現場レポート

金曜ドラマ『神の舌を持つ男』金曜日よる10時から

現場レポート

舞台挨拶レポート!

★制作発表の模様はこちら★

7月4日に開催した「特別先行試写会」
試写会の前に行われた舞台挨拶の模様を一部紹介します!
この舞台挨拶はLINE LIVEでも生配信され、多くの方にご覧いただき、さらにリアルタイムでコメントが届く……ということで、視聴者のみなさんの生の声を見聞きし、向井さん、木村さん、佐藤さんは若干テンション高め!

舞台挨拶では客席中央の花道から登場したのですが、向井さんが“つまずくフリ”をして登場すると、木村さん、佐藤さんもそれに続き、転ぶフリや客席とカラミつつ舞台へ。堤監督は櫻井さんにおんぶされて登場し……客席は大爆笑でした!

舞台挨拶には、向井理さん木村文乃さん佐藤二朗さん堤幸彦監督、脚本の櫻井武晴さんが登壇し、司会は『王様のブランチ』でもおなじみの鈴木あきえさん

MCはあきえちゃん!

鈴木あきえさん(以下、鈴木):ラブコールがすごいですね!
木村文乃さん(以下、木村):ありがとー!
佐藤二朗さん(以下、佐藤):佐藤さんって
向井理さん(以下、向井):佐藤さぁ〜ん!

鈴木:会場も沸騰してまいりましたね。
向井:こんにちは。足元の悪い中、ありがとうございます。そして、LINE LIVEをご視聴のみなさん、ありがとうございます。佐藤二朗なう、です。
佐藤:それはやめろ!たしかに7月14日に発売になるけどね、おれのツイッターが本になるけどな。
向井:生配信なので言いたいんですけど……「佐藤二朗なう」抱腹絶倒大爆笑間違いなしの、佐藤二朗さんが書いているツイッターの本がですね、このドラマの1話と2話の放送の間に発売されます。それを聞いたときに僕は、このドラマは「佐藤二朗なう」の壮大なプロモーションなのでは……
佐藤:ちがう。ちがう。それは違う。
堤幸彦監督(以下、堤):そうだったの?
佐藤:違う。違う。
向井:「佐藤二朗なう」買わないでいいです。今日、みなさんにはお配りします!

客席から大きな拍手が!!

佐藤:いやいや、まだ出来てないから!今、関係ないから!ま、7月14日に発売になるわけだけども。それがね、7月14日に発売になると聞いた理か「どこかでいいますよ」って言ってくれたんだけど、まさかここでぶっこんでくるとは思わなかった。
鈴木:冒頭ですからね!
向井:編集できないところで。
佐藤:生ですから、生配信。
鈴木:すばらしい。仲がいいんだか、悪いんだかよく分かりませんが、ナイスチームワークということで。向井さん、このドラマの率直な感想をお聞かせください。
:戻すね、ブランチ!
鈴木:そうですよ!(笑)
向井:ほんと!
佐藤:さすが、あきえ!!
向井:一言でいうと、よく分からない、荒唐無稽なドラマになっています(笑)。ただ、今一番僕が一番見たいドラマになったと思いますし、堤監督に手のひらで転がされながら、すごく面白く出来たと思います。ひとことで言うのはすごく難しいのですが、見ていたければ分かるとおり、すごくふざけたお話になっていますので、ぜひご堪能を。
鈴木:素晴らしいですね!
:感動作でも……
向井:感動作では、ない。
佐藤:感動作では、ない。
:どうですか?脚本の櫻井先生!
櫻井:感動作は発注されていませんね。
木村:(笑)
:まいったな〜
佐藤:発注されてないって(笑)
鈴木:いいですね(笑)。みなさんの温度差が(笑)
佐藤:温度差って(笑)
鈴木:情報によりますと、今回、向井さんは新しいキャラクターにチャレンジされているということで。
向井:そうですね。朝永蘭丸のキャラクター、(自分でも)よく分かっておりません(笑)。撮影は進んでいますが、わからないまま、走り抜けた感じですね(笑)
:その割には相当色々やっていますよね。
向井:うーん……
:すっごいカワイイ。見てもらったら分かるけど、すっごいかわいいんですよ。
向井:うーーんーー
佐藤:そうね。
:かわいさは要求しなかったんですけど、すごいかわいいんですよ。これは私も驚いたのですが、向井くんがこのドラマに「かわいさ」というお土産を持ってきてくれた。
向井:(蘭丸のことを)嫌われたくない一心で出たキャラがカワイイという(笑)
鈴木:監督も太鼓判を押すかわいいキャクターも楽しみでございますが、そのめがね姿、そしてドラマの中ではセクシーな姿も見られる?
向井:そうですね。衣装合わせをしたとき、2mぐらいの布がおいてあったときには、何か分かりませんでした。一反木綿かと思ったら、ふんどしでした(笑)
鈴木:ふんどし姿が見られる?
向井:ふんどし姿で朝5時から自転車に乗って町を走らされました。
客席::(笑)
鈴木:すごいですね。
佐藤:すごかったね!

