[1] 台所で大活躍の竹
今、ふと台所を見渡せば、プラスチックにステンレス、シリコン製がほとんど。でも江戸時代はといえば、
竹!
ざる、しゃもじ、おたま、ひしゃく、菜ばし、食材入れ…。
湿気に強くて表面は水を弾き、丈夫で長持ち。
さらに、成長が早い竹は安価で手に入るし、天然素材だからもちろん捨てても燃やしても環境に優しい。
万能アイテムだからこそ、よく使う水回りで重宝されていたんですね。
野菜たちも植物仲間の竹ざるの中で、心なしかイキイキしてうれしそう?
ざる売りも、こんなにたくさんの種類を売り歩いていました。ひとつとして同じものがないから、いろいろ選べて楽しいし、愛着もわきそう!