水戸黄門大学

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パナソニックドラマシアター水戸黄門 40周年第40部記念 スペシャルコンテンツ



『水戸黄門』の歴史や撮影現場のことを“いろはがるた”でご紹介します!!

かしむかしを ものがたる ひっけいの とらのまき
【む】昔々を物語る必携の虎の巻

『水戸黄門』の制作スタッフには、初期の頃からずっとやっているベテランもいれば、あまり時代劇経験のない若い者も大勢います。
そういう若手にとって、江戸時代のセットとか風俗、しきたりは身近でないから、現場で戸惑うことが多い。

どれひとつとっても、まず時代考証が必要になりますからね。
私もかつて、いろんな本で確認したり先輩に聞きながら、ひとつひとつ小道具をそろえていました。
しかし番組がスタートした当初に比べ、時間とお金をかけて若手を育てる余裕が年々なくなっているのも事実。

そうした状況の中で、以前プロデューサーだったC.A.Lの西村俊一さんが、ずいぶん前に大変いいものを作ってくれました。
風俗辞典などさまざまな専門書から抜粋し、江戸時代のことをわかりやすくまとめた「おぼえ帖」。
あくまで内輪用の参考資料です。
内容は、階級制度の詳細にはじまり衣食住のこと、貨幣や物価、各種商売、さらには忍者の暗号や牢屋(ろうや)での食事まで。

まさに、これ一冊あれば時代劇が作れてしまうくらい貴重な資料。
データ集美術スタッフや助監督などに配って、参考にしてもらっています。

また、各シリーズ1話ごとのあらすじや訪問地、出演ゲスト、登場した特産物や郷土芸能、印籠を出したか出さなかったか、などをまとめたぶ厚いデータ集も。
これは、同じく元プロデューサーの大庭喜儀さんが手がけたもの。
若手の脚本家さんたちもこれを参考にしているわけです。
実は僕も「いろはがるた」を書くにあたって、このデータ集には大変お世話になっています。

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