鈴木:木村さん演じる甕棺墓光は流浪の古物骨董屋ですが、演じてみていかがですか?
木村:はい。えーっと……(ファンの方がいっぱいいて……)ありがとー!ほんと嬉しい。こんなに賑やかな場で、楽しいですね。
:ふみニストっていうんですか?
木村:はい。そうなんです。
:へぇ。
木村:うふふ。
鈴木:ふみニストの皆様が…
佐藤:フェミニストとかけてる!
:説明しなくていいよ。別に!
佐藤:(しょぼん)
木村:そうなんです。いつも応援してくださっていて。遠方から来てくださった方もいらっしゃると思いますけど、来てよかったですね。私も楽しいし、きっとみなさんも楽しんでいただけるのではないかと。えーっと……何の話でしたっけ?(笑)
鈴木:ドラマですよーー(笑)役柄の話を!
木村:あ、そうだった。ごめんなさい(笑)
鈴木:いかがでしたか?甕棺墓光は?
木村:初めてお話をいただいたとき、とにかくビックリして。(甕棺墓光は)たぶん、世のみなさんが思い描いている木村文乃のイメージとはかけ離れている人なので、私だと思ってドラマを見ると傷を負ってしまうかたがいるかも(笑)。別の人と思って見ていただいた方が面白いかなーと(笑)
:私は見抜いていましたよ。
木村:え?
:『イニシエーション・ラブ』(2015年堤幸彦監督)で。
木村:はい?
:いけるな、と。
木村:堤さん、前からそうおっしゃってくださっていて。私のどの部分を見てそう思ったんだろうと。たぶん、『イニシエーション・ラブ』を見てくださった方もいらっしゃると思いますけど……
:冗談です、これぐらいにしておきます(笑)
木村:ほんの一瞬の部分で思ったってことですか?
:私は見抜きました(笑)
木村:お仕事できて私はうれしいんですけど……(笑)
佐藤:クレームだよ。
櫻井:私はさっき、たっぷりクレームを言いました(笑)
木村:クレームじゃないです(笑)
鈴木:どうしました?なんか不穏な空気が流れていますか?
木村:いえいえ、全然いつもどおりですよ。ね?
鈴木:目に見えない何かが?
:とにかく見てください。(木村さんは)楽しい仕事をされています。
鈴木:いつもの木村さんのイメージとは真逆のイメージ?
木村:そうですね。
鈴木:新しいキャラクターも楽しみですね。

