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【月の物語】 |
2005年09月26日 |
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ハワイに来ると眩しい太陽とか、沈む夕日を見てのディナー・クルーズとか、太陽のが主役のイメージがありますよね。
しかし、太平洋のど真ん中、マウイ島に世界有数の天文台があるように、ハワイの夜空も、美しいのです。
特に、ハワイのお月様は、本当にスゴイの一言!
ホノルルのビル郡に覆い被さるように輝く大きな満月や、針のように鋭く光る銀色の三日月、朝方明るくなった空に雨にぬれて虹色に光る月など、本当にいろいろな姿を見せてくれるんです。
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そんなハワイで、先週、日本でいうところの「中秋の名月」の夜、子供向けのとてもたのしいイベントがありました。
満月の夜、ビショップ・ミュージアムで「月の下で物語を楽しむ」というものだったんです。
さっそくいつものように私達親子も参加して来ました。
ところがその日はハワイにはめずらしく一日雨が降っています。
お天気がよければ、ビショップ・ミュージアムの庭でハワイ天文学会の大きな天体望遠鏡を使って満月の観察が行なわれる予定でした。
ところが雨のせいで月の観測は中止。
全くついていない私達です。
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しかし、今回のイベントは、これだけではありません。
ハワイのカウアイ島に住む童話作家、ダナ・スティンマンさんが、新作絵本を読んで聞かせてくれる「ストーリータイム」というのが、メインイベントです。
その「ストーリータイム」は、ビッショップ・ミュージアムにあるプラネタリウムの中で行なわれました。
プラネタリウムは、百人も入ればいっぱいになりそうな大きさですが、子供達は思い思いに好きな場所を選んで座っています。
私達も真ん中当たりを選んで座ります。
プラネタリウムの椅子は、真横になるような
リクライニングなので、プラネタリウムが初めての娘は大喜び。
ほかの小さい子供達も、みんな椅子を倒して寝そべったりと遊んでいます。
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そこに童話作家のダナさんが人形を持って登場しました。
みんなに挨拶を始めた後、突然、館内は真っ暗になりました。
そして頭上に広がる大画面一杯に、絵本のイラストが映し出されました。
物語のタイトルは「ハロー・グランマ・ムーン」(おばあちゃんのお月さま、こんばんは)です。
大好きなおばあさんをなくしてしまったばかりの主人公の女の子が、夜お月様を見ていると、お月様の中にやさしいおばあさんの横顔を見つけて、おばあさんはいつでもお空で見守ってくれているという、心温まるお話です。
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そしてお話の後には、プラネタリウムの係官が出てきて、大画面に大きな月を写しだし、どのように月は欠けていくのか、月の表面の影によって、女性の横顔に見えることなどを説明してくれました。
このほか、白い紙に子供の横顔をライトで映し出し、それを切り抜いて色を塗ったりとか、満月の形に固まった紙粘土に、竹のへらで自由に模様を彫って最後に絵の具で色付けしたり、一つ一つのテーブルに大人が付いて一生懸命教えてくれているんです。
イベントが終わり、帰る頃には雨は上がっていましたが、憎らしい厚い雲が広がっていて、満月は見られずに帰ってきたんです。
とはいえ、子供達は充分お月様について楽しく勉強できたと思いますよ。
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イベントのあったその夜、寝ていてフッと目を覚ますと、夜中の3時。
部屋の中が昼間のように明るくなっているじゃありませんか!
