水戸黄門大学

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パナソニックドラマシアター水戸黄門 40周年第40部記念 スペシャルコンテンツ



『水戸黄門』の歴史や撮影現場のことを“いろはがるた”でご紹介します!!

いとるばっくも ひとくふう
【た】タイトルバックもひと工夫

おなじみの主題歌が流れる中、番組タイトルに続いて出演者、スタッフの名前が次々と紹介されるのがタイトルバック。
文字の背景に三葉葵の御紋が映るあれです。
言ってみれば、タイトルバックは番組の大切な顔やね。


東野・西村・佐野黄門様の代はずっと同じ映像で、時代感のある三葉葵の御紋やった。
番組がスタートする時、彫刻職人さんに作ってもらったもので、それを映画用の35ミリフィルムで撮影。
その映像を30年使い続けてきた。
石坂黄門様の時には、市川崑監督が出演者たちに演技をつけて撮影してくださり、美しい風景描写と共に大変見応えのあるタイトルバックやったと思う。


そして、現在の里見黄門様の代からは、昔の三葉葵の御紋スタイルに戻している。
ただし、御紋は新調した。
直径30cm、厚さ4cmくらいの円盤状の木に彫った三葉葵に、金箔を押して重厚な雰囲気を出している。
撮影は意外と大変で、御紋を浮き立たせるために宙にぶら下げ、正面からだけでなく後からも照明を当てる。このライティングの加減が重要。


バックには白い和紙を置き、昔と同様に35ミリのフィルムで撮影。
さらに、編集の段階で和紙の部分に赤や青の色をつけた。
番組タイトルの筆文字は、書家としてだけでなく、鎌倉のお寺の有名なお坊さんでもある朝比奈宗源さんに書いていただいた。
大変いい字だと思いますね。
今度じっくり見てください。

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