鈴木:衣装も、今回は変わるとうかがいました。
木村:(宣伝は)この衣装でやっていますけど、実は4話5話の衣装なんです。1話はアーミー、2話はゴスロリ、全部で7種類の衣装を着ました。
鈴木:そうなんですね
:最初からイメージ出来ていたんです。
木村:いやいやいや、ウソでしょう(笑)
鈴木:どういうことですか?
木村:1話の終わりくらいに、「光の衣装変えようか」と突然いわれまして。
鈴木:監督から?
木村:はいそうです。
:せっかくね、こんなにかわいらしい方にね、私は思い描くダサイ服を来ているのもどうかなーと思いまして。じゃあ毎週かえるべ、と。それは理由があるんです。この3人はは車で移動しているんです、その車の屋根にでっかいつづらみたいなものが結び付けてあるんですよ。中身は何だろうって考えたときに、あ!これは(光の)衣装が入っているんだなと。
鈴木:それで色んなタイプの衣装を木村さんが着ていると?それは監督の意見なんですね!
木村:全て監督の意見です。
:はい。
鈴木:監督の趣味趣向が入っている?
:衣装を決めるのは監督の仕事ですから。
木村:はい、そうです。
客席:(笑)

そんなやり取りの中、LINE LIVEを視聴去れている方から、タブレットにコメントが届き……。向井さん、佐藤さんに耳うち。

汗を拭く佐藤さん……。

鈴木:急にハンカチ王子が飛びましましたけど。
向井:“二朗さん、”汗っていっぱいコメントが書いてあったので。
木村:(笑)

:今、何人?(視聴している?)
向井:今34万人!
鈴木:おーーー!
:会場の皆さんと34万人が参加しているわけですね。
鈴木:では、続いて。ミスター汗。佐藤二朗さん。
木村:(笑)
:面白いね!
佐藤:ミスター汗って!

鈴木:宮沢寛治を演じてみて、どうですか?
佐藤:僕、登場でちょっと暴れすぎてですね、まだ息が整っていないんです(汗)。えーっと、宮沢寛治。ご覧になって分かると思いますけど、木村さんもすごく小顔でらっしゃるし、何より理が非常に顔が小さい。
:倍はあるよね!
佐藤:倍はないね!倍あったら、大変。倍はない。
:ちょっと後ろに立っても、同じ位に見える。
佐藤:そうです。
:遠近法で。
佐藤:そう、遠近法。だから……
:前に行くと、3倍ぐらいに見える。
佐藤:ちょっと俺にしゃべらせて。
向井:ちょっと巻きめでお願いします。(LINE LIVEの生配信は19時までなので)あと15分で切れちゃう。
佐藤:だから、日本のドラマ史上最高の遠近法破壊なんです。だから、視聴者みんな酔うと思う。
向井:二朗さん、起きてください。
佐藤:起きてる起きてる。こういう顔!目開いてる、鼻ある、こういう顔!
客席:(笑)
佐藤:全然、役の説明できなかったじゃないか!
木村:(笑)
鈴木:(客席に)二朗さん大好きっていうメモもありますけど、
佐藤:うん。さっき、お金渡したんです。

:好きって人がいる。奇特な……
向井:奇特な方がね。
客席:(笑)
佐藤:なに??(客席から声!)
客席:○○〜
佐藤:アモーレ?
:“朗”の字が間違っているよ。
向井:ほんとだ。“朗”が間違ってる。
客席:仏〜!
佐藤:仏というな!
客席:仏〜
佐藤:仏というヤツは強制帰宅!
鈴木:すごいですね。会場全体で、二朗さんをイジリだすという……(笑)
佐藤:二朗の“朗”の字が違うの!許さないよ。許さない。

鈴木:続いてまいりましょう。堤監督。
:皆様、お足元の悪い中、お集まりいただいて、ありがとうございます。20年以上、実は30年ぐらい持ち歩いていた企画で、長く生きているとこんないいことあるんですね。本当に面白いドラマになっていると思います。これはもう、脚本の櫻井先生が、私のいいかげんな企画にきちっとした設計図を与えていただき……
櫻井:そうです。20年間考えていたなら、もうちょっと考えていて欲しかった。
向井:(笑)
木村:(笑)
佐藤:(笑)
:そうですね。
櫻井:一応ね、でもがんばりました。素晴らしかったです。
:櫻井さんのおかげで設計図ができあがり、このお三方を中心に、日本の考えうる最高のキャストでですね、一体化してくれたということで。私還暦なんですけど、こんなに幸せなことはないです。もういいです。これで最後にします!
鈴木:えー!
客席:えー!
向井:いや、僕来年の仕事の予定、聞いてます。
:すみません!
佐藤:びっしりじゃん!
:今年最後の……仕事収めってことで……
鈴木:うそ、やめてくださいね!
:すみません。みなさん、ありがとうございます。楽しんでください。

