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小松昌美のハワイで暮らそう
【オークションを初体験】 2005年05月09日
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  • ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか? 先日、アラモアナ・ショッピングセンターに行ったんですが、平日ということもあって駐車場はガラガラ。 でも、ショッピングモールの中は、両肩に荷物をたくさんブラ下げた日本人で一杯でしたよ。
  • さて今日の話題ですが、私にとって初めての経験をしてきました。 それは、「オークション」に参加したことだったんです。 アメリカの人達は本当にオークションが大好き。 なんでもかんでもオークションをしたがるんです。 これ使わないなァと言うと、オークションに出しちゃえば?ってすぐ言われるのも、ここアメリカやハワイの人達なんですね。
  • 今回、私が出掛けたオークションは、ハワイ州運輸局・ホノルル空港が主宰した「ホノルル空港での、落し物と没収品のオークション」。 5月2日の土曜日、早起きして空港に向かいました。 空港の駐車場のビルディングをクルクルと目が回りそうになりながら最上階の7階まで上がると、会議場のある建物が建っていました。 今まで空港の駐車場に止めても、そんなに上の階まで行ったことはなかったので、突然の屋上のビルの出現にビックリです。
  • さらに、早くも300人以上の列ができていてまたまたビックリ。 並んでいる人たちは、まるで遊園地の乗り物でも待っているような感じで、子供と一緒の家族連れがほとんど。 朝からの強烈な日差しにもめげず、待っている間も賑やかでした。
  • 開場の9時になっても、列はほとんど進みません。 実は、数日前にテレビでオークションの予定が放送されたこともあって、いつもよりかなり多い700人ほど訪れたということなんです。 空港の職員にとっても、この日の来客数は予想外だったようで、入口で1人づつ身分証明書を見せて、オークション用の番号が入ったプラカードをもらうんですが、そのプラカードは300枚しか用意してなかったそうで、急遽、手書きのプラカードを作っていました。
  • 会場に入ると正面のテーブルの前には、高級品コーナーがありました。 すぐそばには、うやうやしくガードマンまで立っています。 小さなダイアの付いた指輪から、イヤリング、ハワイアンジュエリーのブレスレット、などアクセサリー類の他、デジタルカメラが10台ほど、ラップトップのコンピューターなどなど。 お目当ての品をみなさん真剣にメモを取って歩いています。
  • そして会場の後ろには、大量に積まれたダンボールが並んでいました。 何かな?と思って近づくと、没収品のナイフなどでした。 全部で2万点、ナイフの入ったダンボールは350箱と没収品の多さがわかります。 空港内の建物なのでダンボールは空港を出るまで開けられません。 オークションもこの段ボールを一箱まるごと落札する仕組みなんですが、でもナイフを一箱分も手に入れたら、かえって困っちゃう気がしました。
  • 一方、忘れ物は、サーフボードに乳母車、自転車、ギター、たくさんのスーツケース、なぜか電子レンジも。 まだ新品同様の品物が多いです。 そうかと思えば、麦わら帽子やワイキキのビーチで売られている磨り減ったゴザ、それにホコリまみれの靴やゴム草履など、忘れ物というより、捨てていったんじゃないかと思われるような物まで並んでいました。
  • いよいよオークションが始まったんですが、司会者の商品の説明の後、10ドル20ドル、と上げていき、欲しい人がプラカードを高く上げるという方法です。 冗談を言って笑わす司会者と、ヤジを飛ばして笑い転げる観客と、本当に賑やかに進んでいくんです。
  • さて、ダイアモンドのイヤリングと指輪のオークションをしている時です。 100ドルくらいで30人ほどが札を上げて始まったんですが、値段は300ドルを超え、札も2〜3人上がっている頃。 その時、私は一生懸命、下を向いてメモを取っていました。 すると回りがなんとなくざわめいて、笑い声もするので目を上げると、なんと、となりで娘がにっこり笑って、私の202番と書かれた札を高々と上げているではありませんか! あわてて娘から札を取り上げると会場は大爆笑。 私は恥かしくて顔が真っ赤になりました。 司会者に「すみません!買えませ〜ん!」と謝ると、周りの人たちからは、お嬢さんに買ってあげたら?とか、親子でショッピング楽しそうね、と言われてしまいました。
