撮影日誌|金曜ドラマ『コウノドリ』

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【23】鈴ノ木ユウ先生×松岡茉優さん トークショー
2015.11.2 Mon.
11月1日にパシフィコ横浜で行われた、鈴ノ木ユウ先生×松岡茉優さんのスペシャルトークショーの様子をノーカットでお届けします!
イベントにいけなかった方…文章でのお届けになりますが、行った気分でぜひお楽しみくださいね ^^

コウノドリブースも展開!

鈴ノ木先生の原画の展示もありました♪

トークショーの司会者はご自身もお母さんであるTBSアナウンサーの小倉弘子さん
松岡茉優さん:みなさんこんにちは〜。下屋加江を演じている松岡茉優です!よろしくおねがいします。(会場の熱気に)すごい人ですねぇうれしい!

小倉弘子アナウンサー:ものすごい熱気ですよね!そして、原作者の鈴ノ木ユウ先生です!

鈴ノ木ユウ先生:どうも、みなさんこんにちは。鈴ノ木です!


小倉アナ:よろしくお願いします!
まずお2人に伺いたいんですが、お2人はさきほどから和やかな会話が続いていましたけど、面識はおありなんですか?

松岡さん:はい。撮影現場に来てくださったので、そのときにいろいろお話しながら、セットを見ていただいたりとかしながら…

鈴ノ木先生:9月15日です

松岡さん:ちゃんとおぼえていらっしゃる(笑)

小倉アナ:撮影現場に赴くというのは、ご自身からのご提案…?

鈴ノ木先生:(制作陣から)行く?と聞かれたので行く!と(笑)

小倉アナ:実際にご覧になったドラマの現場はいかがでしたか?

鈴ノ木先生:すごくNICUのセットとかも、ホンモノの病院そのまんま…

小倉アナ:役者さんの熱意は感じましたか?

鈴ノ木先生:はい。もちろん感じました

松岡さん:こちらとしては、やはり原作の先生なので、ちゃんと出来ているだろうか、イメージと違わないかなぁとか、綾野さん含めキャスト一同ドキドキしていましたが、すごく喜んでくださったので、嬉しかったです

鈴ノ木先生:最初に会われたとき、松岡さん、ちょっとフラフラだったんですよ

松岡さん:ふらふら?…ああ!

鈴ノ木先生:危ない人なのか、酔っている人なのかと思ったら、綾野さんに頭突きをずっとされていて…

松岡さん:一話をご覧になった方はご存知だと思うのですが、手術のシーンで私が綾野さんに思い切り頭突きをされるシーンがあるんですけど

小倉アナ:しっかりしろ!ってね

松岡さん:そう!本当に痛かったんです(苦笑)。だから、先生にこんにちは〜っていうのもフラフラで…

小倉アナ:本気の頭突きを…

松岡さん:もちろん先輩からの愛のムチではございますが、とにかくフラフラしていて申し訳ございませんでした!

鈴ノ木先生:大変な仕事だなあと思いました。女子プロレスラーのような(笑)

小倉アナ:非常に緊張感溢れる撮影現場ということですけれど、松岡さんが演じている後期研修医・下屋加江、鈴ノ木先生ご自身はどういう思いでこの原作のキャラクターを描かれたのでしょうか?

鈴ノ木先生:下屋先生というのはとても真面目で実直、でもユーモアもあって、なんとなくツイていない人。かっぱ寿司とかでぜんぜん番号を呼ばれないとか、そういうタイプ。“一緒にマラソン走ろうね!”って友達に言われていたけど、裏切られちゃうイメージの人(笑)

小倉アナ:熱意はあるんだけど、はまらないというか

鈴ノ木先生:そうですね。そういう青いところが魅力的な人だなあと

小倉アナ:どうですか、松岡さん。そのお話を聞いて?

松岡さん:原作の下屋先生は、私が演じている役よりも医者としては進んでいるんですけど、ドラマではそれを巻き戻している分、本当にバタバタなんですよ。自分では見たことがない症状、見たことない患者さんが来たり…。ズレはもちろん原作とはありますが、先生がおっしゃっていた前向きでなによりも命を救いたいという思いは強い人なので、髪型や眼鏡、似ているところは原作と違いはありますが、魂の部分では一緒だと思いながら演じています

小倉アナ:実際鈴ノ木先生の話を聞いて、演じる上で何か役立てたいところはありましたか?

松岡さん:すごく青い人。とおっしゃってくださったので、私自身は20歳で、下屋先生の設定は自分より年上の役なので、彼女を青いと思ったことがなかったんです。自分よりお姉さんなので。けれど、青さはもうちょっと出してもいいのかな?と勉強になりました。より青々しく(笑)

小倉アナ:青さが今後どう発揮されるのか、そちらも拝見しながら楽しみにしています。
綾野剛さん演じる主人公・鴻鳥サクラ先生。サクラ先生についてなんですが、鈴ノ木先生、ご覧になっていかがでしたか?