窓にかかったレースのカーテンの模様まで、部屋に映し出されています。
外を覗くと本当に明るいまんまるのお月様がありました。
その満月はホノルルの街を銀色に染めて、普段は真っ黒で見えなくなる「海」の波まで映し出していました。
しばらく満月を眺めていましたが、私には、やっぱり月の中に女性の顔は見えません。
どう見ても、「餅つきしているウサギ」にしか見えませんでした。
そしてススキを添えてお団子があったら最高なんですよ。
日本人ですよね〜。
お団子のことを考えていたらお腹が空いたので、もう一回寝ました。
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【ハワイの美味しいパン屋さん】 |
2005年09月19日 |
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今日は、「食パン」のおいしいお店をご紹介したいと思います。
アメリカに渡って7年、食生活にはいろいろと苦労がありました。
実は、アメリカに来る時、1番苦労するのは「お米だろうなぁ」と思っていました。
ご飯大好きの私としてはお米がまずかったらつらいなぁと。
でも「カルフォル二ア産のお米」が結構おいしかったので一安心。
そりゃぁ日本のお米にはかないませんが、炊きたてなら本当においしくいただけます。
それに、日本のお米に比べたら、3分の一か4分の一程度のお値段で買えるとあったら、満足です。
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その代わり、思いもしないものに苦労させられることになりました。
それは、食パンだったんです。
スーパーでは、パン売り場も広くて、その上、本当にいろんなパンが売っているので、片っ端から買って試してみました。
ところが、どのパンもサンドイッチには向いているようなんですが、トーストにすると、どれもあまりおいしくないんです。
焼いている時はいい匂いがするんですが、バターをつけて食べてみると、パサパサ、そしてすぐにカチンカチンに固くなってしまうんです。
日本のように、サクッとそしてしっとりと、トーストにしてもおいしいパンは、スーパーでは見つかりませんでした。
じゃあ個人でやっているパン屋さんはどうだろうと探してみたところ、これもなかなか私の好みのパンが見つからない。
苦労する日々が続いたんです。
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でも、ある日、いつも出掛ける「マノアの朝市」で買い物を済ませて、車に戻ろうとしたら、7時過ぎの朝早くから、結構人が出入りしているお店があったんです。
そこが、私と「ベーカリー・マノア」の出会いでした。
マノアはホノルルの中心地に近いのに、山深い緑に囲まれて、いつもしっとりと雨にぬれているせいか、緑があざやかで美しい町なんです。
私の中では、ホノルルの軽井沢的な存在で、お気に入りの場所。
そのマノアのマーケット・プレイスの中に、「ベーカリー・マノア」はあります。
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ここは他のパン屋さんのように派手な並べ方をしてないし、パン自体も見た目は地味な感じがしました。
でも、何よりうれしかったのは、食パンを切らずにまるごと1斤買えたこと。
こちらではどこの食パンも1センチほどに切られているので、厚く切ったトーストにかぶりつくのが、私の夢だったんですよ。
3センチくらいに分厚く切って、こんがりと狐色に焼けたトーストにバターをたっぷりのせて、そしてがぶりといくと、表面はカリッと中はしっとり。
私が4年以上も探していた食パンが、そこにありました。
それからは、週に一回、ここに食パンを買いにいくのが私のお決まりとなっています。
食パンのほかにも、娘の大好きなクリームパンとメロンパン、私の大好きなアンパンとソーセージパンを買いこんでいます。
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「ベーカリー・マノア」でパンを買い続けてもう一年以上になりますが、先日、初めてオーナーの篠崎まさゆきさんに会うことができました。
篠崎さんは、東京の下町で、長年パン屋さんを手伝っていたんですが、独立するにあたって、夫婦で大好きだったハワイにお店を出したそうなんです。
奥様のかずえさんと2人で毎朝3時に起きて、4時にお店に入るという生活で、閉店の6時まで2人でパンを焼いているんです。
はじめは日本人の友達からは、「なんでワイキキでやらないのか?」とか、「マノアなんかじゃ日本人は行かないよ」と言われたそうですし、地元の人からも、「パンが焦げている」とか、「メロンパンに中身が入ってないなら買わない」とか、いろいろ言われて苦労したそうです。
