水戸黄門大学

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パナソニックドラマシアター水戸黄門 40周年第40部記念 スペシャルコンテンツ



『水戸黄門』の歴史や撮影現場のことを“いろはがるた”でご紹介します!!

おぶねにのって とはいかない ふねしーん
【お】大船に乗ってとはいかない船シーン

海に囲まれた日本を旅している黄門様、当然海の場面はちょくちょく登場します。
撮影でよく利用する場所は、太秦から1時間ちょっとで行ける琵琶湖。
32部の最終話も琵琶湖で撮りました。


穏やかな海であればそれでいいけど、荒れた海とか打ち寄せる波を撮らないかん時は日本海まで行きます。
でも、防波堤なんかがあって時代劇の撮影ができる場所はほとんどない。
今、近場で撮影できる言うたら丹後半島くらいやね。
あそこは鉄道も走っていないから撮影しやすい。
一日がかりで行きますよ。
船のシーンもスタッフ泣かせ。昔の船なんてもうないからね。
美術スタッフが作った船を苦労して海辺まで運んで撮影したこともありました。
ちょっとしたカメラの工夫で、海に行かなくても乗っている感じを出すこともできる。


たとえば、船上で黄門様たちが話をしているところを空を背景に撮るとする。
船その場合は、自動車のタイヤみたいな浮き輪にカメラを乗せ、水面に浮かべて撮影するんです。
カメラがユラユラと自然に動くことで、船や黄門様たちが揺れているように見えるというわけ。
目の錯覚を利用した手法やね。
最近はCG合成という手もあるけど、やっぱり自然の映像には勝てないわな。
『タイタニック』くらいの最高の技術と時間があれば別やけどね。

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