水戸黄門大学

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パナソニックドラマシアター水戸黄門 40周年第40部記念 スペシャルコンテンツ



『水戸黄門』の歴史や撮影現場のことを“いろはがるた”でご紹介します!!

えも かたなも こうもんさま しよう
【つ】杖も刀も黄門様仕様

黄門様の杖をよく見ると、上の方がちょっと変わっていてデコボコと亀の甲みたいになってます。
あれは「亀甲竹(きっこうちく)」という種類の竹。
栽培の過程で自然にあんな形になるらしいね。
東野さんや西村さん、佐野さんの杖も同じ亀甲竹。


里見さんは少し背が高いぶん、杖も長めになってます。
立ち回りの時に万が一折れたりしたらいかんから、3本くらいは用意してあるけど、まぁでも今まで撮影中に折れたことはないかな。

刀も、歴代の黄門様皆さん新しいものを使ってます。
鞘(さや)の好みとかあるからね。
里見さんも31部で黄門様になった時に、いくつか見本を見てもらったりして決めました。
東野さんは2回くらい刀を作り変えたな。
番組ではなかなか見るチャンスはないけど、柄(つか)にはちゃんと葵のご紋も入っますよ。
ふだんは道中袋(柄袋)で隠れてるけどね。
撮影の時は、危ないから今は必ず作り物の刀を使ってますけど、昔は真剣を使うこともあったんですよ。


それから、旅の履物(はきもの)といえば、わらじ。
しっかりと足に固定される旅の必需品やね。
本物はもちろんワラを編んで作るんやけど、撮影用は今はナイロン製を使ってます。
ワラはすぐに擦り切れるし、ヒモもちぎれやすいからね。
当時身分の高い人は、麻わらじゆうて麻を編んだ軟らかい高級品をはいてました。
実際、昔のスターさんは麻わらじを使ってましたよ。

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