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でも、マノアにお店を構えてすでに9年目に入り、今ではお客さんの9割が地元の人となり、毎日大変賑わっています。
さらに食パンは予約をしないと買えないほどの人気で、遠くから買いに来る人も多いそうです。
食パンは日本で言う所の1斤半の大きさで3ドルです。
私は、このお店の「袋」を見ただけで、ほっかほっかの幸せな気分になれるんですよ。
是非ハワイに来た時はお試しください。
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【リトルリーグ・フィーバー】 |
2005年09月12日 |
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今、ハワイは「ある少年達の活躍」でめちゃくちゃ盛り上がっています。
オアフ島エバ・ビーチにある少年野球「ウエスト・オアフ・チーム」が、
リトルリーグの世界選手権で優勝したんです。
アメリカ・ペンシルバニア州・ウイリアムスポートで開催されたリトルリーグの世界選手権は、毎回テレビ中継されてきました。
ウエスト・オアフの住民の方は、すでに一回戦からテレビに釘付けになっていました。
2回3回と勝ち続けていくにつれ、「どうもウエスト・オアフが頑張っているぞ!」の声がハワイ中に広まり、とうとうハワイ中がテレビの前に釘付けになってしまったんです。
毎日テレビや新聞で取り上げられて、優勝前から大騒ぎだったんです。
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8月28日の決勝戦では、去年優勝したカリビアン・チームと対戦。
その日は日曜日、テレビを音無しで付けてたんですが、突然近所中から「ウァオ〜!」と雄叫びのような声があちこちから聞こえてきました。
あっと思ってテレビを見ると、ウエスト・オアフがサヨナラホームランで逆転優勝を決めて、選手達が抱き合って勝利を喜ぶシーンでした。
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本格的な騒ぎはその後に待っていました。
ペンシルバニアからハワイに戻ってきた選手達を空港で迎えたのは、ロイヤル・ハワイアンバンドの演奏する「We Are The Champions」。
彼らの到着は夜遅くだったんですが、ハワイのリングル州知事、アイオナ副知事、ハネマン市長をはじめ、家族・友人・ファンら、なんと700人が熱狂的に出迎えました。
チームメンバーはあまりの歓迎ぶりに驚いている様子でした。
翌日、それぞれの中学校では授業をやめてしまって、全校をあげてのお祝いイベント。
全校生徒から迎えられ、顔がすっかり見えなくなるくらいのレイをかけられて、子供達も照れながらもうれしそう。
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あちこちの学校には地元テレビ局も付いて回り、大スター並の扱い。
ホノルルの人気新聞「ホノルル・アドバタイザー」ではオールカラーで16ページの特集を作り、選手一人一人のプロフィールから優勝までの道のりなどが書かれていました。
さらに市内の大型スーパーでは「祝・優勝」と入ったウエスト・オアフチームの写真入りTシャツが飛ぶように売れていました。
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そしてこのハワイのヒーロー達のために、先日、優勝祝賀パレードが開催されました。
パレードは先週の月曜日、レイ・バー・ディの休日だったんですが、もちろん、パレード常連の私も出かけてきました。
夕方5時スタートということなので、早めの4時過ぎに折りたたみの椅子を持参していたんですが、でも甘かったです。
今までのどのパレードよりも、今回は想像を絶する人で溢れかえってビックリ。
良く見えそうなところや日陰はすでに二重三重の人の列。
空いているのは暑そうなひなたか、斜めに傾いた歩道の外れだけでした。
しかたなく日差しを正面からうける場所に陣取って、待つこと1時間半、私と娘のおでこは、みるみる真っ黒に日焼けしていきます。
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ウエスト・オアフのチームのメンバーは12〜3歳の少年といっても、みんな背が高くてかっこいいんですよ。
髪の毛を全部金髪に脱色している子がいると思ったら、背中までの髪の毛を黒と金の2色染めにしてポニーテールをしていたり、その上本当にハンサムぞろいなんです。
沿道では、まるでアイドルを待っているような少女達が、お目当ての選手の名前を書いたプラカードまで持っています。
ちなみに、私は逆転ホームランを決めたマイケル君がお気に入り。
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そして、いよいよパレード。
大きな声援とともにウエスト・オアフ・チームが登場!
