸ばし、その指の上にコップを乗せて待つんです。でも、記録を目指す選手は見向きもしなくて、対象は一般参加のランナーです。150人もいたので、渡せたのは30分待って3人だけ。一人の男性ランナーと目が合って、「お水！お水！」と叫ぶと、私の方に寄ってきたんです。コップを受け取ってもらった瞬間、感動してしまって涙がポロポロ流れてきました。
150人のボランティアにもいろいろな人がいます。75歳のおばあちゃんは9回目の参加、「毎年ここで元気を貰って帰るのよ」と仰っていました。大阪から来た男性は、「去年まで毎年走っていたけど、今年は足を痛めてしまったのでボランティアに参加してます。今、カミさんが走っているよ」。
毎年、ホノルルマラソンを取材していますが、いろいろなドラマがあって感動をもらっています。来年こそは、そろそろ走ってみようかな。

【マウイ島リポート、その３！】

2004年12月06日

今日は、マウイ島リポートの最終回です。マウイ島で私達が滞在したカアナパリにはなんでもそろっていたんですが、ちょっと不満をあげれば食べ物なんです。リゾート地なだけにレストランはどこも高いし、地元の人たちが気軽に食べるようなリーズナブルなお店がほとんどなかったんです。ホノルルでは、地元の安くておいしいレストランを探す才能があると自負している私は、マウイでも安くておいしい食べ物を探してきました。
と言っても初めてのマウイ、右も左もわかりません。そこでマウイの中心地カフルイの街のスーパーマーケットに行って、道行く人に「マウイで自慢の安くておいしい、地元の人に人気のお店」を聞いてみました。食べ物で一番の人気は、10人中7人が薦めた「サム・サトーズ」。みんな口をそろえて「変わっているけど、おいしい！」と言うのです。私が、「サトーズと言うくらいだから日本食？」と聞くと、「ノー!ノー！ロコフード！地元の食べ物！」なんだそうです。　
さっそく道を聞いて「サム・サトーズ」に向かいました。これはハワイの人全体に言える事なんですが、道の教え方は本当にへたなんです。「ここをま～っすぐ行って、5分くらいの右側、すぐわかる！」、でも全然わかりません。 3人に3回、聞きなおしたんですが、地図を見せて印を付けてもらっても、3人が3人違うところに印を付けますからね。探すこと30分、ワイルクの旧市外からすぐの所にありました。着いたのが11時頃で、お昼まではまだ時間があるというのに、店の前に置かれた4つのベンチはすでに10人以上の人が待っていました。ノートに名前と人数を書き込んで待つ事30分、「マサァミィ！」と呼ばれて店内に入ります。
まず目に付いたのが、入り口に置かれた金ぴかに光った招き猫の軍団です。大きいのから小さいのまで順番に九つ並んでいて、入り口に向かって手で招いています。そして、75年前にここをオープンさせたという、初代のサトウ・サムさんの写真がドーン！にこやかな笑顔で迎えています。レストランと言うより食堂といった雰囲気の店内は活気に溢れていて、どのテーブルでもみんな同じ物を食べているんです。それが、皆が言っていた「変わっているけど、とてもおいしい」と人気の、「ドライ・ヌードル」なんです。
ドライ・ヌードルはワイルク名物で、スープの入っていないラーメンのような、柔らかいヤキソバのような、とても微妙な食べ物なんですよ。麺の色は狐色でちぢれていて、具は千切りのチャーシューにもやし、そしてねぎが交ざっています。柔らかそうに見える麺はしっかりとコシがあって、歯ごたえがいいんです。味は何に似ているか必死に考えたけど、醤油味のようであり、中華の味付けのようであり、ウエイトレスに聞いても、彼女もわからないと言うことです。
創業以来75年、初代の日系人サトウ・サムさんが考えたその味は、今もしっかり秘密になっていて、3代目のレジ係りの人もまだ教えてもらえないそうなんです。絶対また食べたくなるような、忘れられない後を引く味なんです。スモールで4ドル20セント、ラージで4ドル95セント。サイドオーダーのバーベキュースティックは一本1ドル。どのテーブルもその組み合わせで食べていたので真似しました。しっかりとバーベキューソースが染み込んだ真っ黒なバーベキュースティックは、甘辛くて最高においしかったです。サム・サトーズは、ワイルクのメイン通りの北側にあります。
そして、マウイの地元の人なら誰でも知っていると言う冷たいデザートをいただきに、カフルイにあるマウイモールに、行きました。「タサカ・グリグリ」と言う名前なんですが、これもお勧めのお店です。お店の色がピンクなので、とっても目立ちます。グリグリはアイスクリームなんですが、さらっとしていてシャーベットにも近いんです。言ってみればクリーミーなシャーベットで、食べた後に喉が乾きません。味はストロベリーとパイナップルの2種類のみ、紙コップにパイナップルとストロベリーを二段重ね、昔懐かしい木のアイスクリームスプーンを刺してくれます。これで1ドル。3スクープにしても1ドル40セントとめちゃくちゃ安いんです。
1日に2～300人がこのグリグリを食べにやって来るそうなんです。ちなみにごのグリグリ、80年前にタサカさんがお店を始めた時、タサカ・グッディ・グッディという名前だったそうなんです。ところが、日本人の発音だとグッデイ・グッディがグリグリになってしまい、グリグリに名前を変えちゃったそうなんですよ。