鈴木:堤監督からもありましたが、最高の脚本に仕上げてくれたのはこの方!
櫻井:脚本の櫻井です。今回、このお話をいただきミステリーを書き上げたわけですが、現場で小ネタ等々、監督に付け加えていただきました。だから、どこが監督が現場で作ったものなのか、どこが僕が書いたものなのか、考えながら見ていただくと、楽しいと思います。(※赤い旗の演出は冗談です、笑)
:今日は僕が(試写会中に)赤い旗をあげたら、僕のギャグ!
客席:大爆笑
櫻井:という分かりやすい演出があるそうです。みなさん、楽しんでご覧ください。LINEの方はぜひオンエアを楽しんでいただければ、と思います。
鈴木:ありがとうございます。
佐藤:櫻井さんのマイクの持ち方が、部長みたいですね。
鈴木:あはは。そうですね。貫禄が尋常じゃなかったですね。
木村:(笑)
鈴木:甕棺墓光の2時間サスペンスマニアという設定は、櫻井さんのアイデアだとうかがいましたが……。
櫻井:そう言われるんですけど、その記憶がないんですね。植田プロデューサーからミステリーを書くんだったら、一緒にいる人物は、こういうキャラクターがいいんじゃないかとTBSが作っている2時間ドラマのDVDをたくさん渡された記憶があるんですが、私が2サスマニアの設定を作ったのかな?だとすると、どうかしてたのかな?
客席:(笑)
櫻井:うまくいったと思いますけど、
木村:私、結構がんばりました…
櫻井:そうですよね!ええ。一番テンション高い芝居をしてくださったので、
木村:そうそう
:すっごい面白いんですよ。
鈴木:楽しみですね。自分でも想像できないアイデアが積み重なった結果がこのドラマ!
櫻井:そうですね。
:まとめるね!ブランチ!
客席:(笑)
向井:ブランチっていうのは……やめてください。
鈴木:あははは。

鈴木:では、次でございます。ここでLINE LIVEに届いた質問をぶつけたいと思います。さとうあおいさんより、「二朗さーん!ぶんどしをしたときの気分はいかがでしたか?」
佐藤:これはもう、ほんとにね。ほぼ毎週ふんどしをしております。向井さんと一緒にね。
:すごい汗だよね。どうでもいいけど……
佐藤:そうなんです。汗っかきなんですよ。もういいじゃん、僕の汗のことは。ふんどしね。
客席:(笑)
佐藤:ふんどし、非常にですね。歳相応の怠惰な肉体を、
向井:熟れた果実。
佐藤:うん、熟れた果実といえばいいんですけど、怠惰な肉体ですね。こないだ一足先に1話を家族で見たんです。ちょうど、僕の怠惰な肉体、ふんどしのシーンで、嫁は小さく「うわ」っていいました。
客席:(笑)
佐藤:そして、4歳の息子は泣き出しました。
鈴木:え?
佐藤:それほど怠惰です。だから、皆さんも覚悟して見て欲しい。
鈴木:金曜よる10時に衝撃が走るわけですね。
佐藤:走りますね、当然走ります。
:でもね、たいだいの中年男性のアベレージです。
佐藤:僕は歳相応なんですよ。
:それは救いなんです。だって(向井さんが)かっこよすぎるじゃないですか。かわいすぎるじゃないですか。どこかで感情移入できる部分がないとダメなんです。
客席:(笑)
佐藤:感情移入担当です。
客席:(笑)
鈴木:佐藤さんのナチュラルボディもお楽しみに!
佐藤:いいね、それ使おう!

