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『東京の戦前 昔恋しい散歩地図』アイランズ編
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2004年02月12日 |
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今日の担当は書評家の岡崎武志さんです。
★アイランズ編著『東京の戦前 昔恋しい散歩地図』 草思社 1600円
★暦の上ではもう春ですが、まだまだ寒い日が続きます。しかし、これからだんだん温かくなってくると思うと愉しみでもある。ぶらりと街歩きをするのにいい季節へ向う。
★街歩きというのは根強いブームで、テレビでもしょっちゅうそういう特集をしていますし、書店にも街歩きのガイド本がたくさん並べられている。ぼくも、ときに小説の舞台や映画のロケ地に使われたような東京の町を訪ねることがあります。いろんな発見があって楽しいんですね。
★今回紹介するのも、これを持って東京散策にでかけたくなるガイドブック。ただし、もとになっているのが、昭和6年に出た『ポケット大東京案内』という東京観光のガイドブックです。昭和6年といえば、大正12年に大震災があり、その傷跡もいえて復興された時期です。昭和4年の流行歌「東京行進曲」で「昔恋しい銀座の柳」と歌われた、銀座を中心に東京がモダン都市として完成しつつある時代。モボ・モガが銀座を闊歩し、エログロナンセンスなどといわれた。同時に犯罪は凶悪化し深刻な不況。いまの時代とどことなく似てます。
★この本は、パソコンの画面くらいのやや横長サイズで、見開き左に、昭和6年の『ポケット大東京案内』の地図を拡大してそのまま掲載し、片側の右ページに、現在に該当する同じ地区の地図を載せて、比較できるようになっている。このアイデアがじつにおもしろい。東京は大震災、太平洋戦争の空襲、東京オリンピック、バブル経済と何度も大きな都市開発があり、そのつど変貌を遂げている。昭和6年から70年以上たって、まったく変わってしまったなあ、と思う部分と、意外に面影を残しているなあ、と思う両方の面が、この本で確認できる。
★例えば、いまこの番組が放送されているTBSは、港区赤坂にあります。これが昭和6年の地図で見ると、港区ではなく麹町区と当時言った。23区ではなく16区しかなかった。TBSのあった場所は一ツ木町で、一帯はなんと近衛歩兵第三連隊になっている。つまり、昭和11年2月26日に、青年将校がクーデターを起こす2・26のメンバーがいた場所なんですね。昭和6年の地図は、まさかそんなことが起こるとは思っていない。すぐ目の前にある日枝神社のそばにあるキャピタル東急というホテル、ここには星ヶ岡茶寮があった。北大路魯山人が開いた会員制の美食クラブですね。
★いま議員会館がある場所には首相官邸。周りにも外相や蔵相の官邸があり、その周りを取り囲むように陸軍省、指令部や参謀本部など軍施設がある。なにやら2・26が起きるきな臭い匂いがたちこめている。国会議事堂のところには「新・議事堂」とあり、これは予定地で、できあがるのは昭和11年。
★あと銀座や深川の地図を見ると、いまよりはるかに水路が張り巡らされた水の町であったことがわかる。深川なんて昭和6年の木場あたりは水色だらけ、水びたしです。市電も市内縦横に張り巡らされて、停留所が頻繁にありますから、いまの地下鉄よりはるかに使い勝手がよかったことが想像できる。特に階段の上がり降りがないですから、高齢者にとっては優しい乗物だったでしょう。
★またこの本では各地区にそれぞれテーマが設けられている。銀座なら「モガ・モボの歩いた昭和の銀座」、日本橋なら「谷崎潤一郎が渡った橋」、浅草なら「サーカスからキネマまで」という具合に。
★港区の西麻布・元麻布は、かつて麻布区の龍土町、霞町、広尾町にあたります。ここは「少年探偵団と怪人二十面相の影を追う」と題がついている。戦前はこのあたり陸軍第一師団歩兵第一連隊ほか兵舎を抱える軍用地、それと高級住宅地が同居する地域でした。いま六本木7丁目、青山墓地の東側はかつて龍土町、新龍土町と呼ばれた。ここに明智小五郎の事務所兼住居があった。小林少年も同居しています。だから昔わくわくして読んだ、少年探偵団によく出てきた、昼なお暗く、高い塀が続くお屋敷町。するとどうでしょう、いきなりむくむくと黒い影が立ち上がって……なんて。これは、すぐ近くの麻布区笄(こうがい)町、現在の西麻布です。少年探偵団や怪人二十面相が出没した町なんです。
★いま六本木ヒルズという新名所ができて、地上54階建てのビルを中心にたいへんなにぎわいですが、とても二十面相がでてこれそうにもない。また変装しなくても、あれだけ人がいればわからない。
