水戸黄門大学

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学部(がくぶ)

東海道五十三次

第28部 / [10] 新居
*船で乗り付け
新居宿は浜名湖の西、今切(いまぎれ)の渡しイコール今切関所がある。箱根と並ぶ東海道の大きな関所、両方とも迂回道を使いにくい地の利に建っている。
一方が峠でもう一つが湖。対岸の舞阪宿から船出した旅人は約六キロ、一時間半の旅をのんびり楽しんではいられない。全て関所の中へ船ごと乗りつける。逃げようがない。
このルートの迂回道は浜名湖の北を通る姫街道がある。見付宿から御油宿までの陸路だ。しかしこの街道にも気賀(きが)に関所が設けられ、厳しく取り締まった。
今の新居の関所は津波などの為三度変わった所にある。しかし、今は昔海だった所が埋め立てられ近くに海はない。
敷地内に立っている一本松や関所建物はかなり古い。箱根の関所の再現の時にはこの建物を参考にしたと聞いた。資料館にはその当時の様子を良く示している絵などで関所の風景や雰囲気が良く伝わってくる。
その他、ここには近世の暮らしぶりを思わせるさまざまな物や説明があり、とても為になった。関所や資料館の他、街道沿いの古い建物のたたずまい、旧本陣には今も子孫がお住まいになり、裏には寺が連なり、趣のある宿場である。
昨年はその内の一つ、本果寺で落語会をやらせてもらった。地元の有志で作っている落語会に特別に入れてもらったのだ。主催する落語好きの方々、お寺のご住職、そして町長はじめ町役場の方も全て温かく迎えてくれた思い出一杯の宿だった。

来年の400年祭に向かって毎年恒例の大名行列を、隣の舞阪から船で出す計画だ。両町とも来年が町制110周年で、その記念も兼ねて行われる。その為船着き場を整備し、ゆくゆくは舞阪新居間を定期遊覧船を出す計画を聞いた。実現すれば東海道の旅を愛する大勢の人が今切の渡しの再現として喜ぶ事だろう。その他、新しい名所にと関所隣くの大旅篭「紀伊国屋」を来年秋までに復元する。新居宿の観光の一つになるに違いない。
東隣の舞阪宿は松並木や再現された脇本陣があり、昨年、今年、来年と脇本陣寄席として定期的な落語会を行っている。船着き場はすでに整備が終わっている。西隣の白須賀は湖西市内にある。景観が見事な潮見坂があり、坂を上った所に市が来年1月をめどに歴史拠点施設をオープンさせる。この宿のたたずまいも時代をタイムスリップしたようで見事だ。その隣の愛知県に入ってすぐの二川宿には古い町並みの中央に本陣資料館がある。この遠州三河の地は東海道の旅の中でも盛り沢山なコースだ。
遠州灘を見ながら歴史施設を見て、そして、浜名湖の鰻を思いっきり食べる。充分楽しめるに旅になるに違いない。
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