水戸黄門大学

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パナソニックドラマシアター水戸黄門 40周年第40部記念 スペシャルコンテンツ



学部(がくぶ)

東海道五十三次

第28部 / [2] 品川
*一の宿
品川宿は東海道一の宿、見送りの連中もここまでついてきた。日本橋を七つ立ちした人はここで提灯の明かりを消した。
昔の旅は道中長い。今の様にカードや銀行のキャッシュコーナーが至る所にあるわけではない。出掛ける時には沢山の路銀を懐に入れての旅立ち。吉原に次いで大きな遊び場だった品川の女郎にひっかり、路銀をここで使い果たして旅にいかれず、家へ帰ってしまったなど言う話もある。
また、ここは江戸へ入る旅人の最後の宿。旅の垢を落として旅の装束から普通のなりに着替えて江戸に入る武士や僧侶、町人も多かった。すべての宗派のお寺が軒を連ねているのは旅僧も自分の宗門の寺に泊まったり休息した為と思われる。
北品川、南品川の商店街が旧東海道、ゆっくりとうねった道が続く。歩く道と言う感じが出てる。自動車の道は直線的で便利さのみを追いかけて情緒がないがカーブ具合が田舎の風情を出してうれしい。これは地形や軍事上の所為もあるだろうが、参勤交代で鉢合わせになる大名があると身分が低い方が籠を降りて、道を譲る。その上、相手が通り過ぎるまで頭を下げてなければならない。それを避けるために、遠くまで見通せないほうが良かったからである。物見が先立ち偵察し。向こうから偉い大名が来た時に殿を街道筋の寺や神社に避難させ休息をとらせる配慮がこの曲がった道だと容易に出来たと言われている。
東京と言う大都市の中でこれだけの町並みが残っているのは奇跡の様な気もする。鉄道、道路の整備や震災、戦災、土地の高騰の中で多くの宿場が面影を失った中、品川の商店街は頑張っている。その中心が品川宿周辺町作り協議会。これは民間と行政が一体となって町造り、町おこしを計画、実行しており秋の宿場祭りは大変なにぎわいを見せている。品川宿お休み処や宿場に面した公園の整備など行ってることは多い。
東海道の全部の宿の縮図を見せて貰えた。ここは一の宿。これは場所だけでなく町に対する愛情も東海道一ではないか。


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