心のワンディッシュ

私のワンディッシュは、「栗ご飯」です。

栗ご飯。そのわけとは…

家は、自営業をしていて忙しくて、祖母が全部仕切っていてくれてたんですけれども、その、祖母が作ってくれた「栗ご飯」が、とても私に取っては思い出の一品なので。

中身はとってもシンプルで、
醤油をベースにしたご飯の上に、栗とお揚げさんを甘く煮たものをタレと一緒にかけて食べるのが家の栗ご飯なんです。
一般の家庭と違うって知ったのが、多分宝塚に入ってから。
他所のお家に行って、栗ご飯を食べたときには？普通これが栗ご飯だよ？って言われてそこで初めて、あ、家って違うんだ、って気づいたんですね。

いただきます。


あ、おこげが付いてる。

一口、口の中に入ったときに、醤油ご飯が、私をうん十年前に引き込んで、夜中に栗を剥いていた自分の姿を思い出しました。



真琴つばさの人生にこの一品。