★話し出すときりがないんですが、いまの地図を片方に見ながら、昭和6年の東京と対照できるようになっているし、基本的に主要道路は変わっていないので迷うことはなさそう。また昔を忍べる建物、施設、飲食店などのスポットもガイドされているから、この本を持って半日ゆっくり歩いてみたい。 |
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★平安寿子(たいら・あずこ)『もっと、わたしを』幻冬舎 1600円 |
2004年02月05日 |
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今日の担当は本の雑誌社顧問の目黒考二さん(文芸評論家の北上次郎さん)です。
★平安寿子(たいら・あずこ)『もっと、わたしを』幻冬舎 1600円
★実に絶妙な小説。読み始めたらやめられない。
「優柔不断、プライド高過ぎ、なりゆき任せ、自意識過剰、自己中心」
そんなダメでイヤな連中を主人公にした連作小説。
★2002年の『グッドラックららばい』(講談社)で平安寿子の才能に驚かされた。この作品で平安寿子は、母親が20年も家出していて、残された家族も好き勝手に生きているのに、決してばらばらにはならない家族(母親も含めて)を描いた。
そんなバカなと思うが、巧みな人物造形と秀逸な挿話で見事に描き出してみせた。本作も作者の描写力とストーリーテラーとして才能が存分に生かされた作品。
★本作はリレー小説。登場人物がそれぞれ主人公となってリレーしていくように繋がっていく。平安寿子らしいのは、バトンタッチする相手が意表をつく人物であること。その絶妙さにまずしびれる。例えば、冒頭の「いけないあなた」の主人公は、2人の女に迫られている優柔不断な28歳の男。
となると、次の「ノー・プロブレム」では2人の女のどっちかが主人公になると思いきや、そうはならない。優柔不断な男の部下が語り手になる。
その次もその次も、予測のつかない人物が主人公になりながら、その不思議な連鎖が全体を浮かび上がらせていくという趣向。
この連鎖の新鮮さが第一の魅力。
★第2の魅力は絶妙な人物造形。この作家の筆にかかると、どの人物も鮮やかに立ち上がってくる。例えば、「ノー・プロブレム」に登場する有馬富貴。
宮川花子に似ていて、合コンを仕切ってはいくらかの手数料を得ているので、仕切り屋花子と言われているOL。彼女と、世界は自分を中心に回っていると考えている自己中心的な男、吉村との会話が絶妙。こういう会話のうまさも平安寿子の独壇場。
★第3の魅力は、読むとむくむくと元気が出てくること。登場人物はみな自分勝手でダメな奴ばかり。2人の女に迫られても自分では決められない優柔不断な男、容姿を鼻にかけ努力をしないイケメン営業マン、金を目当てに10歳年下の若社長をつかまえようとする子持ちのバツイチ女などなど、、、。
旧来の小説なら、そういう自己を変革し幸せをつかむという物語になるはずだが、平安寿子の場合はそうならない。「そのまんまで何が悪い?」という気になる。この太さこそが平安寿子の小説が持つ力。
★元気になるのは、われわれもまたダメで勝手な奴だから。私たちが自分たちの弱さと考えているものを、「それでいい」と力強く肯定してくれる。
それが説得力を持つのは、作者の筆力があってこそ。
人物造形とストーリーの巧みさが、リアリティを生み出している。
だから読むと元気が出てくる。 |
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北尾トロ『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』
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2004年01月29日 |
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★北尾トロ『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』
鉄人社 1300円
★今朝の担当は岡崎武志さんです。
★みなさんは裁判の傍聴、というのは経験されたことがおありですか?ぼくはないんです。大方の人はそうだと思う。いま一般市民が裁判で判決に参加する裁判員制度が検討されていますが、これまではテレビのニュースや、映画、ドラマなどで見るだけ。映画では検察官も弁護士かっこいいですね。
★
そこでこの本なんですが、著者は45歳のライターで、ただし社会派にあらず。北尾トロさんと少しふざけたペンネームですが、そのトロさんが、自分とは縁もゆかりもないさまざまな事件を、地方裁判所に通って2年間傍聴した記録です。雑誌に連載されたもので、トロさんも未経験者。月に4、5回は通って、だんだん、裁判傍聴のおもしろさにハマっていく過程が面白い。
★傍聴する事件は、なかにはオウム裁判、知り合いの2才児を殺した音羽幼女殺害事件というメジャーな事件もあるが、ほとんど傍聴券の抽選もない、名もない人が起こし