鈴木:ちなみにもう1つきております。きゃおりさんから、「ふんどしの色のバリエーションはありますか?」
向井:色は白ですけど、僕は毎回、ふんどしに、硫酸ナトリウムなど色々と書き込むので。
:大変だったんです。これ1ヶ月にわたって実験を繰り返した結果、書けないんです。濡れたふんどしにマジックでは書けないんです。しかも、自分ひとりで書かないといけない。ふんどしを引っ張りつつ書く。
向井:そうなんです。
:これ、生地の問題もいろいろあって。だからマジックの繊維と生地、これ1ヶ月位かかりましたね。
鈴木:えーー。選び抜かれた生地とマジックということですか?
:左様です。
向井:はい。
鈴木:そうなんですね。
:どうですか?ご意見番!
櫻井:その点については、よく知らない。
佐藤:ご意見番って(笑)
鈴木:ご意見番だったんですね(笑)
櫻井:脚本家です
佐藤:脚本家だね。
鈴木:みなさん、たくさんの質問ありがとうございました。

ここで嬉しいお知らせがもうひとつ!ドラマの主題歌を担当する、坂本冬美さんが会場に駆けつけてくださいました。

なんと坂本冬美さんも“つまずくフリ”をして登場!
客席:(大きな拍手)
:ありがとうございます!
佐藤:ありがとうございます(と土下座)

坂本冬美さんから、堤監督は花束を受け取り……。
:ありがとうございます(握手する)。
坂本冬美さん(以下、坂本):宜しくお願いします。
:手は洗いません!
坂本:銀座のママじゃないですからね(笑)、坂本冬美でございます。向井さんおめでとうございます。
向井:ありがとうございます。感無量です。

鈴木:坂本さんは歌だけでなく、ドラマにも出演されて。
坂本:ちょことね。
鈴木:楽しみですね
坂本:もしかしたら見逃すかもしれませんが……
向井:いやいや。
佐藤:誰も見逃しません!
向井:見逃しません!
佐藤:見逃しません、大丈夫です!
向井:壮大な撮り方もして……
:一番凝っていたと。
木村:(笑)
佐藤:あははは。一番凝ってたって、そんな事いうな!!
鈴木:パワーが詰まっているシーンになっているんですね。
坂本:はい。
鈴木:今回ドラマの主題歌を担当されたお気持ちは?
坂本:それはもう夢のようです。だって向井さんですよ。そのへんの向井さんじゃないんですから!
佐藤:その辺の向井さんって誰ですか?
向井:(笑)
坂本:まさか、演歌を採用していただけると思いませんでしたので、本当に幸せでございます。
:私どもも、坂本先生が引き受けてくださるなんて。
坂本:先生って!
:本当に光栄です。
坂本:こちらこそ、本当にありがとうございます。みなさま、どうもありがとうございます。
鈴木:監督から坂本さんにラブコールを送られたんですか?
:左様です。このドラマは、ちょっと笑えるとか、ミステリーだとか、色々と語られていますけど、基本的には日本人の旅情とか、人を恋する心とか、旅だとか、色んなものが詰まっている、何年でも続けられる準備がある。それには日本人の心に寄り添う歌が必要だなと思って……今考えました、すみません。
鈴木:えーー!!
佐藤:ようやく舞台挨拶っぽくなったのに!

