水戸黄門大学

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学部(がくぶ)

東海道五十三次

第28部 / [1] 日本橋
*出発点
東海道は約500キロ。
五十三の宿場と起点の日本橋、終点の京都三条大橋を入れて五十五の点を結ぶ旅です。江戸時代の絵師、歌川広重も五十五ヶ所の絵を描いています。
ただ京都と大坂を結ぶ四宿(伏見、枚方、守口、淀)を入れて東海道は五十七次と言う説もございます。今回は広重さんに従い東海道五十三次でまいります。
1601年に東海道に宿駅伝馬制度がしかれた時には五十三ではありませんでした。四十いくつでその後川崎、戸塚、箱根、岡部、袋井、石薬師、庄野などが増え、五十三になりました。
昔の人の旅の目的は参詣、養生そして遊山です。
仕事によっては武士ですと参勤交代やご用道中、商人は行商をして旅しておりました。大体二週間位で東海道を旅しております。
飛脚は公用の大急ぎですと六十八時間以内に届けるように定められておりました。もし一流のマラソンランナー(時速二十キロ)がリレーして走り続けたとして二十五時間で着くわけで、東京と京都は案外近い気がします。
それでも旅立ちは今生の別れと思い、皆が水杯を交わして別れを惜しみ、お参りの人は垢離場(こりば)で水を浴びて体を清めて出掛けました。
朝早く出掛けた人は夜の明けないうちの七つ(午前四時)立ち。街灯がない時分です。提灯で足下を照らして歩き、品川辺りで夜が明けてきまいした。
その日のうちに戸塚宿、足の遅い人(女、子供、老人)がいる旅は保土ケ谷泊まり。昼立ちの人は神奈川へとまりました。
⇒ 品川


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