【マウイ島リポート、その２】

2004年11月29日

今日は、マウイ島リポートの第2弾をお伝えしたいと思います。マウイと言えば、三千メートルを超える休火山、神々が住むと言われる「ハレアカラ」が有名です。ハレアカラとはハワイ語で、「ハレ」が家、「アカラ」が太陽、つまり太陽の家と言う意味です。そして、マウイ島の数ある観光の中で、一番人気なのが「ハレアカラ・サンライズ・ウオッチング」、つまりハレアカラの山頂から日の出を見る事なんです。去年、ハレアカラにはハワイ州の人口をはるかに上回る160万人が訪れ、日の出の時間帯の山頂付近には、一日平均815人が訪れたということです。
私が選んだツアー会社は、日本語で案内してくれるプアラニ・アドベンチャーの「ハレアカラ・山頂、星空と日の出のツアー」。この季節の日の出は6時半頃なんですが、日の出を見る前に星空の観測もあるので、ホテルのピックアップはなんと夜中の2時40分。小型バスは私を乗せたあと、他の2つのホテルに寄り、10人の日本人の観光客でいっぱいになりました。
バスがハレアカラ・ハイウエイに入ると、いよいよ曲がりくねった登山道になりますが、道は頂上までみごとにきれいに整備されています。はるか下の方にカフルイの街の灯りが輝いていて、7合目の2千メートルの高さになると、まるで飛行機の窓から地上を見下ろしているみたいなんです。その7合目のあたりに国立公園の管理事務所があって、そこでいったんトイレ休憩。外は気温がぐんと下がっていて10℃ほど、ツアー会社で貸してくれた防寒着を着こみます。
山頂には雲がかかっていると言うことで、晴れている7合目で星空観測をすることになりました。配られた双眼鏡で星空を見ると、まるで黒い絨毯に小さなダイヤモンドをばらまいたかのように、たくさんの星が手で触れられるほど近くに見えました。光り輝くシリウス、ふたご座、小熊座など数え切れぬほど肉眼で眺められます。星座の説明を聞きいている間にも、あちらこちらでシューっと流れ星が滑っていくんです。もう鳥肌が立つほど、ロマンティックですよね～。
日の出の時間に近づいたので山頂に車で向かいます。ところが山頂はすっぽりと雲の中。ガラスで囲まれた展望台があるんですが、中には百人以上の人達が肩を丸めて日の出を待っています。気温は5℃ですが、霧雨が降っていて、風も吹いているので体感気温は0℃くらい。ホテルのベットの毛布を引き剥がして肩からすっぽりかぶっている人も多く、薄暗い展望台の中に白いお化けの軍団がうろうろしていました。日本人ツアーの10人の内、二組が新婚だったんですよ。一枚の毛布に二人で入って、互いに抱き合っていて、見ているだけでカッカと少しは熱くなるんですけどね。
霧雨と寒さの中に1時間半ほど立っていたんですが、本当に残念！日の出は見られませんでした。90パーセント以上の確率で日の出が見えると言うのに、私はアンラッキーにも残りの10パーセントに入ってしまったようです。帰り道、ビジターセンターでハレアカラの日の出の絵葉書を買いました。絵葉書で見ても、山肌をオレンジに染めていく壮大な日の出は本当にきれい！この目で見たかった。
山頂から降りていく途中で、マウイの海岸線の方角にダブルレインボー、二重の虹が出ていました。このツアーは朝食付きなんですが、ハレアカラの麓で食べた、地元に人気の朝食屋さんのオムレツがあまりにおいしくて、朝日を見られずに落ち込んでいたことをすっかり忘れていました。おいしい物の力ってやっぱりすごい！