鈴木:坂本さんは今年デビュー30周年ということで。
坂本:そうなんです。
鈴木:おめでとうございます。記念すべき年にドラマの主題歌と出演!
坂本:最高ですね。今年1年の運を使い切ったような。それくらい私にとっては大きな出来事です。
鈴木:気合がたっぷり?
坂本:だって(姿を)見てください。誰よりも気合入っているでしょ(笑)
佐藤:美しいです!
:先生。もうちょっと前に出て、照明のラインがここなので……
坂本:今、遠近法をつかっていたんですけど……
佐藤:(笑)
鈴木:お召し物が
坂本:見えますか?
:凛として。
坂本:コメントのしようがないですよね。
鈴木:感動の「ああ」ですよね!LINE LIVEのコメントに、「坂本冬美さん、着物姿かっこいいです!」と届いています。
坂本:どっからきたの?
向井:今、LINE LIVEで生中継しておりまして。
:生中継。今何人ですか?これを見てくださっているのは?
鈴木:40万人越えました!
客席:(拍手)
:生中継といいますか、インターネット中継です。
坂本:えーー。
佐藤:何だと思ってやっていたんですか?
坂本:だからタブレットを持っているの?なるほど!
客席:(笑)

鈴木:みなさんからの質問がリアルタイムで続々と届いています。やすはさんより「自分のシーンで一番好きなシーンはどこでしょうか?」
向井:好きなシーン、どこだろう?
木村:1話で、ですか?
:そうですね。1話か2話か。
向井:1話、何しましたっけ?雪!雪がすごかった!
佐藤:雪すごかった!
向井:でも、雪とは言っていない。
:7月期のドラマなので、雪ではないです
向井:ドラマ中に、僕と同じくらいのおおきさの、冬の風物詩が……
佐藤:「か」で始まるやつですね。
:かまくらだ、かまくら!
向井:そう、それ、言わないようにしていたのにぃ〜!
:かまくら!
向井:が、出てくるんですが、堤幸彦大先生の思いつきというか悪ノリで(笑)、ある加工を加えて、違うものに見立てています。
:よく見てください。よくみないと分からない。
鈴木:えーー!
佐藤:非常に大掛かりな……
向井:そうです、そうです。デジタルの世界だからこそできる……
木村:うふふ。
:2話も息が白くて……
佐藤:あのね、氷を入れても、氷を。氷を口に入れるんです、吐く息が白くならないように……
向井:二朗さんが話すとちょっと笑うっていう……
佐藤:説明ヘタクソなんです
木村:(笑)
佐藤:何が面白いんだ?!
向井: 寒さで息が白くなっちゃうので、息を冷やすために氷をたべるんです。冬とか
鈴木:寒いのに更に氷を
向井:そう。息が暖かいから白くなるので、それをさせないために、氷を食べるのですが、それでもダメで。
鈴木:うわー
向井:それも、
:あるセリフで乗り切りました。途中の回では、桜が満開になって……放送は8月位ですからね。それなのに、桜が満開はいかがなものかと。それもあるアイデアで、乗り切っている。
向井:乗り切っているかどうかは、みなさんに判断していただき……(笑)
佐藤:乗り切ってない可能性も(笑)
向井:“ないだろう”と、思う人もいるかもしれませんね(笑)
佐藤:そうだね(笑)
木村:(笑)
鈴木:桜の大変身も注目してご覧ください。
:リアルタイムでご覧ください。

向井:あ!時間だ。ではLINE LIVEご視聴ありがとうございました。試写会の模様はこれで終わりなのですが、7月8日(金)よる10時から15分拡大で放送しますので、ぜひ、本編を楽しみにしていてください。ありがとうございます!

このあと、舞台挨拶にいらっしゃっている皆さんとの秘密トーク!が行われ、最後に皆さんからメッセージを頂きました。

櫻井:今回、コメディの中でミステリーをするっていうことで、毎話ミステリーの中で、「犯人像」、「動機」、「手口」のどれかをコメディじゃないと成立しないものを使ってみようと思ってやっています。第1話は殺害の手口をコメディじゃないと通じないものにしてみました。そういったところもぜひ楽しんでください。

:中々テレビはですね、イベント化しなくなって残念なことが結構あるんですけど、この作品は、家庭で“ああだった、こうだった”、月曜日に学校や職場で“ああだった、こうだった”と語ってもらえる、ツッコミどころ満載に作りました。ぜひ楽しんでいただければと思います。今日は選ばれたみなさん、おめでとうございます。最後まで楽しんでください。

