仁に神(ジン)と来ました
子供の頃から科学が好きで、職業もその端くれに従事している者です。
多くの科学者が言っているように、私も科学の神秘を知れば知るほど逆に神の存在を感じています。(自然=神という意味で…)
SF小説や世にも不思議な物語のような類が科学的空想として息抜きになるので普段から大好きで、このドラマも初めはそんな感じで見始めました。今は皆さんがおっしゃているように、私も感動と涙と勇気を一杯もらっています。
ただ、SFである以上、おとぎ話であってはならないと思うのです。拡大解釈的運用であってもそこに科学的論理が潜んでいないと、個人的に後味が悪くいやなんです。どなたかも書いていたように、全ては仁先生が意識を失っていた間に見た幻視的夢であったという風にオチをつけていただきけたらというのが希望です。そしてそれは勤務先の病院が持っていた歴史の霊が仁先生に過去を学ばせ、未来を生きる力を与えたんだと思いたいです。
神社仏閣や古い由緒ある建物を訪れた時に歴史の魂を感じるように、病院の霊があってもおかしくない気がするんです。個人の嗜好であーあって欲しい、こーあって欲しいと書きましたが、結末が違っていてもかまいません。それを超えてあまりあるほど感動を与えてくれたドラマですので、しっかり最後を拝見させていただきます。
心をこめて作成された方、携わった方全てに感謝いたします。
神を信じる科学者/女性 (59) 2011.6.21 (Tue) 10:22