鈴ノ木先生:最初は綾野さんと聞いたときは、朝の連ドラのイメージでした。どんな人なんだろうと思いながら、お会いしたんですけど…。綾野さんはすごく熱いですよね。一生懸命。だから、細かいところまで質問してきますし、あと、周りを巻き込むのが上手です。僕、あまり人に触られるのが好きではないのですが、綾野さんに初めてお会いしたとき「先生、まだ今日残っているでしょ?(ぱんぱんっ)」って背中を叩かれたときに、ちょっとドキってしました(笑)

小倉アナ:先生…嬉しそうですね

鈴ノ木先生:かっこいい人です。だからすごくよかったなと思いました

小倉アナ:確かに綾野さんは、今までに見たことがないような優しい目で赤ちゃんを見たり、患者さんに接していたりするシーンが印象的なドラマですよね。どうでしょう。松岡さん、綾野さんとはご一緒するシーンが多いと思いますが…

松岡さん:主演俳優として、現場をリードしてくれる存在なので、撮影が押してしまうようなときも、もとの時間に戻せるように、先生が一番先頭に立って、現場を進めてくださったり、今、ここにいらっしゃるようなかわいい赤ちゃんたちに撮影現場にも来てもらうことがたくさんあるんですが、誰よりも赤ちゃんのことを気遣って、スタッフにこうしたほうがいいと伝えたり、赤ちゃんに触れる役者には必ず手を洗ってからにしたほうがいいよねと声をかけたり、何よりも赤ちゃんを最優先にしていて、本当にサクラ先生のような方だなあと思います

小倉アナ:なるほど。では、ちょっと垣間見えるプライベートな綾野剛さんは?

松岡さん:私のイメージではすごくクールで、飄々としている方かなと思ったんですけど、お茶目な方だと思います。先日ハロウィンだったじゃないですか。何かしたかったんだと思うんですけれど、綾野さんが吉田羊さん演じる小松さんの格好をして、星野源さんが私の衣装を着て2人でコスプレしたんですよ!それがなんと公式twitterで流れていますので、ぜひ!綾野剛全力のハロウィンを見ていただけるとうれしいです!

小倉アナ:小松さん?まさか、お団子までは…

松岡さん:もちろんしております!しかもポーズまでマネしているんです!全力のハロウィンです。

小倉アナ:そういうことが現場で出来ちゃうような、雰囲気が出来上がっていらっしゃるんですね。

松岡さん:そうですね。綾野さんがくだけた部分も見せてくださるので、すごく緩急がつけやすい空気をつくってくださいます。

鈴ノ木先生:すばらしい方です。

小倉アナ:大絶賛ですね!お2人に引き続き伺いたいのですが、このドラマをやるにあたって、医療現場取材されていると思いますが、印象深いことはありましたか?

松岡さん:私がお伺いしたのは、神奈川こども医療センターのNICUだったのですが、一番気になった言葉が「演じる上でお医者さんをかっこよくしないでください」と言われたことでした。私たちからすると、お医者さんは病気を治してくれる、産婦人科に関しては赤ちゃんを取り上げて、助けてくれるスーパーマンなんだろうと思っていたんです。だけどお医者さんも私たちと同じ人間であって、魔法みたいに治せるものではないんです。私たち患者にも治すという気持ちがないといけなくて、というのを指導してくださった先生がすごく真摯に伝えてくださいました。こう白衣なんか着ちゃうと「メス!」って言いたくなるんですよね。でも、そういうことではなくて、特に帝王切開のシーンなんかでは、お母さんの意識がある中で手術が行われるので、お母さんが起きてるのにメスとか汗!と言うと、お母さんが怖くなっちゃうじゃないですか。だから手術のシーンでは優しく「メスちょうだ〜い」とか言うようにしているんです。これも綾野さんが始めたことなんですが、何よりもお母さんを考えて、お腹の赤ちゃんを考えて、かっこつけることは一切いらないんだと、先生は教えてくださいました。
本当に優しく優しく「赤ちゃんきますよ〜」って声かけをしながら、お母さんが一生に一度の出産体験がよりいい思い出になるように、真摯に向きあっている先生だったので、その魂、その気持ちだけでもそうなれたらいいなと思っています。

小倉アナ:本当に出産シーンは毎回リアルで、また陣痛がきたような気持ちで私もみているのですが(笑)、鈴ノ木先生は取材もされて漫画を描かれて、今回、ドラマになっているわけですけれども、男性としてはどうですか?

