水戸黄門大学

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パナソニックドラマシアター水戸黄門 40周年第40部記念 スペシャルコンテンツ



『水戸黄門』の歴史や撮影現場のことを“いろはがるた”でご紹介します!!

さ(ざ)
くざくひかえし おおばんこばん
【さ】ザクザク控えし大判小判

江戸時代のお金というのは、ものすごいたくさんの種類があるんです。


「金」「銀」「銭」の三貨制度で、「金」は枚数、「銀」は重さ(単位は匁=もんめ)で数えるんやけど、1朱金4枚で1分金とか、1分金4枚で1両とか、4進法で単位が変わっていく。
でも、その年の金や銀の採掘量に合わせて、たびたび貨幣改鋳(かいちゅう)が行われてサイズが変わるし、金・銀・銭の交換比率も変動性やから、資料を見ても本当に複雑やね。
『水戸黄門』の元禄時代は、金の使用量を減らすために金貨がだんだん小さくなっていったみたいやね。


番組では当時の代表的なものを使ってます。
撮影所の美術部屋には、大判江戸時代に使われた手のひらくらいの「大判金」から、型に流し込んで作る「豆板銀(まめいたぎん)」や「丁銀(ちょうぎん)」みたいな変わった形のものまで、いろんなのがあって面白いですよ。
同じお金でも、画面に映えるように大きくしたり、厚みをもたせたり、汚したり。
撮影によって何種類か作ることもあります。
でも、よくできている銀貨もだいたいがプラスチック製やから、持つと軽い。
ここには、現代以外のほぼすべての時代のお金が置いてあります。





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