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音楽ファンにオススメ 「スクール・オブ・ロック」「永遠のモータウン」

2004年05月04日
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スクール・オブ・ロック 公開中

  • 素人ロックバンドのメンバーで、バンドコンテストで優勝して脚光を浴びたいと思っている男が主人公。 演じるジャック・ブラックは、全米で人気上昇中のコメディアンで、CDも出しているロックミュージシャンでもある。
  • 物語は、この主人公が「ロック」=「反体制」=「自分勝手」という態度が仲間の反感を買って、バンドの仲間たちからはじき出されるところからスタート。
  • ひょんなことからこの主人公は、名門小学校に代用教員として潜り込む。 小学校の5年生の受け持ちになるが、保守的な名門校とあって、生徒は個性も子供らしさも押さえつけられた優等生ばかり。 ところが、子供たちは楽器の演奏能力だけはずば抜けていた。 そんな子供たちとバンドを組み、コンテストで優勝を狙う、という展開。
  • クラシックしか知らない、ツェッペリンなんて聞いたことがないという子供たちに、主人公が彼らにロックの初歩から手ほどきしていく様子がおもしろおかしく描かれる。 子供たちがロックを通じて少しずつ生き生きとした表情になっていくのと並行して、主人公も人間として成長していく。

永遠のモータウン 公開中

  • 1971年に発表されたマービン・ゲイのアルバム「ホワッツ・ゴーイン・オン」。 実はモータウン・レコードで初めてバックミュージシャンのクレジットがジャケットに記載されたアルバム。 この映画は、そんなバックミュージシャンにスポットを当てたドキュメンタリー。
  • 当時のモータウンは、マービン・ゲイをはじめスティービー・ワンダー、ジャクソン5、シュプリームスなど、次から次に大ヒットを放っていた。 彼らのバックで演奏していたのが、仲間内で「ファンク・ブラザーズ」と呼ばれていたスタジオ・ミュージシャンたち。
  • 当時の演奏シーンや過去のエピソードの再現ドラマ、そしてまだ現役で活躍中のメンバーたちへのインタビューなどに加えて、最後は、彼らが「ファンク・ブラザーズ」を再結成してツアーに出るまでを描いていく。
  • ラストのコンサートでは、ステージ上にもう亡くなったメンバーたちの遺影が飾られ、感動的でぐっとこみ上げてくるものがある。 ちなみに、今年のグラミー賞で「ファンク・ブラザーズ」には「功労賞」が贈られた。

「キル・ビル vol.2」「パッション」

2004年04月27日
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キル・ビル vol.2 公開中

  • クェンティン・タランティーノ監督の話題作の後半部分。 ヒロイン、ユマ・サーマン演じる女殺し屋の復讐のドラマ。 前編で5人のうち2人を始末した彼女が、残る3人と対決する。
  • 舞台は、東京から、今回はテキサス、中国、メキシコへ移る。 前回は日本のヤクザ映画やチャンバラ映画へのオマージュがたっぷり。 今回はマカロニウェスタン、カンフーへのそれが盛り込まれている。
  • 見所は、前編では声だけしか登場しなかった宿敵「ビル」(デイビッド・キャラダイン)とヒロインとの対決。 物語の中でビルとヒロインの間に生まれていた4歳の娘が登場し、2人の過去の因縁が明らかになるという展開。
  • このvol.2でようやくドラマの本筋に入ってきたという印象で、vol.1がアクション映画だとすると、この2は倒錯的なラブストーリー。 vol.2はアクションとドラマがほどよく配分されて、座りの良いできあがり。

パッション 5/1(土)公開

  • キリストの最後の12時間を描いたもの。 監督は、熱心なカトリック信者でもあるメル・ギブソン。 メル・ギブソンが私財27億円を投じて作った作品。
  • 基本的にはインディーズ映画だが、公開前後から、ユダヤ人差別やキリスト受難の残酷描写で社会現象化し、記録的大ヒット中。 特にアメリカでは、十字架のシーンでショック死する人も出てしまった。
  • メル・ギブソンは、キリストを捕まえたユダヤの司祭たちにキリストを殺した責任があるという描き方。 これに対して「メル・ギブソンはキリストを殺した責任を我々に押しつけている」とユダヤ人たちから非難されている。
  • 問題点2の残酷描写。 実は十字架のシーンよりも鞭打ちのシーンの方がすさまじい。 今まで見たことのない血なまぐい描写でショッキング。
  • ユダヤ人でもなくキリスト教信者でもない立場の人間から見て、この映画の出来はどうかというと、世界一有名な原作の映画化であり、下手なスプラッタホラーも顔負けの暴力描写。 2時間をあっという間に見せてしまうギブソンの監督としての力量は、さすがアカデミー監督、と感じさせる。

「コールドマウンテン」「みなさん、さようなら」

2004年04月20日
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「コールドマウンテン」 4/24(土)公開