【マウイ島リポート、その一】

2004年11月22日

この夏、飛行機の中で見たＪＡＬの機内誌「スカイワード」の記事がきっかけなんです。「緑なる神秘の楽園・マウイ」、その写真のきれいさに感動、機内誌を頂いて家に持って帰って眺めていました。そして、念願かなって先週、親子二人で「三泊四日のマウイ旅行」に出掛けて来ました。そこで、今日から三週に渡ってマウイ特集をお伝えしたいと思います。
マウイ島は、アメリカの有名な旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」が、読者投票で決定する「世界で一番素晴らしい島」に11年も連続で第一位に選ばれているんです。ホノルル空港からハワイアンやアロハ航空を使って、ほんの30分ちょっとで着きます。飛行機の窓から見えるマウイ島は、ホノルルやワイキキのような高層のビルはまったくなく、寄りそって建つ民家と三千メートルを超えるハレアカラの山、そして鮮やかな山の緑と青い海でした。
今回泊まったのは、カアナパリのシェラトン・マウイ・リゾートです。カアナパリは、全米一のビーチに何度も選ばれた事がある美しい純白の砂浜と、青い海に向かって近代的なホテルが立ち並ぶ広大なリゾート地です。ＰＧＡトーナメントも開催される有名なカアナパリ・ゴルフコースもあります。そのカアナパリの一番西の奥に位置しているのがシェラトン・マウイ・リゾートです。
到着の後、サンセットの時間に近くなると毎日行なわれるという、ホテルの前にあるブラック・ロックの岸壁のセレモニーを見に行きました。これは18世紀にカへキリという酋長が、ハワイ島の軍の度重なる侵略に疲れ果てていたマウイ軍の兵士達に「勇気を持て！死を恐れるな！」と、死者の旅立つ所として恐れられてきた「ブラック・ロック」の崖から海に向かって、必死の飛びこみをしたそうなんです。カへキリ酋長のダイビングに兵士達は勇気を得て、ハワイ島のカラ二オプウ軍を破ったという伝説が残されているんです。
このトーチセレモニーは、毎日夕方、真っ赤に沈んでいく夕日をバックに、古代ハワイアンの格好をした男性が、岩の上で祈りとともにたいまつに火を灯し、いにしえの戦士たちに捧げるために首にかけていたレイを海に投げ込んだ後、10メートルほどの岸壁から見事なダイビングをします。夕日の中を黒いシルエットの男性が海に飛び込む姿はとても幻想的で、砂浜の上に座りこんでいた沢山の観光客から、ため息とともに拍手が起こります。翌日の昼間、アメリカ本土からきた若いグループが、ブラック・ロックの岸壁に立って飛び込もうとしていましたが、へっぴり腰でなかなか飛びこめず、10分後には岩場を歩いて砂浜に戻って行きました。
カアナパリから車で5分ほどの所に、歴史の町ラハイナがあります。かつて捕鯨産業で栄えたことで有名ですが、ラハイナの歴史はそれより前のハワイ王朝時代から続いているのです。カアナパリで勇気を見せたマウイ軍の酋長のカへキリも、その後のカメハメハとの戦いで敗れてしまい、勝利をおさめたカメハメハ王がラハイナに移り住んでいるんです。1819年カメハメハ二世が王位を継承すると、ラハイナがハワイ王朝の首都となりました。
ラハイナは海外線にそったおよそ1キロほどの街で、充分に歩いて散策できます。街のあちらこちらに歴史的な史跡が残されていて、史跡巡りをしてもいいですよね。町全体が史跡のような作りになっていて、かやぶきの銀行があったり、まるで映画のセットの中に入りこんでしまったような感じにさせます。ギャラリーも多く、マウイ育ちのラッセンなどハワイの海や植物をモチーフにした絵が並んでいます。とっても高い値段が付いているので、美術館でも見ているようなつもりで、見て歩くのがいいですね。
サンセットの時間になると、海岸線に突き出た堤防の上は、サンセットを眺める観光客でいっぱいになります。ラハイナでのサンセットはロマンチックそのものなんですが、街路樹に住んでいる鳥に注意してください。私達親子は、私は顔のほっぺたに、ジャスミンは肩の上に、なまぬる～い鳥のフンがべっちゃり！しっかりとラハイナで運も頂いて来ました。

