テッペン!水ドラ!!『死幣ーDEATH CASHー』死幣ーDEATH CASHー

毎週水曜 深夜0:10〜放送

現場レポート

私の青春は汗とともに!!

2016.8.20 by ヘアメイク・武田知子

初めまして、メイクアシスタントの武田と申します。
クランクインしてだいぶ経ち、誰もわたしに日記のことを言わないし、アシスタントだから書かなくて大丈夫だなーと安心しきっているところ、雄介さん(いとP)から「日記、書いてよね」と言われました。数日経ち書きたくないなと渋っているとLINEでまで催促が来ました。(笑)

さて、いざ書こうとすると何を書けばいいんでしょう。
雄介さんからは何でもいいよ!と言われましたが、うーん。。迷いますね。メイクチーフである日野さんは血のりについて書いていました。なので、わたしは夏ドラマであり、ホラーである死幣にとても繋がりの強い、「汗」について書こうと思います。

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汗は暑い時にかくのはもちろんですが、その人の心の焦りや、緊張、怖い時など色々な心情を表す見せ方だと思います。
実は、汗をかいてるようにみせる方法にも色々あります。
水を額や鼻などお顔につけて汗をかいてる様にみせるやり方や、グリセリン、ベビーオイルをつけて油汗のようにテカテカさせて汗をかいてる様にみせるやり方。死幣ではシーンによって使い分けていました。チーフディレクターである渡瀬さんに、走って汗をかいてる時の汗は、水。
(↓トイレ掃除してる真理ちゃんは水ですね)

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怖さ、焦り、緊張などの感情でかく汗は、油で表現してほしいと言われてました。
(↓郁美の死体を発見した由夏ちゃんは油です)

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グリセリンなどの油を顔にのせるとテカっとしていて、じんわりじんわりと汗をかいたようにみえます。怖さや焦りなどを表すにはうってつけです。髪を乱して、産毛や髪を少し額に貼り付けると役者さんのお芝居とあいまって、さらにその人が怖さを感じて焦っているのを表現できます。

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水と油、両方使う時ももちろんあります。
水と油はみなさんご存知のように、溶け合わず弾き合います。はじめに油を顔にのせて、水をのせると水が弾かれて汗の粒ができます。すごく綺麗でわたしは好きです。
(↓こんなように!!)

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実を言うと、油をつけてるときはほとんど水もつけてたんです。。( ; ; )!


由夏ではないですが、このシーンも油と水使ってます。部員役の子(左)もテカっとして、髪が濡れてます。

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ナイトだと照明に当たって、水や油が反射してキラキラしてみえて、汗をかいてるのがわかりやすいです!そしてとても綺麗ですよね!


死幣もいよいよ第2章がスタートしました。
由夏ちゃんも走ったり、怖がったりと汗をかきつつ頑張っています。
汗の表現にも注目して見て頂けると嬉しいです!

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