2015年4月期連続ドラマ毎週日曜よる9時
4月20日(月)
篤蔵たちが生きた時代の匂いが香る、古きよき時代の面影を残す格調高い都内のとあるホールにて、『天皇の料理番』制作発表が行われました!
かねてから告知をしていた「公式YouTubeチャンネル」限定でライブ生中継も行い、
世界中に配信された制作発表。
残念ながら「見られなかった~(泣)」という方のために、レポートにて会見の模様を皆さまにお届けします!
まずは、TBS藤森祥平アナウンサーの呼びかけで、
番組制作スタッフを代表し、石丸彰彦プロデューサーと脚本・森下佳子さんからのご挨拶です。
プロデュース:石丸彰彦
『 本日はお集まりいただきありがとうございます。
天皇の料理番は、ある男が料理に夢をみて、そして料理に愛され、家族に愛され、師に愛され、仲間に愛される。そんな愛の詰まったドラマだと思っています。
信頼できるスタッフと、すばらしいキャストの方々と、今、一生懸命つくっています。
ここまでやるべきことはやってきたつもりです。自信作になっています。
4月26日日曜よる9時。期待して待っていてください。宜しくお願いいたします 』
脚本:森下佳子
『 脚本を担当しています。森下です。
秋山徳蔵さんの人生を知ったとき、破天荒でエネルギッシュで、人間味があるこの人生をお茶の間に届けたいなと思いました。
夢は本当にすごい力を持っていて、その人の人生を変えるのはもちろんですし、その結果、世の中までも動かしていく…そんなものだと思っています。そのエネルギーを感じていただければと思っています。宜しくお願いいたします 』
番組の予告動画でもおなじみの『威風堂々』の曲にあわせて、
ついにキャストたちが登場!!
厳かな会見場、厳かな曲…
そして、たくさんの記者を目の前に
キャストたちの表情もいつになく真剣に。
秋山篤蔵役・佐藤健さん ごあいさつ
『 本日はお足元の悪い中、本当にありがとうございます。
12月から撮影していまして、現在は9話を撮っています。いよいよ今週の日曜に1話が放送されると思うと、緊張している反面、高揚しています。
篤蔵さんという破天荒なキャラクターと、一人の男の一生を最後まで演じきるというのは、初めての挑戦ですので、今回、越えるべきハードルが多いですが、日々精一杯、誠意をこめて演じさせていただいています。
たくさんの方に見ていただきたいと思っております。宜しくお願いいたします 』
高浜俊子役・黒木華さん ごあいさつ
『 高浜俊子という、篤蔵さんの夢を支える、控えめながら芯の強い女性を演じています。
本日はよろしくお願いいたします 』
松井新太郎役・桐谷健太さん ごあいさつ
『 松井新太郎という役は、何事にも囚われない空に浮かぶ雲のような、しなやかで、強くたくましい男。こういう役は、僕にとって初めての役なので、一生懸命楽しく演じさせていただいています。ぜひ、観ていただけたら嬉しいです 』
山上辰吉役・柄本佑さん ごあいさつ
『 山上辰吉という役を演じさせていただいているのですが、この役は篤蔵さんと一緒に料理を学んでいく役です。日々頑張っています(照笑)。よろしくお願いします! 』
森田梅役・高岡早紀さん ごあいさつ
『 のちに、篤蔵が働くことになる、町の食堂「バンザイ軒」の女将さんの役です。
私の役は、この時代に生きた女性としては、すごくブッとんでいて、すごくひょうきんでおもしろい女性。私自身もなかなかここまでブッとんでる役も演じることは多くはないので、ドキドキしながら、とても楽しんで演じさせていただいています 』
森田仙之介役:佐藤蛾次郎さん ごあいさつ
『 横にいる、ブッとんだ女房の旦那でございます(笑)。なぜか絶倫という設定でございます(笑:会場も大爆笑)健くんと一緒に料理を作ったり、支える男でございます。
おもしろく出来ていますので、ひとつ宜しくお願いします 』