  • レニー・ゼルウィガーが助演女優賞を獲得した作品。
  • 物語は南北戦争の末期、ジュード・ロウが演じる南軍の兵士と故郷で彼を待つ恋人ニコール・キッドマンのラブストーリー。
  • 3年前にたった一度キスをしただけの恋人同士の2人だが、戦場で負傷したジュード・ロウはもう一度彼女に会うまでは死に切れないと思い、脱走兵になり故郷のコールドマウンテンを目指す。
  • 監督アンソニー・ミンゲラは「イングリッシュ・ペイシェント」でアカデミー賞を獲得しており、戦争という局面状況下の男女のラブストーリーという点ではこの新作も共通している。

「みなさん、さようなら」 4/24(土)公開

  • カナダのドゥニ・アルカン監督の作品で今年のアカデミー賞外国語映画賞を授賞。
  • 主人公は末期がんの大学教授で享楽主義的な人生を送ってきた偏屈な性格の人物。
  • 物語は死期を宣告された主人公の下に息子と別れた妻が駆けつけるところからスタート。
  • 家族の愛情と仲間たちの友情が全篇を包み込んでゆくところが見所で、「たいしたことのない馬鹿な人生だった」と仲間たちと笑いあう主人公に拍手を送りたくなるような気持ちになる。

「オーシャン・オブ・ファイアー」「永遠の語らい」

2004年04月13日
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オーシャン・オブ・ファイアー 4/17(土)公開

  • 「ロード・オブ・ザ・リング」でスターになったヴィゴ・モーテンセンが主役をはるアクション・アドベンチャー
  • 物語は、1890年、アメリカの西部からスタート。 主人公はカウボーイで、野生馬の愛馬と様々なレースに出て無敗を誇る。 ウェスタン・ショーに出るようになって「世界一速い馬」と評判に
  • それを耳にしたアラブの族長が、世界で一番速いのはアラビア馬だ、と挑戦状。 ストーリーはアラビアの砂漠を越え、3千マイルのサバイバルレースへと展開。 タイトルに用いられた「オーシャン・オブ・ファイアー」は、千年の歴史を持つこのレースの名前
  • 監督は、ジョー・ジョンストン。 「ジュラシック・パーク3」などでCGIを得意とする人。 今回はアラブの大砂漠という舞台があるので要所要所でCGIを使っているが、馬と人のドラマをメインに据えている

永遠の語らい 4/17(土)公開

  • ポルトガルのマノエル・ド・オリヴェイラ監督の新作。 今年95歳
  • 物語の前半は、地中海からインドに向かう豪華客船が舞台。 ギリシャやエジプトなど古代遺跡をめぐって、母親と7歳の娘が西洋文明をおさらいしていくという趣き
  • 後半からジョン・マルコヴィッチ扮する船長がホストを務めるディナーテーブルが中心に。 そこには、フランスの実業家役でカトリーヌ・ドヌーブ、イタリアの元モデル役でステファニア・サンドレッリ、そしてギリシャの女優役でイレーネ・パパスという顔ぶれで西洋文明について語り合う。 それぞれが自国語で話すが、まるで4人が1つの言葉を話しているように会話は進む
  • 監督がこの映画を作ったのは、9.11がきっかけ。 優雅な船旅を描いていく弧の映画が、思いも寄らぬショッキングなエンディングを迎える

《プレゼントのお知らせ》

それぞれの映画の劇場鑑賞券をそれぞれ5組10名様にプレゼント
〒107-8066 TBSラジオ・森本毅郎スタンバイ  「劇場鑑賞券プレゼント」の係
「オーシャン・オブ・ファイアー」か「永遠の語らい」か、ご希望の作品名と、住所・氏名・職業・年齢・電話番号・番組への感想をお書きになってハガキでご応募ください。
4/16日(金)消印有効。 当選者の発表は発送を持ってかえさせていただきます。

「ロスト・イン・トランスレーション」「列車に乗った男」

2004年04月06日
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ロスト・イン・トランスレーション 4/10(土)公開

  • フランシス・コッポラの娘・ソフィア・コッポラの監督二作目で彼女の書いた脚本が今年のアカデミー賞も獲得した話題の作品。
  • 主演はこの作品で男優賞にノミネートされたビル・マーレイと 人気急上昇の若手女優スカーレット・ヨハンソン。
  • 映画はこの2人が、お互いに心を通わせていく様子を描いていく。
    2人がよくある恋愛関係に発展しないところが、この作品の見所。
  • 我々日本の観客に興味深いのは全編日本ロケ。
    短い京都のシーンを除いて、物語の舞台は東京で新宿、原宿、渋谷、代官山など普段見慣れた光景が、コッポラの目を通して、新鮮に見えてくるところが面白い。

列車に乗った男 4/17(土)公開

  • フランスのベテラン監督パトリス・ルコントの新作で、こちらも主要人物はたったの2人。
  • ジャン・ロシュフォールが演じるのは定年退職して、広大な屋敷に1人で暮らす元教師。
    もう1人はかつてフランスのプレスリーとして一斉を風靡した人気歌手・ジョニー・アリディが演じる旅烏のアウトロー。
  • 舞台は地方のリゾート地で、この地に降り立ったアリディがシーズンオフでホテルがなくロシュフォールの屋敷に泊めてもらうところからスタートする。
  • お互いに身の上話をするうち、全く違った人生を歩んできた2人は お互いの人生に憧れを抱くようになる。
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