  • 今回の収益金は、ハワイ州に収められるということです。 みなさん、くれぐれもホノルル空港で、忘れ物をなさらないようにしてくださいね。
【「バケーション・ハウス」でハワイ滞在を】 2005年05月02日
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  • 今日は、ここオアフ島で、夢のような高級住宅に、暮らす感覚で滞在できる「バケーション・ハウス」をご紹介したいと思います。 ハワイはリピーターが多いので、実は、私の友達からのリクエストも、宿泊施設の変わったところを教えてというのが多いんです。
  • さて、今回案内してくれたのは、ドルフィン・コミュニケーションズの三条ひさこさんです。 私から出した希望は、一軒は海が目の前にあるビーチフロントの家、もう一軒は海が見えて高級感溢れる素敵な家、でも値段はリーズナブルな物をと、無理を言って探してもらいました。 バケーション・ハウスの値段はピンからキリまであって、超高級となると、一泊5千ドルも6千ドルも取る所もあるそうなんです。 でもそんな所じゃ、逆に汚しちゃいけないんじゃないかと思って、落ち着いて滞在できませんよね。
  • まずは一件目。 ワイキキから東へ10分ちょっと、カハラを過ぎた所にその家はありました。 「バニヤンツリー」と名付けられたその家は、名前の通り、大きなバニアンツリー(ベンガル菩提樹)が目印となっています。 玄関から、高い天井に60畳はある広いリビングに足を踏み入れると、南側の全面ガラスドアのすぐそこに海がドーンと広がっています。 思わず各部屋を見るより先に、リビングから外に出て、目の前に広がる海を見に行ってしまいました。 リビングの窓から波打ち際まで、ほんの2〜30メートル。ビーチは遠浅のため、波打ち際は本当に静かです。 また、海に向かった庭にはジャグジーがあり、バーベキューグリルもあるので、夕日を見ながらのバーベキューパーティも夢じゃない! それも水着姿でジャグジーや海に入ったり、食べたり飲んだりして、最高じゃありませんか。 うっとりと想像してしまいます。 5つあるベットルームは、どの部屋もハワイアンスタイル。 一つ一つが広々としていてゆったりと過ごす事ができそうなんですね。
  • これでお値段は一泊550ドルで、5泊以上からとなっています。 これには6名の料金が含まれています。 さらに、12名まで泊まることができて、7人目からの追加料金は、一泊1人25ドルでOK。 大勢で来て、割り勘にすれば、ワイキキの高級ホテルより断然安い。 生活に必要な物も全て揃っているので、子供連れにも便利ですね。
  • もう一軒は、ハワイカイの海を見下ろすココヘッドの麓、ポートロックにありました。 スロープをあがって玄関の黒い門を開け白亜の建物の中に入ると、まず驚かされたのは、建物の広いリビングの真ん中に、きれいな柱に縁取られた室内プールがあるんです。 家の真ん中にプールですよ! それも幅4メートル、長さ15メートル程のプールが広がっていて、まるで映画やドラマの中で大金持ちのおじさんが若い水着の女の子をはべらせていそうな、豪華な作りなんです。 そして、プールを取り囲むように、山の斜面側には大型のテレビとソファが置かれ、プールの手前側には、キッチンにキッチンテーブルが配置されています。 天井には電動スイッチで動く窓があり、プール全体に光りを落します。 その光りがプールの水に反射して、家中の白い壁や柱に本当にきれいな青い光りが踊っているんですよ。 また、キッチン側は、眼下にハワイカイの海でセーリングなどマリンスポーツをする人達が見え、遠くにはダイアモンドヘッドが見えています。 そして、その景色にせり出す様にできたベランダはそこだけでも家一軒分くらいはありそうで、二人載りのベンチシートのブランコが海に向かって置かれています。
  • ダイアモンドヘッドのそばに落ちる夕日をブランコに座ってワインを傾ける私が見えて、又うっとり! ブランコには1人で座っている姿しか想像できないんですけどね。
  • こちらの家は一泊4人で450ドル、同じく5泊以上からとなっています。 8名まで1人一泊25ドルの追加です。 つまり8人で利用すれば、クリーニング代など諸費用を入れても一人100ドル以下で利用できるんですよ。