鈴ノ木先生:帝王切開にも立ち合わせていただいたんですけど、確かにそういうメス!だとかいう雰囲気はないですね。妊婦さんをリラックスさせながら先生が励まして、赤ちゃんを取り出していく雰囲気はドラマでも描かれていますよね。さっき言いましたけど、セットがすごくリアルなので、たぶんNICUの先生はそこで赤ちゃんを診れるんじゃないかと思えるくらいセットが完璧です。僕が取材に行ったときは、その病院のNICUに赤ちゃんがたくさん入っていたので、写真とか撮れなかったんです。だからコウノドリのセットを見させていただいたときにすごい興奮しちゃって(笑)

小倉アナ:コウノドリの生みの親の鈴ノ木先生も、興奮するぐらい(笑)

鈴ノ木先生:そうですね。興奮するというか、それくらいもう本当に素晴らしいセットです。

小倉アナ:先生は男性ですし、こういっちゃあ何なんですが、分娩台の上の気分なんて、わからないですよね…?

鈴ノ木先生:僕は乗ったことありますよ(笑)

小倉アナ:なんですって?!(笑)

鈴ノ木先生:僕は乗ったことあります。診察台と分娩台。

小倉アナ:女性としても一瞬躊躇するような…

松岡さん:すごく安心しますよね

鈴ノ木先生:そうですね

松岡さん:あの台は、見た目ゴツゴツしていて大きいから、どういうイスなんだろうと思っていましたが、乗ったことあるお母さんたちはわかると思いますけれど、包まれている感じがするんです。ゆりかごのような…とにかく安心出来たんです

小倉アナ:松岡さんも乗ったんですか?

松岡さん:はい!乗らせていただきました!研修医だって一度は乗りますし!だから私も乗らせていただいたんですけれど、包まれている感じがして、力みやすい!やっぱりそういう体勢のために作られているんですね

小倉アナ:2人ともまさか乗ったことがあるとは思わなくてびっくりしたんですが、コウノドリのドラマも3回放送されましたが、このドラマの中では赤ちゃんがお腹の中にいるのに、一度もお医者さんに診てもらったことがない、未受診のまま出産を迎えてしまう未受診妊婦さんや、お腹に赤ちゃんがいるお母さんが交通事故にあってしまって、意識不明になってしまい、そのお母さんの命を助けるのか、もしくはお腹の中にいる赤ちゃんを帝王切開で出すのか…その場合、お母さんの命は諦めなければいけないという、難しい選択を迫られる回もありました。そして、妊婦さんが風疹にかかると赤ちゃんに影響が出てしまう“先天性風しん症候群”。ちょうど2年前に風しんが流行して、自治体がお父さんお母さんになる可能性のある方は打ってくださいと言っていたのをなんとなく覚えていらっしゃいますか?私も注射を打ったんですけれども、これまでなかなかドラマとしてテーマで取り上げられることはなかったので、こういう経路はすごく大事だと思うんです。鈴ノ木先生に伺いたいんですが、こういうものをどうしてテーマとして取り上げようと思ったのですか?

鈴ノ木先生:僕もコウノドリを描き始めたとき、このことを知らなくて、ずっと描きたかったんですが「みんなに注射をしろ!」という描き方はしたくなくて「こういうことがあります。皆さんどうですか?」という伝え方が出来るまでにちょっと時間がかかっちゃったんですよね(笑)。みんなに知ってもらえれば「注射打ってみようかな」という気持ちにもなっていただけるのではないかと、ほかにも母子感染症というのはいくつかあって、有名なのは風しんなんですけど、それと一緒に母子感染症に関しても皆さんに知っていただけるきっかけになったら嬉しいなと…

小倉アナ:松岡さんは風しんの問題をすごく身近に感じたとおっしゃっていましたが?

松岡さん:というのも、私が平成7年の2月生まれなんですが、風しんを受けていない世代の最後が平成7年の4月なんです。なので、少なくとも私と同い年の友達はたぶんほどんどが受けていないと思ったとき、すごく恐ろしくなりました。私、赤ちゃん大好きだし、妊婦さんにも重荷にならないように過ごしたいと思っています。でも、電車で席を譲るときに妊婦さんにちょっと触るとしますよね、そしたらもしかしたら私が風しんにかかっていたら、うつしてしまうかもしれない、と考えるとものすごく恐ろしくて。それ×(かける)私の世代…と考えたらすごく怖くて。赤ちゃんが生まれるまでに、元気で生まれてくるようにリスクは絶対に減らしたほうがいいと思いますし、注射一本で防げることなので。だから、母にお願いして風しんの予防について調べてもらいました。私は妹がいるので、風しんの注射は受けていたんですけれども、友達に聞いたらやっぱり打っていない子が多かったです。妊婦さんの気持ちは今の私にはわからないし、母になる覚悟もわからないんですが、それだけは、ピンときました。周りの友達に今、風しんキャンペーン中です(笑)

小倉アナ:女性だけじゃなくて、男性もそうですよね。

鈴ノ木先生:本当に素晴らしいですね。若い人からそうやってに感じてくれたり発してくれたりするのは

松岡さん:これからも大きな声で、風しんの注射を受けていない人には声をかけていけたらいいなと思います!

