水戸黄門大学

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パナソニックドラマシアター水戸黄門 40周年第40部記念 スペシャルコンテンツ



『水戸黄門』の歴史や撮影現場のことを“いろはがるた”でご紹介します!!

えをしぼって ゆきづくり
【ち】知恵をしぼって雪作り

諸国漫遊の旅をしている黄門様やけど、紅葉など季節を感じさせる自然は、劇中にはほとんど出てきません。
西山荘の梅くらいかな。回想シーンの設定を除けば、雪の日もないですね。

実際のロケで雪が降った時は困ります。
雨なら少しくらい降っても画面に映らんけど、雪は映ってしまうからね。


地面や木に積もった多少の雪なら、事前にホースで水を撒いて溶かしています。
雪といえば、撮影で雪を降らせる場合は、ご存知のように発泡スチロールや溶ける人口雪を使います。
でも、白黒の映画時代は発泡スチロールなんてものは当然なかった。
何を降らせていたと思います?
細かく刻んだ鶏の羽です。
チラチラと落ちるから、発泡スチロールなんかよりよっぽど風情がありますよ。
でも、俳優さんたちはセリフを言う時に吸い込んでしまうことがあるからイヤがる。 そこで当時、小道具をやっていた私は考えました。代わりに何を使うか?!
麩(ふ)です。食べるあの麩を網で擦り下ろして、ザルに入れて上から撒くわけです。


これなら口に入っても大丈夫。最初に軽くあぶってから擦ると、なおいい感じですよ。
「宮本武蔵」や「浪花の恋の物語」なんかはこれを使いました。
ただ、麩の雪作りは大変。私もしょっちゅう明け方まで擦ってましたよ。
あと、風が吹くと飛んでしまうのが難点やったな。
ちょっと話が逸れましたが、皆さんは京都というと、秋は紅葉、春は桜と、美しい自然を楽しみに来られるでしょう。
でも、私たち『水戸黄門』の制作スタッフは、もみじや桜のないところばかりを選んでロケをしています。案外、風情とは縁遠いのです。

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