  • バケーション・ハウスだと、夢のような素敵な家で、暮らすようにハワイに滞在できます。 それでも日常の生活を忘れてしまうのは間違いなし。 今回案内していただいた三条さんによりますと、バケーション・ハウスの人気はここ3年ほど高まってきていて、40代の方を中心に3世代の家族旅行に、グループにと利用者が増えているそうです。 次回のハワイ旅行は、豪華気分でハワイで暮らしてみませんか? お問い合わせは、電話でどうぞ(日本語OK)。
    Tel +1-808-295-3963
【「チップ・ア・コップ」(おまわりさんにチップを)】 2005年04月25日
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  • ハワイでは、毎週のようにいろいろなイベントが行なわれていますが、とっても楽しいイベントを見つけちゃいました。 今日は、そのイベントのご紹介。 その名も「チップ・ア・コップ!」、「チップをおもわりさんに!」というもので、ワード・センター、ワード・ウエアハウス、ワード・エンターティメントの3つのショッピング・センターにある、12のレストランの協力で行われました。
  • おまわりさん達は、このレストランでウエイターやウエイトレスとして無償で働いて、彼らがもらったチップはスペシャル・オリンピックス・ハワイに寄付されることになっています。 それで、「チップ・ア・コップ」というわけなんです。 ご存じの方も多いと思いますが、スペシャル・オリンピックスは、知的障害のある人たちのオリンピック。 ここ、ハワイ支部では、4年に1度だけではなく、年間を通じて、水泳大会、自転車競技、マラソンなど、さまざまなスポーツの大会を行っています。
  • ハワイのおまわりさんは、フレンドリーなことで有名ですが、実際に、彼らのウェイター、ウェイトレスぶりはどんなものなのか、スペシャル・オリンピックス・ハワイの人の案内で、4月20日、レストラン巡りをしてみました。
  • 今回のこの「チップ・ア・コップ」には、ランチとディナーで、160人のおまわりさんが協力したということです。 ホノルル警察から60人、その他には、州警察や保安官、陸軍、空軍、海軍、海兵隊からの軍の警察官、沿岸警備隊、麻薬取り締まり局にスワットチームなど、聞くだけで怖そうな職業の人達が参加。 みなさん非番やお休みを利用してのボランティア活動ということで、ユニフォームは着ていませんが、ホノルル警察では背中にHPDとかポリスと書かれたTシャツ姿、州警察や軍の警官達もお揃いのシャツを着ていて、一目でそれとわかります。
  • その中の一人、スワットチームのデンさんは塗り壁のような大きな体に、頭をつるりと剃っていて、見た目が怖いんですよ。 その彼が、金バッチを見せてから、にーっこり笑ってオーダーを聞いているんですが、その時、注文していた若い男の子のグループは、背中がシャキン!って伸びて、すごく緊張していました。 逆に、若い女の子は、「ワァ、もう一回バッジ見せて!触らせて!」と大騒ぎ。 今度はデンさんの大きな背中が逃げ腰になっていました。
  • また、毎年このボランティアをしてもう14年になる、という日系人のスティーブン巡査は「ベテランだからね、自分で店も選んでるんだよ」と言ってました。 そのスティーブン巡査がボランティアをしているお店は、お寿司屋さん。 仕事の後に出される食事(まかない)に、お寿司が出ることが楽しみで、この店を毎年選んでいるそうなんです。 何年か前には、スティーブン巡査に、お寿司を握ってほしいと女性から注文されて、初めて握って出したら、お皿の上をゴロゴロ転がり回るおにぎりみたいなお寿司ができちゃったそうなんです。 スティーブン巡査は「その女性は50ドルの寄付をしてくれたんだよ」と、自慢げに話していましたが、それ以来、スティーブン巡査にお寿司を握ってほしいという注文はないそうです。 そのスティーブン巡査、日本語は全然ダメなんだそうですが、「ヘイ!らっしゃい!」だけはとっても上手でした。
  • もちろん私もチップを払って寄付しました。 お相手は、去年就任した第9代ホノルル警察署長ボーズ・コレアさん。 彼は、ボランティアの警察官の励ましに来ていて、オリジナルの「チップ・ア・コップ」のエプロンにサインをしたり、お客さんと写真を撮ったりしていました。 彼は身長が2メートルあって、俳優さんのようにかっこいいんですよ! 私も一緒に写真を撮ったんですが、緊張して足がもつれてしまいました。 署長さんからサイン入りのエプロンをもらって、ドキドキしながら、25ドルのチップを手渡しました。