た小さな事件。痴漢、無銭飲食、ひき逃げ、離婚調停など。しかしトロさんは、この小さな事件のなかに人間ドラマを見ます。「人間関係ドロドロな骨肉の争い、真面目
な外見とは裏腹に露出する性癖、辛抱の限界を超えて爆発する殺意」などまさに人生丸出し。「なるほど、そうだったか」傍聴席で深く納得する瞬間がたまらない、という。
そのほか、弁護士と検察官の刑期をめぐるプロの駆け引き、裁判官の判決の落としどころなど「見どころ満載」。
★なんだかこう紹介すると、花見か相撲見物にでかける気分。不謹慎といえば不謹慎です。なにしろ被告の陳述を聞きながら「再犯の可能性もなさそうだし、干支がひとめ
ぐりする懲役12年でどうだ」などと、自分で判決を決めてしまうし、被告の表情がよく見える席を選ぶとか、通い慣れてくると「いまじゃ窃盗や覚醒剤、私文書偽造あたりだと、展開が予想できて見る気がしない」と、映画でも見るみたい。しかし、じっさい読んでみるとわかるが、これほど裁判の現場の空気を興味深く、素人にも身近に感じられるように書かれた本ははじめて。
★暴走族に息子を殺された父親が法廷で証言し「できるなら被告を皆殺しにして自分も死に体」と悲痛な叫びをあげる。その父親に、傍聴を終えエレベーターで話し掛けら
れたり、ヤクザ組長の覚醒剤密輸事件では、トロさん以外、傍聴席は全員ヤクザという緊迫した法廷で、びびりまくりながらルポするなど、ドラマや映画とはまた違う、
じっさいの法廷現場のこまかい日常がリアルに伝わってくる。それがこの本の一番いいところ。ぜひ、これなら一度、ぼくも聞きにいってみよう、という気にさせる。傍
聴って、われわれが思うより意外に簡単です。予約もいらない。裁判所へ行って、その場で決めて傍聴できる。傍聴人が多いと、裁判官や弁護人もはりきる、と言います。
★傍聴こそわが生きがいという法廷傍聴マニアたちも登場。この座談会も傑作。公判のあいまに裁判所の地下の床屋に予約を入れて髪を刈っちゃう人もいる。この人は、
「何期ですか」と床屋さんに聞かれて、裁判官に間違えられてるんですね。ひいきの裁判長というのもあって、誰はいまどこにいるとか裁判官の人事までくわしい。
★裁判を身近に、虚々実々の人生ドラマをかいま見せる本としておすすめです。 |
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福澤徹三『真夜中の金魚』 集英社 1700円 |
2004年01月22日 |
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今日の担当は本の雑誌社顧問の目黒考二さん(文芸評論家の北上次郎さん)です。
★福澤徹三『真夜中の金魚』集英社 1700円
★作者は1962年福岡生まれ。 営業、飲食、土木、アパレルなど様々な職種を経験し、 デザイナーおよびコピーライターに転業。 その後、広告代理店、百貨店アートディレクター などを経て作家活動に。 ★これまではホラーを書いてきたが、 今回の本は初めてホラーから離れた普通の小説。 現代の北九州の、とある町を舞台に、青春の群像を描く。 殺人事件やこれといって大事件が起こるわけでなく、淡々と描かれるのだが、 作者の筆にかかると、妙に胸に強い印象を残す。 ★主人公の「おれ」は、近くに競馬場がある「製鉄と炭坑と博打と呑み屋で栄えてきた街」 (小倉か八幡あたり)で、「クラブよりは安いがスナックよりは高い」店のチーフとして 働いている。とはいっても、チーフとは名ばかりで、「料理も作るボーイのようなもの」。 また、社長に内緒でホステスと同棲している。 ★社長は、ピンクサロンや地下賭博場も経営しているが、 本業は高利の町金融で、こわもての男。だから二人の関係は秘密。 ★彼は、高校を卒業したころ父親と衝突し、東京に出るが、ちんぴらと喧嘩して故郷に 舞い戻る。今更、実家にも帰れず、19歳で水商売の世界に潜り込み、それから6年、 夜は店のチーフ、昼はパチンコの打ち子として小遣いを稼ぐ生活。 ★ことさら珍しい題材ではない。 どこにでもあるような水商売の世界の出来事が淡々と描かれていくだけだが、 作者の筆でそれが瑞々しく立ち上がってくる。 同棲しているホステスとの会話など、特別なことはないのだが、心に残る。 ★また、主人公の周りにいる人間達の造形が微妙。 例えば、元々チーフをしていて辞めてどこかに行った自分の先輩は、 やくざも恐れぬ獰猛な男なのだが、突然、Tシャツ2000枚を送りつけてきて、 関西弁で「おまえ、売れ」と言う。一枚2000円というめちゃくちゃな値段だけれど、
