水戸黄門大学

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パナソニックドラマシアター水戸黄門 40周年第40部記念 スペシャルコンテンツ



学部(がくぶ)

東海道五十三次

第28部 / [12] 岡崎
*武家文化の故郷
岡崎は徳川家康公の生まれ故郷である。戦国時代の三人の天下人の他の二人、織田信長、豊臣秀吉も三河から出てる。そして、家康公を支えた家臣団も多くは三河武士。江戸時代に譜代大名として全国に散らばって行った。今、落語や講談、時代劇などで聞く武士言葉の原形は三河弁と聞く。
江戸の武家文化は三河が故郷。その中で今は江戸で見られなくなった物に三河万歳がある。正月に獅子舞とともに見られた江戸の風物。太夫と才蔵が二人でおめでたい文句を言って屋敷を廻った。屋敷が決まっていて、ほかの屋敷や町家へは決して立ち入らないかった。幾日か江戸に逗留して、自分の出入り屋敷だけをひと廻りして、そのままずっと帰ってしまう。三河武士の故郷を思い出させる物だったに違いない。その他、西三河では八丁味噌、三河花火、瓦などが興った。
また、岡崎は石都と呼ばれている程、石細工が盛んだ。今回の黄門の岡崎宿の巻も石工がテーマになっている。石工の名人が酔っ払って私が殴られるシーンがある。殴った物は石ではなかったが瀬戸物で出来た一升徳利、割れやすいように細工がしてあるとはいえ、痛かった。
昨年の旅で伺った時には地元の昔ながらの造り酒屋さんが古くなった酒蔵を改造してホールにし、コンサート等に使ってもらえるように作り直している最中だった。宿場寄席にと出来上がっていないのに、特別に提供してくれた。快く引き受けてくれた岡崎の人の心意気が嬉しかった。
宿場のある人が「しかし家康公が江戸に幕府を置く時、三河武士を大勢連れていった。優秀な人が出ていって、今この地に住んでいるのは後へ残った者の子孫。そして、温暖で豊かな土地であるが為にのんびりしてしまい、それ以後、英雄がこの地から出てこない」と冗談半分で語ってくれた。
決してそんな事はない。東海道シンポジウムの会が今年は岡崎で秋行われる。市長さんが自ら陣頭指揮にあたり、家康公が作った東海道のお祭りの準備を進めている。また、東海道ネットワークの会の会長さんもここ出身である。家康公依頼の伝統なのだろう。いまでも岡崎の人は東海道の発展をリードしてくれている。
吉田 ⇐
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