坂本:毎回、ふんどし姿が見られるという事で、私もいち視聴者として毎週金曜日の夜10時を楽しみにしております。ただ、終わったからと言ってチャンネルを変えないで。あ、ごめんなさい。いま、手で(チャンネルを)ひねる仕草をしてしまった……
佐藤:あははは!
坂本:今は押すんですね(笑)。ごめんなさい。最後までチャンネルを変えず、できれば主題歌も聞いていただければと思っております。よろしくお願い致します。

佐藤:すごく大変なスケジュールが、割と、なか……
:すごいな、汗!
佐藤:汗のことはいいじゃないですか!
向井:(笑)
佐藤:大変なスケジュールの中で撮った作品であります。あと、向井さんと木村さんと3人トリオですけど、回を追うごとに役が染み付いていって、堤さんの演出も全開で、とにかく絶対面白いので見てください。今日、試写会を見た方はツイッターとかに書いてもいいの?「面白かった」位はOK?
:ひとり10人!
佐藤:ひとり10人?10行じゃなくて?
:ひとりが10人!その10人がまた10人に
佐藤:ああ!
:あっというまに東京都いっぱいになっちゃう。
佐藤:拡散してくれってことです。皆さん、面白かったと思ったら、周りにたくさん伝えてください。

木村:すごく面白くて、毎日ハイテンポで撮影をしていたんですけど、実は私、『神の舌を持つ男』のココが好きだなってところがあるんです。実は、日常に隠れている、そうだったとふと思い返すような、人として大事な部分、忘れちゃっていた部分を最後に絶対きづかせてくれるポイントがあるんです。櫻井さんの脚本も監督の演出もすごく私は好きだし、ゲラゲラ笑える事はもちろんなんですけど、“人間ってこうだった”と思える部分もあるのが、この作品お魅力なので、その部分も合わせて楽しんでもらえたらなと思います。宜しくお願いします。
:素晴らしい!
櫻井:ありがとうございます。
:いいじゃないか、木村!
客席:(笑)
木村:ありがとうございます!
:いいよ、木村!
向井:(笑)
佐藤:(笑)

向井:散々ふざけてきましたが(笑)、本当にたくさんのキャストとスタッフで作っています。そしてゲストもとにかく豪華で、1話は片平なぎささんをはじめ、たくさんの方が出演してくださいました。本当に今までにない、ないというか、今の時代に忘れてしまっているようなコメディドラマになっていると思います。演じていて感じたのは、豪華なキャストだったり、素晴らしい脚本だったり、演出だったりの中に隠されて、すごく大事なメッセージが入っていること。それを徐々に気づいて、それを大事にすることによって、奥行きのある作品になったんじゃないかと、今初めて言いますが、確信犯だなと思いました。もちろん今の話は忘れていただいてもよくて、ただ笑っていただくだけでも、ありがたいのですが、その裏に自分の身近にあるんじゃないかということを、ちょっとずつ見せてくる、いやらしい演出!
佐藤:いやらしいっていうな!褒めてますね(笑)
向井:すごく中毒性のある、アディクティッドなものだと思うので、それをぜひ堪能していただければ、熱い夏を乗り越えていただけるのではないかと思います。初回は7月8日金曜日よる10時から放送です。たぶん、すごく細かい部分もこだわった作品なので、試写会で見ただけでは分からない部分もたくさんあると思います。その場合は、改めてオンエアをご覧になっていただけたら幸いです。どうもありがとうございました。
:すばらしい。向井さん、ありがとうございました。

以上で、舞台挨拶は終了!
舞台挨拶前に行われた、向井さん、木村さん、佐藤さん、堤監督、櫻井さん、植田P、鈴木あきえさんによるフリートーク&カットした秘密トーク部分は、何らかの形でお届けできると思いますので、もう少々おまちくださいませ。

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