火曜ドラマ『カルテット』

現場レポート

272017.3.2
タンクトップの幹事長!

別府さん。小学校の時のあだ名が幹事長。でもたまに充電切れちゃう時あって、家森さんに責められながら、ずっとこうやってニットめくってて、気が付いたら両袖共、タンクトップになってたの
真紀は楽しそうに幹生に話していましたね。

追い詰められると長袖をタンクトップにしてしまう司。
6話の後半から7話にかけてはふくろうドーナツの書庫に閉じ込められ、真紀が助けにやってきたときには……ニットの袖がタンクトップに!

司のぷち不幸
○社内電話のない書庫で、携帯の充電1パーセント。
○そんな時に諭高からの電話。「怒ってるの?」と何度も聞かれ、充電切れる。
○諭高から連絡のあった真紀が来ない。
○助けを求めるメモをドアの隙間から差し込むも、床に張り付いたガムで裏返しになる。
○懐中電灯が点いたり消えたり。
○真紀にタンクトップ姿を見られる。
に、思わず笑ってしまった方も多いのでは?(笑)

諭高に「怒ってるの?」と聞かれる部分は、「 “怒ってるんじゃなくて”というセリフがありますが、これ、何回か言ってもらえますか?諭高さんにも“怒ってるの?”と何度か言ってもらおうと思っていて」と坪井監督。
いい間で“怒ってるんじゃなくて”とセリフを入れる松田さんにスタッフ一同、大爆笑でした。

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リハーサル中。室内はギュウギュウ。スタッフ全員入れません!

続いてはメモがガムによって裏返る部分。
実際にどんな風になるんですか?」とドアを開けた状態でメモ紙を差込んでみる松田さん。このくだりは結構コツが必要で、なぜか本番になると成功せず…「心のカメラは回ってたのに!次本番行こう!」とカメラマンさんが思わず叫んでしまうほど。美術部、カメラマン、助監督陣…スタッフ総出でアイデアを出し合い、見事“裏返す”ことに成功したのでした!
司の「よし」が良かったですね〜。

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司の書いたメモ
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床にガムを張りつけているため、スタッフに注意書き!

さらに続けて、クロスワードパズルをしている部分。
“優雅に”と台本に書いてあったので、「どうしたら優雅に見えるかなあ」と松田さんは背もたれの倒れやすいイスをチョイス。「足を組んだら司っぽくないかなあ?手の位置かなあ?」などと坪井監督も松田さんに提案しながら進められました。
そんな中、「うまい!ずっと見てられる!」と坪井監督が絶賛したのが懐中電灯点滅。美術部さんがボタンを押すと消えるように仕込んだのですが、操作をしているのは松田さん本人。全て意図的に点けたり消したりしいたわけではないのですが、振ってると点かなかったり、首元へ持っていくと消えるなど絶妙なタイミングだったため、松田さん本人もモニターを見ながら「凄くうまくいってる!」と満足げでした。

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クロスワードの隣にはラーメンの雑誌。暇つぶしには最適♪

そして最後は真紀が助けに来た部分。
リハーサルで松さんが司のメモ紙を踏んでしまったのを見て、「真紀さんってそういうところ、あるよね〜」と坪井監督。
松さん「踏んじゃったなと思ったんです」
坪井監督「シュールだなあ。真紀さん気づかず人を傷つける素質があるのかも(笑)」
松さん「(笑)」
松田さん「司は気づいていないと思いますけどね。助けに来てくれた嬉しさで」
などと、実は腹黒!?な真紀さんの行動を本番で採用することに!(踏む足元が映ってましたね)

そんな真紀が見た司の姿は…タンクトップ袖!
“追い詰められてたんだなあ”と悟るような真紀の表情が印象に残ったのでは?
この袖巻き。
松田さん「このシーンでやっちゃう?!」 衣裳部「切っちゃうよ!」
と撮影直前にハサミでシャツとニットに切り込みをいれ、くるくる巻いたものなのです。
1話から大切に着ていた衣裳を切って、袖巻き巻きタンクトップ!を作り上げたのでした。
そんな司(松田さん)の姿を見て、「この姿見たら、がっかりするね」と現場を見に来ていた土井チーフ監督がポツリ。演出中の坪井監督も「シュールだね」と満面の笑み。「この姿……司を恋愛対象として(真紀は)見られるかなあ。あと3話で……今後、どうなるんでしょう」と苦笑いの松さん。(この時点で第8話以降の台本は完成していませんでした)。
司の恋は実るのか!?という話題で盛り上がる中、撮影は終了したのでした。

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モニターを見ていた松さん&松田さんは大笑い。

3月7日放送の第8話では、すずめが司の恋を応援!
司の真紀への想いは成就するのか……!?
全員、片思い完結!?四角関係の行方をお楽しみに♪

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