  • 今年の「チップ・ア・コップス」は、1万2千ドルのチップが集まり、スペシャル・オリンピックスに寄付されたそうです。 このイベントは、毎年4月頃に行なわれるんですが、ガイドブックにはほとんど載っていません。 スペシャル・オリンピックスか、ワード・センターのホームページでイベントをチェックしてみてください。
【ダウンタウン散策はお勧め!】 2005年04月18日
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  • 今日は、「ダウンタウンの散策に出かけよう」がテーマです。ハワイのビジネスの中心地、ホノルルのダウンタウンの街をご紹介。近代的な高層ビルが立ち並ぶこの町は、昼間はアロハシャツを着込んだビジネスマンが、携帯電話片手に闊歩するかっこいい街でもあるんです。私もいつかは、ダウンタウンのビジネスウーマンになるのが夢なんです。
  • ハワイの首都が、マウイ島のラハイナからホノルルへ移されたのは1845年のことでした。その後、アメリカの急速な経済成長と領土拡張の波が押し寄せ、ホノルルを中心に建築ブームが起きたそうです。当時のホノルルの玄関、ホノルル港を中心にしたダウンタウン地域には、築百年以上の歴史的な建物が、集中して建っているんです。古い建物だけではなく、新しい顔としてギャラリーが沢山できています。今日はダウンタウンの古い建物と、新しいギャラリーを散策します。
  • まず歴史的な建物を訪ねます。二ミッツ・ハイウエィの一本山側を通っているマーチャント通り。百年ほど前は、この通りがホノルルのビジネスの中心で、銀行や商社が集中していたそうです。現在のマーチャント通りは一方通行道幅5メートルほどの小さな通りで、私は今回初めて通りました。全長300メートルの通りは、窓枠や入り口がドーム型になっている見事な建物が並んでいます。建てられた年がプレートに書かれいて、建物の年齢が一目で分かります。
  • どのビルも普通にオフィスとして使われているので、中を覗くのは難しいんですが、旧ホノルル警察のビルは入ってみることができました。入り口にはホノルル・ポリス・デパートメントという看板が残っています。1931年に建築され1967年までホノルル警察と地方裁判所として使われて来たそうで、今は、ホノルルの住宅局などが入り、一般の人達が出入りしています。アールデコ調と言う事なんですが、入り口から上がる階段の壁も1枚1枚見事なタイル張りで、室内の天井や壁など、ため息が出るほど素敵なんですよ。あんぐり口をあけて見ていたら、「何かご用?」と事務の男性に聞かれてしまいました。「あまりきれいで、見ているんです」と言ったら、「どうぞ、ゆっくり見て行ってください」と親切でした。
  • ホノルルで1番古いビルの「メルチャーズ・ビル」は1854年に建設されたもので、中のオフィスから出てきた女性に話しを聞くと、「この壁は珊瑚でできているのよ。室内が暗いのと、古い造りでいろいろ規制があって、使いにくいのよね。でも大事にしているの」と言っていました。マーチャント通りの突き当たりで、交差するヌアヌ通りを見ると、その両方の通りには古いビルがた立ち並び、まるで時代をワープしたような感覚に陥るんです。馬車や立派な髭をはやした紳士が通り過ぎていってもおかしくなく、セピア色の写真でも見ているような感じなんですね。
  • そのヌアヌ通りを山に向かって歩くと、古いビルや、空きビルの一室を利用したたくさんのギャラリー。今、ギャラリーの数は30軒以上もあります。 高級そうな油絵が飾ってあって入りにくそうな所から、ハワイア〜ンな世界、椰子の木やハイビスカスの食器から手作りジュエリーが並ぶ店。地元のアーティストが運営しているギャラリーには、日本の漫画が背もたれから足までびっしり貼りつけてある椅子、孔雀の羽がビョンビョン飛び出た壁掛け、どんな家に飾ってもそれだけが目立ちそうな突拍子のないものが並んでいて楽しいんです。孔雀の壁掛けでも500ドルと、ちょっと高いんですけど。作った本人が店番をしていて、「いいでしょう?ただ感じるままに作ってみたのよ」と言ってましたが、無理矢理売ろうとはしないので、安心してください。ティールームも兼ねたギャラリーも多いので、甘いケーキでもいただきながら一休みするのもいいかもしれませんね。
  • ちなみにワイキキの通りに置いてあるフリーペーパーの中には、ダウンタウンのギャラリーマップがおかれていますので、参考にして下さい。ただし、ダウンタウンを歩くなら夕方までに終わらせましょう。夜はあまり治安がいいとは言えません。週末はオフィスが休みなので人が少なく、ギャラリーも閉っているので、平日の午前中がお勧めの時間です。