チームのメンバーは白と青のユニフォーム姿で、一人一人がクラシックカーのオープンカーに乗って現われました。
「キャーキャー」という女の子の声援と、「良くやったぞ!」という声援で沿道は割れんばかり。
私のお気に入りのマイケル君もオープンカーに立って帽子を振って声援に答えています。
目の前を通った時、私も「マイケル〜!!」と絶叫。
こっちを向いて手を振ってくれましたよ。
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この優勝パレードには、なんと2万人以上の人が訪れたそうです。
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そして、パレードの後は、ワイキキビーチの上に設置された巨大スクリーンで、決勝戦の模様をVTRで観戦、選手達も一緒になってあらためて歓声をあげていました。
1週間たったきのうも地元のエバ・ビーチではパレードが行なわれていました。
この祝賀ムードはまだまだ続きそうです。
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【ハワイ州政府庁でコアウッド見学】 |
2005年09月05日 |
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今日は、ハワイの名産品を紹介します。
ハワイの民芸品店に出掛けると、必ずといっていいほど見かけるのが、「コア・ウッド」の製品です。
ウクレレの材料として使われていることでも有名ですが、貴重でとても高価な木材でもあるんです。
ちなみにコア製品は、ハワイアン工芸のお店で、一人用の小さなサラダボールで160ドル(1万7千円)!
1番安いものでも、本に挟むペラペラのしおりが8ドル。
お高いんですよ!
有名家具屋さんのベットは100万円以上。
ロッキングチェアで50万円と、欲しくてもとてもじゃないけど手が届かないお値段が付いています。
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コアの木は欧米では「ハワイアン・マホガニー」と呼ばれています。
アカシアの仲間で、ハワイ諸島にしか自生しない固有種とのこと。
固く丈夫なことから、古代ハワイでは主にカヌーの材料として使われていました。
調度品として使われるようになったのは、19世紀に入ってから。
コアの魅力はなんといってもその美しい色と木目にあるんです。
色は金色がかったもの、赤みがかった茶色から、深い茶色までと豊富で、流れるようなラインの木目がはっきりと入っています。
そして年月と共に光沢と風格を増していくコア・ウッドは、今も昔もハワイの人達の誇りで、代々、大切に受け継がれていくものなんです。
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ハワイの南国調のインテリアにこのコア・ウッドはぴったりで、
私も、いつかは何かひとつでも家具が欲しいと思っているんですが、夢の夢なんですよねぇ。
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さて、そんな見事なコア・ウッドがふんだんに使われている、知られざる名所があるというので、出掛けてきました。
それは、ハワイ州庁舎の最上階にある「州知事」のオフィスなんです。
実は毎朝のウォーキングの途中、州庁舎見学の文字をたまたま発見。
月・水・金の3回、無料のツアーがあり、最上階の知事のオフィスにも入れるというんです。
集合時間に行くと、職員が庁舎内を案内してくれました。
建物は中央が吹き抜けの変わった形なんですが、これはハワイの火山を意味し、周りの池は海を表しているということなんですね。
中庭を見下ろす手すりも、一階の議事堂のすべての椅子も、いたる所にコアの木が使われているのが目に付きます。
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そしてツアーの目玉、最上階5階の州知事のオフィスに向かいます。
大きな両開きの見事なコアの扉は「州知事の執務室」の文字と「アロハ カコウ エ コモ マイ」(皆様こんにちは、ようこそ!)の文字がハワイ語で書かれています。
中に入るとまずは、知事が訪問客を迎える「レセプション・ルーム」。
1969年の建築当初から内装はほとんど変わっていないという「レセプションルーム」は、四方の壁から壁に設置されたショーケース、テーブルまで、全てコアの木でできていました。
重厚な作りの壁には歴代の州知事の肖像画がかかっていて、今の女性知事リンダ・リングルさんの肖像画も飾られています。
フカフカの絨毯の上、なんとなく緊張して話し声も小さくなってしまいます。
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その奥には州知事の「セレモニー・ルーム」があります。
知事が法案にサインをしたり、記者会見を開いたり、重要な訪問客を迎えたりする部屋で、壁や家具だけでなく、ハワイのアーティストのオブジェもコア。
ため息が出るほどです。
これだけのコアに囲まれた部屋は、アメリカ中、いや世界中でここだけではないでしょうか?
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今回のツアーで、アメリカ本土メリーランドから来たというお爺さんと一緒だったんですが、彼は、アメリカ50州の州知事室を見て回っているんだそうです。
普段はアメリカ中を車でドライブ旅行をしながら回っているんですが、今回だけは特別で飛行機に乗ったよ!と、大きなカメラで写真を撮っていました。
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ハワイ州庁舎は、ホノルルのダウンタウン、「イオラニ・パレス」のすぐ北側に位置しています。
見学は、無料で毎週月・水・金曜日、午後1時半からです。
予約は必要ありません。
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【フラダンスでギネスに挑戦】 |
2005年08月29日 |
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今日は、私達親子で、なんと!ギネスブックに挑戦してきたお話です。
たくさん食べたとか、早く飲んだとかの記録じゃぁないですよ!
