もともと番組スタート時はこのお祓いの習慣はなくて、東野黄門様の代はずっとクランクインを大安の日にするというのが慣わしでした。
大安に俳優さんたちのスケジュールが合わない場合は、ドラマの収録はしないで、お稲荷さんの前で形だけカメラを回してね。
昔からシリーズの第1話によく火のシーンがあるのも“燃え上がる”ということにかけて、作品の勢いが上がって欲しいという願いから。
ほかにも毎年、年頭には東映太秦映像の全社員が集まってお稲荷さんにお参りしています。
年末になれば、撮影所の近くにある車折(くるまざき)神社という芸能の神様が祀られている神社で、1年の感謝を込めたお参りも欠かしません。