【ハワイが全米で一番になったもの!】 2005年04月11日
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  • 去年、2004年の始め頃に、ハワイやホノルルが「全米で一番になったもの」をご紹介しました。快眠できる都市、健康都市、などで一番になっていました。あれから一年、きょうは今年の「全米でのランキング」をお伝えしたいと思います。
  • まず、全米ビーチ・ランキングです。もちろん今までにも、ビーチ・ランキングでは常連のハワイですが、今年は第一位に、ここオアフ島のハナウマベイが選ばれました。日本の皆さんにはお馴染み、メチャクチャ有名なハナウマベイですが、「細かい白い砂と、エメラルドグリーンの海の色、腰の深さだというのに数多くの熱帯魚と一緒に泳げる、小さな宝石のようなビーチ」と、絶賛されました。全米100ヶ所以上のビーチの中から、砂の色、水質、騒音、衛生、駐車場のスペースなど、50項目の評価基準で選ばれました。1991年にビーチ・ランキングがスタートしてから、ハワイのビーチは9回も首位に輝いていて、ハワイのきれいなビーチは私達の自慢でもあるんです。
  • 続いては、ハワイのドライバーのシートベルト着用率。驚くなかれ、飛び抜けての全米一位というお話です。ハワイでは昨年度から、シートベルト着用キャンペーンの「クリック・オア・チケット」を行なっています。直訳すると「シートベルトをカチャッ!しないとチケットよ!」と、まるで脅し文句のようなタイトルのキャンペーンなんですね。テレビCMでは、数人の警察官が腕を組んで現れ、シートベルトをしていないドライバーに対して容赦無くチケットを切る姿が写されています。たしかに、シートベルトを着用していないと、77ドルの罰金を取られてしまいます。そのおかげで、ハワイ州のシートベルトの着用率は、なんと95%にまで達しました。ハワイの運輸局は、「95%という数字は全米でも今だかつて例がない」と大喜びです。シートベルトをしていないことで起きるケガや死亡事故が、目に見えて減っているそうです。
  • 次は、今年行なわれたインターネット会社の調査で、ここホノルルの街はインターネット利用者のブロードバンド使用率が一番高かったんです。 全米では平均33%という結果だったのに対して、ホノルルのブロ−ドバンド使用料金が他の都市より高額というのに、52%という高い数字がでました。 この高い利用率は何故なのか。ハワイは太平洋上に隔離されているので、手短に接続できるインターネットでの情報やメールの交換などが、重要視されているからと見られています。私もハワイに来てからコンピューターを手に入れて、本格的にインターネットを始めました。今では日本やアメリカ本土のニュースや情報、そしてメール交換で、自分が離れ小島にいる事を忘れさせてくれます。
  • さて次、ハワイは全米で一番の長生き、長寿の州である事がわかりました。 ハワイ・メディカル・サービス・アソシエーションの健康調査によりますと、ハワイ人の平均寿命は80歳で、全米平均にくらべ3年も長生きの州であることがわかりました。アメリカ本土の人と比べて健康保険の加入率も高く、健康診断を定期的に受けている人も圧倒的に多いそうなんです。75歳以上の高齢者の人口は、12年間で33%も増加していると言います。これからは、高齢者に優しいハワイを目指していかなければなりません。
  • ハワイは物価が高いことで有名ですが、今どんどん上がっているのはガソリンです。ガソリン価格は、今も全米一の高値を次々と更新中です。 今1ガロンあたり平均2ドル46セントとなっています。リッター70円位なので、日本に比べたら結構安いのですが、通勤の手段が市バスかマイカーに限られているハワイでは、このガソリン価格の高騰は深刻な問題なんです。
  • そして家賃です。2000年の国勢調査では、ハワイ州の平均の家賃が、1ヵ月779ドルで全米一高いんです。(8万円位)2位がニュージャージー州で751ドル、3位がカルフォル二アで747ドルでした。1番安かったのは、ウエスト・バージニア州で401ドルでした。ちなみに、オアフ島の一戸建ての平均販売価格は、55万ドル(6千万円)だそうです。とてもじゃないけど、ちょっと手が出せない価格ですよね。
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