【ハワイ海洋博物館を訪ねる！】

2004年11月15日

今日は、ホノルル港のアロハタワーのそばにある、隠れた名所をご紹介したいと思います。「ハワイ海洋博物館」と「ハワイ・マリタイム・センター」です。ホノルル港の第七埠頭にある「ハワイ海洋博物館」は、ハワイの海の歴史をテーマにした博物館です。入り口はちょっと奥まったところにあり、ついつい通り過ぎてしまいそうな感じなんですが、港の埠頭を進むと海洋博物館の入り口に着きます。案内テープとヘッドホンを受け取ります。案内テープは日本語もあるので安心です。
博物館の中は思ったよりも広くて、二階建ての博物館の中には吹き抜けがあり、天井まで届きそうな巨大な動物の骨が出迎えてくれます。その骨格は10メートル以上もあって、天井から吊り下げられています。「なんで、海の博物館なのに、恐竜の骨があるの？」と思ったんですが、よく見るとなんとザトウクジラの骨でした。まるで本当に恐竜のようです。13メートルもあるというザトウクジラは、ハワイ諸島のカホオラヴェで1986年に発見された、世界的でも貴重なものなんだそうです。
案内テープは二階のエレベーターの前からスタートします。「アローハ！これからハワイの海の歴史をご案内いたしましょう！」と始まるテープは、順路を説明しながら、ＢＧＭあり、効果音あり、学者のインタビューありと本当に良く出来ていまして、途中では「このあとテープを止めて、あそこの中で記念写真を撮りましょう！ハイ！テープを止めて！」と記念写真の撮影スポットも教えてくれるんです。
二階の見学順路では、1778年にイギリスのジェームス・クック船長がハワイ諸島を発見してからの（到達してからの）、ハワイの移り変わりがわかりやすく説明されています。貿易の時代、捕鯨時代、豪華客船時代、ハワイの漁業などに分かれていて、捕鯨船の狭い船室の様子や、捕鯨船を相手に繁盛していたお店は、今はメーシーズになっています。豪華客船の船内が再現されている場所では、当時のファースト・クラスのディナーがテーブルにセッティングされていて、その豪華さが目を引きます。
一階には、古代のポリネシアンがハワイの海でどう生活していたか、ユニークな展示が並んでいます。カヌーの形をした展示ケースの中には、古代ハワイアンが使った犬の歯の釣り針や網、きれいな貝がらで出来た浮きなどが展示されています。そのほか、鮫の顎が展示されている所では、案内テープが「顔を入れて記念写真をどうぞ！」と薦めているんですが、トラザメの歯型が大きな口を開いて置かれています。
展示物は学術的にもレベルが高いんだそうですが、手を触れながら遊びながら学べて、子供でも楽しみながら見学出来るように、様々な工夫がされています。小学校の高学年以上なら、きちんと理解できますし、小さい子でも退屈しないと思います。見学のテープは40分ほどですが、要所のみの説明なので、テープを一旦止めてじっくり見学してもいいし、一度さっとまわって、後から引き返してじっくり二度見学してもいいかもしれません。
博物館の外の海には、四本マストの帆船では世界で一番古いと言うフォールズ・オブ・クライド号が浮かんでいます。1973年にアメリカの歴史的重要文化財に指定されているこの帆船は、1878年スコットランドで建造され、世界を巡ったあと、主にサンフランシスコとハワイの間を往復していました。このフォールズ・オブ・クライド号は、船室から操舵室まで内部の見学が出来ます。古い船なので船底に入るとちょっと怖かったりしますが、海洋博物館の入場料はほとんどがこの帆船の維持費に当てられているということなので、ぜひご覧になってください。
「ハワイ・マリタイム・センター」「ハワイ海洋博物館」はアロハタワーの隣、ワイキキからだと、ザ・バスの19番か20番です。アロハタワー行きの緑色の専用トロリーもあって、片道1ドルです。毎日朝8時半から午後5時まで、クリスマスのみお休みです。料金は大人7ドル50セント、子供4歳から17歳が4ドル50セント、3歳以下は無料です。

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