TBSテレビ「木曜ドラマ劇場『ヤメゴク～ヤクザやめて頂きます～』」

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#10・最終回　6月18日　よる9時～放送

【44】麦秋の実父＆玉丼病院シーン！

みなさん、こんにちは。

さて、第9話では、麦秋の出生の秘密が明らかになりましたね。
麦秋の実父は橘勲ではなく、犯罪者だったとは……。

そんな麦秋の実父・丸橋（まるはし）を演じたのは、平岡祐太さん。
そして、丸橋が勤めていた銀行の支店長･片丘を演じられたのは、片岡鶴太郎さん。
撮影はというと、丸橋に関しては「最初は素直に謝って、表情を変えてキレちゃってる感じに」と堤監督から平岡さんに説明があり、アクション監督の諸鍛冶さんと灰皿スタンドで殴る動きを一通り練習してから本番へ。

片岡さん、平岡さんが登場！

「紙をたたき上げやすいように手前に出すね」と平岡さんを気遣う片岡さん。

「丸橋が何か隠している、怪しいと感じて…」と堤監督は片岡さんに。

モニターで自身の姿を見た平岡さんは「追い詰められた動物みたい……」とポツリつぶやいていたのですが、「麦ちゃんの血はここ（丸橋）から来ているのかも（笑）」と堤監督。麦秋の強さの秘密は、丸橋の血もあるのか！？その答えは最終回で明らかになるのか？は分かりませんが、放送をぜひチェックしてください。
由美子の回想ということで、短いシーンではありますが雰囲気たっぷりに演じてくださいました。

アクション部分、「思いっきりいかせていただきます」と平岡さん。

平岡さんは、「カット」がかかるまで、叫び続けていました。

続いては、橘勲が運び込まれた救急病院（玉丼病院）の医師･藤居として藤井尚之さんが出演。堤監督から、“サックスを持ってきて欲しい”というリクエストがあったそうで、診察室の片隅に藤井さんのサックスが置かれていたことに……みなさん、気づきましたか？
そして、さらに藤居医師の……久留米弁！？が気になった方も多いのでは？
実は、1回目のドライリハーサルでは標準語でお芝居されていたのですが、「無理して標準語じゃなくていいよ。方言で」と堤監督からリクエストがあり、藤井さんは「えーー！？」と驚きながらも2回目のドライではセリフを久留米弁（？！）に訳してお芝居を！あまりに突然のことで（堤組ではいつものことなんですけどね）、藤井さんは、かなり動揺されていたのですが……「そっちの方（久留米弁）が言いやすそうですね。本番までに考えておいてください。結構、崩して大げさでいいので」と堤監督から更なる要望が！！藤井さんは、撮影直前まで台本とにらめっこしながら、方言の言い回しを書き加えて練習されていました。そんな本番後、「いや～本当にドキドキしました」とホッとしたのか照れ笑いの藤井さん。一方、堤監督は「とっても良かったです！」と嬉しそうでした。

雨で撮影が押してしまい、藤井さんのブロックにかけた時間は約35分。テストをあまり行わず、「本番」「本番」というペースに、「緊張で汗が……」と藤井さん。

水原さん……藤居医師の説明、方言で分かりづらかったのか、時折、「？」な顔をしていましたね。

そうそう、この直後のシーンで岡田さん演じる水原が、“そのオペばやってくれる病院ば、こいから探すとよ”とバリバリの方言で話していましたが……これも堤監督のアイデア。藤井さんや福岡出身のスタッフが岡田さんに方言の言い回しを伝え、岡田さんはセリフを何度も何度もつぶやき、見事に再現されていました。

最終回も素敵な方々がゲスト出演されますので、楽しみにしていてくださいね。

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