[3] 汚れ落としに藁
日本人の主食、お米。
戸時代は今以上にその割合が高かったわけですが、稲を収穫する際に副産物として出る
藁(わら)も、さまざまなことに活用されていました。
例えば、笠や草履(ぞうり)、蓑(みの)といった衣類から、家の土壁の補強や畳、むしろ、米俵、さらには家畜の餌などなど、日常生活のさまざまな場面で
藁が大活躍!
ドラマの中でも、まな板を磨くシーンは
藁を束ねたものをタワシやスポンジ代わりとして使っています。
また、馬をブラッシングする時に使ったり、井戸の横にもこの藁束が置かれていたり……。
お米の副産物である
藁は、ゴミどころかなんでもゴシゴシできちゃう優れアイテムなのです。