テッペン!水ドラ!!『死幣ーDEATH CASHー』死幣ーDEATH CASHー

毎週水曜 深夜0:10〜放送

現場レポート

公開仕返し!!

2016.7.28 by 記録・松田理紗子

はじめまして!
記録をしている松田です。

よく記録ってなにを記録してるの?と聞かれるのですが、記録するだけが仕事じゃないと言いますか…ま、私も最初はストップウォッチを持ってモニター前に座ってればいい仕事と言われ、なんだその楽な仕事は!しかも間近で芸能人も見れるし、なんなら会話まで出来ちゃう!こんな美味しい仕事はないと思い、いざ記録という仕事を始めたのですが、実際はそんな美味しい仕事なはずもなく…。


記録のしている仕事内容を簡単に説明しますと、台本が出来上がるとまず尺出しというこれがまた地味で孤独な作業があるんです。1人で芝居しながら台本を読みます。その姿は決して人には見せられません。キャストが決まっていればその人になりきり、口調をイメージしつつ読みます。
想像以上に体力を消耗する作業なんです。
演じててとても恥ずかしいです。特にキスシーンや殺人シーンは。
1人でキス顔やら、ゔっ…と殺される芝居をしたり…
そうして出た尺を参考にプロデューサーやディレクターが本を伸ばしたり、切ったりして、一冊の台本が完成するのです。もちろんこれは記録の芝居で読んだ尺なので、実際に撮影が始まるとセリフの言い回しが早くなったり遅くなったりして、尺が変わってしまうので、その都度ディレクターに、やばいです…伸びてます…など告げ口をするのです。

他にも衣装やメイクの繋がり、芝居での動きの繋がり、感情の繋がり、セリフチェック等の人間観察を全ての役者さん分見ます。

そして自分の台本に監督の出したカット割りを写して、どのカットがどのテープのどのタイムに収録されているかを記入し、編集マン(死幣では尚さんですね!)にわかりやすく伝えます。


と、まあ簡単といいつつ長くなりましたが、要するにただストップウォッチを持ってモニター前にいればいいなんてことはないのですね。



今回は3人の監督がいますが、全ての記録を私がやっています。
正直大変だ…とは思うのですが、3人それぞれの演出が見れて楽しいです( ´ ▽ ` )ノ


ここで、記録目線で監督それぞれの利点と欠点を紹介したいと思います。


チーフの渡瀬監督の良いところは、字がとてもキレイで見やすいです。欠点はスケジュールを押すところです。でも最近巻き始めました!

写真

いつもこんな怖い顔してベースに座っている渡瀬監督

川嶋監督の良いところは、スケジュールを巻くところで、欠点は字が汚いところです。
口癖は「なんとかでーなんとかのー」です。

写真

仲良しな伊藤Pと川嶋監督

東仲監督の良いところは、率先して現場をサポートするところです。欠点は、ベースで口を開いて寝るところです。でも最近やっと自分の回がはじまったので、気合いが漲ってます。

写真

ややキメ顔なやる気満々 東仲監督

いつもは私がいじられてばかりなので、この場をお借りして公開仕返しをしてみました。
明日には私生きていないかもしれませんね。
3人に殺される…恐らく死幣の呪いだということにして、3人が共謀してなんらかの事故や自殺に見せかけて…

と、監督の欠点までお伝えしちゃいましたが、3人共この番組への愛が強いのが、隣にいてすごく伝わってきます。普段伊藤Pがにこにことみんなのことを癒して、褒めてくれているからなのか、褒めることをさぼっている御三方ですが、俳優部、演出部、技術部、美術部がものすごく頑張ってくれてること、時には厳しく怒ることも多々ありますが、叱咤激励しながら、実は陰でみんなのことをちゃんと見てて、こっそり褒めてること。
スタッフのみなさん、キャストのみなさん、安心してください。監督は見てますよ♪(´ε` )

私も褒められる記録になれるよう頑張らなきゃ〜


死幣は、みんなの汗と睡眠時間が詰まった作品になっています!!
今後のまさかの展開に、台本を読んでいてハラハラドキドキさせられてしまいました!

役者のみなさんが、おそらく今迄こんなひどい顔を地上波で流したことのないであろう映像がたくさん出てくるので、是非お楽しみに!!

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