小倉アナ:注射一本で防げることですからね
次回のコウノドリは、妊娠21週で切迫流産になってしまった妊婦さんが下屋先生のもとを訪れます。予測が非常に難しい切迫流産。「大丈夫ですよ。順調ですよ」と言ったあとの出来事だったので下屋先生は非常に落ち込んでしまいます。さらに持ちこたえて出産をしても赤ちゃんには重い障害が残ってしまう可能性がある。とても厳しい選択を迫られながら、その妊婦さんと対峙しなければならないんですよね。21週といえば、妊娠の折り返し地点にさしかかっているところ。そこでまさかの出来事が起きてしまうという厳しい状況の中で医師としてどんな対応をするのか、医師のあり方を問われるようなテーマになっています。鈴ノ木先生、今回のテーマも非常に考えさせられますよね。

鈴ノ木先生:そうですね。両親にすごい厳しい選択を迫らなければいけないという状況になるんですけれど、僕はその中でお父さんをすごくかっこよく描きたいなと思っていたんです。いつも靴下の片方だけが違うとか、皿の洗い方が違うとか、「ちゃんとしまってよ!」とか毎日言われているお父さんですが、厳しい選択をされたときに、かっこよくぴしっと言えるお父さんが描きたかった。そのなかでも強い絆だったり、いい結果が出るようなお話をかきたいなと思っていました。

小倉アナ:松岡さんはどのような思いで演じられましたか?

松岡さん:私はやはりサクラ先生の後ろでずっとつらいお産や難しいお産を近くで見守ってきましたが、今度は私が担当をしている方がそういう状況になってしまうということで、判断も私がしなければいけない。下屋先生という研修医の先生がどれだけできるのか…というところなんですが、これまで1話から3話まで撮影した中で、4話が一番体力がいりました(笑)。一番気も張っていたし、搾り出してつくった話なので、私としては、ぜひ見ていただきたいなと思っています。

鈴ノ木先生:あの下屋先生が一番好きなので、すごく期待しています!

松岡さん:期待はやめてください!ハードルがあがる(笑)

鈴ノ木先生:みなさんもぜひみてください!

小倉アナ:これは非常に見ごたえのある回だと思います。原作も素晴らしかったのですが、ドラマもぜひご覧いただきたいと思います。
そして、今日こうやって会場を見渡しますと、たくさんのかわいい赤ちゃん、お兄さん、お姉さんが来てくださっています。ありがとうございます!ドラマの中でも本当に生まれたばかりの赤ちゃんから生まれて数週間の赤ちゃんまでたくさんの赤ちゃんが登場していますけど、松岡さん実際に共演されてみていかがですか?

松岡さん;赤ちゃんがくると現場一気にぶわぁっと明るくなりますね。本当に愛おしく、全力で守りたいもの。光り輝いているんですよね。赤ちゃんの「おぎゃー」って泣く声にはどうしてもかなわないし、あんなに小さい体なのに、すごいパワーを持っているんです。手術のシーンで「赤ちゃん出ましたよ〜」のところだけ本物の赤ちゃんが登場するんですけど、「出ましたよ〜」の出番までに待ってもらっているあたたかい場所があるんですが、待っている間にそこでおしっこしちゃったりして(笑)、それもかっわいくて。吉田羊さんと一緒に「かんわいい〜」って(笑)。愛しくて仕方ない存在です。来てくれて本当に感謝しています!

小倉アナ:撮影にはお母様方も傍にいらっしゃるんですか?

松岡さん:いらっしゃいます!お母さんだったり、お父さんだったり、おばあちゃんだったりが来てくださるんですけど、みんなやさしい顔で抱っこしていて、私たちが抱っこしてぎゃんぎゃん泣いちゃっても、お母さんが抱っこするとぴたっと止まるんですよね。母はすごいなと思います。

小倉アナ:鈴ノ木先生もお子さんいらっしゃいますけど、蘇る記憶とかありますか?

鈴ノ木先生:そうですね。おむつとか変えるのがすごい好きでしたね。においとか(笑)。子どもが泣くとうちの奥さんより先に起きちゃうんですよ。僕が「ミルクあげなきゃ!」って。子どもってすごいなと思います。子どもってスーパースターなんですよね。

小倉アナ;まだまだお話を伺いたいですが、お時間になってしまいました!
今週放送11月6日放送のコウノドリもぜひご覧ください!

気をつけて帰ってね〜♪

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