もっともっと文化的なことです!
一体なんのギネスに挑戦したかと言いますと「フラ・ダンス」なんです。
でも実はこれまで自分でフラを踊ったことはなかったんですけどね。
でも参加資格は「ハワイを愛していること」。
フラの腕前は初心者でもOKと聞いて、参加の申し込みをしました。
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地元の人も観光客も、ワイキキ・ビーチで横に長〜く並んで列を作り、一曲のハワイアンソングに合わせて、フラを踊るんです。
つまり、ワイキキ・ビーチの上に、世界で最長のフラのダンサーの列をつくるというものなんです。
実はこのイベントは「ホノルル市の市政100周年」の記念イベントの一環でもあるんです。
100年前の1905年7月1日、オアフ島内に5つあった郡が一つに統一制定されました。
ホノルル市では、今年7月1日から来年7月1日までの一年間を「ホノルル市政百年祭」とし、「ホノルル・プライド」をテーマに市政100年にちなんだ100のイベントをする予定。
今回のギネス挑戦はその一つなわけです。
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私達がギネスに挑戦したのは8月20日。
4時半にギネスに挑戦ですが、私達親子がワイキキに到着したのは少し早めの3時でした。
まだまだ時間があるというのにすでに「フラ・オン・ザ・ビーチ」と書かれたTシャツを着たスタッフがたくさん働いています。
ほとんどがアメリカ軍関係のボランティアで、ワイキキ・ビーチで日光浴を楽しむ観光客や、買い物がてら散歩する家族連れなどに片っ端から声を掛けてギネスへの参加を誘っています。
そして4時前にはワイキキ・ビーチの東側には海が見えなくなるほどの人が集まって来ました。
そしてボランティアの指導でワイキキビーチの東の外れから一列に列が伸びていきます。
波打ち際に一列に海に向かって立つんですが、本格的なフラのチームがおそろいのムームーで並んでいる姿が目立ちます。
でもほとんどがTシャツに短パンの地元の人や観光客、そして砂浜に寝そべっていた水着姿の人達もたくさんいます。
列はワイキキ・ビーチをシェラトンの方向へ伸びています。
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夕方4時半、イベントはスタートです。
地元ラジオ局2つがイベントに協力して一斉に曲を流します。
曲は、「I fell in love with Honolulu」(ホノルルに恋に落ちて)。
歌ったのは、ホノルルのムーフィー・ハネマン市長だったんです。
驚いたのは、ムーフィー・ハネマン市長の歌声。
やさしく低音が聞いたその歌声はムードたっぷりでロマンチック!
プロも顔負け、本当に上手なんですよ!
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曲が流れるとそれまであっち向いたりこっち向いたりしていた列が、一斉に海側に向き優雅に手を上げたり回ったりと踊り始めました。
といっても私達親子を含む半分以上の人は、踊り方を全く知りません。
上手なフラのグループの傍に付いた人達は、見様見真似で必死です。
きちんと踊れている人の後にワンテンポ遅れて踊る人や、ただ手を横にフリフリ腰をフリフリしてるだけの人もいます。
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後日問い合わせたところ、書類とヘリコプターからの写真で数を数えている最中で、まだ正確な数は出ていないんだそうです。
だいたい2千人はいったんじゃないかと見ているそうです。
ギネスには今までフラのダンサーがワイキキ・ビーチで列を作って踊るというものがないそうなので、認められればギネス間違いなし!
それでも申請して返事がくるのにまた2〜3ヶ月かかるそうです。
その日の夜には、ヘリコプターの映像を使って全国版のCNNニュースでも取り上げられたそうです。
ちなみに主催者側に1番問い合わせが殺到したのは、ギネスのことよりも、ムーフィー・ハネマン市長の「ホノルルに恋におちて」はCDとして売っているのか?という質問だったそうです。
残念ながら売っていませんし、その予定もないそうです。
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