断ると何をされるかわからないので、祭りで露店を出して売ることになる。 ★他にも、東京時代につるんでいた仲間が街にやってきて再会する。 ストーリーらしきものがない話の中で、 なにやらわけありの彼との出会いが事態の急展開を暗示する動きはある。 彼は、パチンコ屋を専門に荒らす韓国人グループに拾われて仕事をしていたが、 なぜこの街にやってきたか黙して語らない。 ただ、これもどこにでもあるような話に過ぎない。 ★取り立てて派手なことが起きるわけでもなく、人間群像を描くだけなのに強い印象を 残すのは、人物造形とともに、優しい気品ともいうべきものが 物語の底を一本の芯として流れているから。 ★それは主人公の心象風景がほとんど語られないことと、 彼の子供時代の回想が限られていることにも現れている。 書き込めば、いくらでも描けるはずなのに、
作者はそういうところを最小限にとどめて 突き放している。 ★夢もなく、希望もなく、どうってことのない青春だが、ここにあるのは私たちの青春。 テレビとかでみると、今の若者の日常は毎日ドラマに満ちているようだが、 実際には我々の青春時代と実態は変わっていないんだ、と思わせる。 ★このささやかさが愛おしく思えてくる。 |
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東海林さだお 南伸坊編「東海林さだおの味わい方」
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2004年01月15日 |
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今日の担当は書評家の岡崎武志さんです。
★東海林さだお 南伸坊編『東海林さだおの味わい方』 筑摩書房 1900円
★食べ物の味わいをことばで表現するのはむずかしい。 テレビでいま食べ物の番組がやたらあるが、 ほとんど「うまい」としか言わない。
あとの9割は顔の表情やしぐさで表現。 ラジオじゃ通じません。 しかし、実際にうまいものを食べたときは黙ってしまうか 「うまい」とか言いようがない。 もともと表現のボキャブラリーが少ないんですね。 ★東海林さだおさんは漫画家でもありますが、 食べ物エッセイの名人でもある。 某週刊誌の食べ物についての連載エッセイは 25年以上続いていて、続々本になってる。 ★これほど食べ物について長く書いて、 それが本になっている人は珍しい。 ★そこで『東海林さだおの味わい方』なんですが、 これまで出た東海林さんのエッセイ集から、 食べ物についての表現だけを抜き出して、 食べ物の種類別に50音順に並べた本です。 いわば東海林さだお食べ物事典。 選んだのは南伸坊さん。 ★こんな本、これまでありませんでした。 ★但し、いわゆる食通の名店食べ歩き、 グルメの本ではない。 ふつうなら銀座「新富寿司」のこはだは、とか、 神田「薮蕎麦」のせいろう蕎麦は、 ってな感じですよね。 ★ところが「あ」の項を見ると、アイスキャンデーに始まって、 アイスクリーム、味つけ海苔、アジの開き、鰺のフライ、 熱かん、油揚げ、アべカワ餅と続きます。 味つけ海苔っていうのがいい。 ほんと身近な食べ物ばかり。 ★B級、C級ばかりで、カツ丼の表現なんて4つもある。 カツ丼は、書いても書いてもかききれないらしい。 ★例えば「食事の運営がうまくいって、 非常事態が発生しなければ、手をつけないまま放置される」 なんて書いてある。いったい何かと思うでしょ。 これが旅館の朝食に出て来る味つけ海苔の話です。 ★あれ、いつ食べたらいいか、いつも気になると 東海林さんは言う。 だから「食事の運営がうまくいって、非常事態が発生しなければ、 手をつけないまま放置される」となる。 大げさな表現と、味つけ海苔の軽さがおかしみをさそう。 味つけ海苔をこんなふうに書いたのは日本人ではじめてです。 ★とにかくどの食べ物もその表現がみごとで、 よく一つの食べ物についてこれだけユニークな見方、 書き方ができるなあと感心してしまいます。 ★日本語でできることはすべてやった、というかんじで 日本語の見本帳といってもいいぐらい。 国語の教科書にぜひ採択すべき。 ★鰺のフライを読んでみます。 「鰺のフライの偉いところは、B級に徹していることだ。 レストランなどのフライ物の中にも鰺のフライはまずない。 その代わり、定食屋のメニューには必ずある。(中略) 格が上がると姿を消し、下がると現れる。 ソース以外とは絶対に浮気をしないところも偉い。 エビフライや、コロッケも高級になるとタルタルソースと組みたがる。 タルタルと組んでランクアップを狙う。 タレントなどにもこういう現象がみられる。 お笑いで出発して、多少人気が出てくると、 シリアスドラマに出たがる。出て尊敬を得たがる。 これをタレントの“タルタル化現象”と言う。」 ★あんまり見事で笑ってしまう。 ふだん何も考えずに食べてるけど、言われてみればその通り。 この調子で、食べ物すべてについて新しい見方がされる。 ★とにかく読み出したら、なかなかやめられない。 ここまでにしょう、ここまででやめようと思いながらついページをめくる。 この表現を覚えておいて、日常会話に使えばうけますよお。 |
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