水戸黄門大学

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パナソニックドラマシアター水戸黄門 40周年第40部記念 スペシャルコンテンツ



『水戸黄門』の歴史や撮影現場のことを“いろはがるた”でご紹介します!!

っとでさいげん!なちのたき
【せ】セットで再現!那智の滝

撮影では、家でも船でも時には露天風呂も、必要に応じて美術スタッフがセットを組みますが、水を使った一番大掛かりなセットといえば、第8部の14話で作った那智の滝(和歌山県)やね。
高さ日本一といわれる(133m)勇壮なこの滝の前で、ゲストの林与一さんと助さん・格さんが立ち回りをしようというもの。
ずっと昔は滝壷のすぐ近くまで入ることができたんやけど、8部の1977年当時はすでに立ち入り禁止やったから、ロケで撮るのは不可能。だったらセットで作ってしまおうということになってね。
第8部ポスター↓

撮影所の中でも一番大きな第1スタジオに足場を組んで、ゆうに10mはあったな。
そこにドラム缶を5つくらい並べて、ホースで水を汲み上げて。
そのドラム缶を大勢のスタッフがテコの要領で傾けていっせいにザーッとこぼすわけ。
でも、1回でわずかなカットしか撮れないから、10回くらいは繰り返したんちゃうかな。
何トンもの水を上げてはこぼし、上げてはこぼしね。
しぶきがすごくて、えらい迫力やった。
滝の遠景は実際に現地で撮影してきた映像だし、滝壺の前のあの立ち回りシーンがまさかスタジオだったとは、まず誰も気付かんかったやろな。
この時の放送では、日本三大火祭りのひとつ「那智の火祭り」も、シーンのひとつとして取り入れました。
実際に本場の方に指導に来ていただいて、道具も全部本物を借りてね。
第8部のポスターも、この那智の滝を背景に合成して作りました。

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