吉原の女郎 茅野役・芦名星さん ごあいさつ
『 桐谷健太さん演じる新太郎の幼なじみです。外のことをあまり知らない身ですので、新太郎さんを通して外を知ったり、大きな夢を持っている新太郎さんに密かに想いをよせていたり、そして篤蔵さんと新太郎さんがいろんな悩みを持って話しているときに、私も一緒に聞いて、二人を見守っている。そんな役です。宜しくお願いいたします! 』
秋山周太郎役・鈴木亮平さん ごあいさつ
『 周太郎は、弟である篤蔵の可能性を誰よりも信じて、支え続ける役です。彼自身も東京で弁護士になるという夢を抱いている途中でして、夢半ばに病に倒れて、夢を諦めざるを得なくなります。みんながみんな、夢を叶えられることが出来ない世の中で、夢を諦めざるを得なかった人間がその後、どうやって生きていけばいいのか、どうやって生きていく美しさがあるのかを意識して演じました。今日は会見にお越しいただき、ありがとうございます 』
秋山周蔵役・杉本哲太さん ごあいさつ
『 主人公、篤蔵の父親を演じさせていただきました。
エキセントリックな父親の役です。宜しくお願いいたします 』
桐塚尚吾役・武田鉄矢さん ごあいさつ
『 私は、篤蔵の兄貴の大学の教授です。
好青年の周太郎をとても大事にしているのですが、その勢いで同じように篤蔵のことも教え子かのように可愛く思っていく…そんな大学教授の役です。
今、日本のドラマ界のトップを走っている若手の方と一緒にお仕事ができて、とても元気がもらえました。出来上がりをとても楽しみにしています 』
五百木竹四郎役・加藤雅也さん ごあいさつ
『 この当時、非常に上下関係が厳しいなか、英国公使館というところでコックをやっていまして、グローバルな考え方を持っているキャラクターです。
そして、主人公の秋山くんにパリに行くことを提案した張本人です』
秋山ふき役・美保純さん ごあいさつ
『 今回は4人の息子を持つ母ということで、“岸壁の母”を聞きながら母心を頑張って演じました。母性を中心に演じることは今までになかったので、やさしい感じを出すように演じました 』
粟野慎一郎役・郷ひろみ さん ごあいさつ
『 僕は、フランス在住の日本大使を演じています。ドラマに出演するのは20数年ぶりなのですが、本当にすばらしいお話をいただいたなと思っております。
フランス在住の日本大使ということで、フランス語が堪能なんですよ。撮影に入る前からずっとフランス語聞きっぱなしでした。朝起きた瞬間からフランス語を聞いて、寝る前も、移動中もずっと。僕の9ヶ月の子どもたちが、フランス語が家でずっと流れているからか「アロー?」と言った気がしたんです。まだ全然話せないはずだから言うはずがないのに…と、耳の中に入ってくる音すべてがフランス語に聞こえるくらい、ずーっと聞いていて、やっと3週間前くらいに撮影が終わり、その日からフランス語をぱたっと聞かなくなったけれど、一週間くらい前に新曲のPV撮影の際に、なぜかフランス語をつぶやいている自分がいたりして(笑)。おそらく一生自分の中から消えていくことはないだろうなあと思いました。僕自身も出演していながら、放送をこんなに楽しみにしていることはなかなかないこと。本当に楽しみにしています!』
宇佐美鎌市役:小林 薫さん ごあいさつ
『 私が演じるのは宇佐美鎌市と申しまして、篤蔵が本格的に料理修行を始める華族会館の料理長という役柄です。
“料理は真心だ”をモットーに、自他共に非常に厳しい、そして男気のある役をやらせていただいています。もう少しだらしない役柄だったら楽だったのになあ(笑)と、思いながら収録が始まれば、周りの人たちに負けないよう一生懸命頑張っております 』
今日の制作発表レポート ~ごあいさつ篇~はここまで!
次回は、 “愛について” キャストのみなさんに語っていただきましたので、こちらをお届けします。お楽しみに!