〜現場レポート〜

vol. 23 ともに歩む覚悟を7.26 Tue.
恋しい人とともに歩きたいと思うのは誰でも願うこと。その願いを叶えるためには覚悟が必要。だけどその覚悟をして、恋しい人に手を伸ばした未亜と海里。これから歩く道がどんな険しい道かはわからない、だけど恋しい人となら。
熱海で足止めされてしまった未亜と海里。はからずもひとつ屋根の下で一晩を過ごすことになり、気まずい空気が流れていました。そんな沈黙を破ったのは遥香からの電話。
電話の向こうから聞こえてくるのは「あの子」を大切にしない海里をなじる言葉。この電話の声は橋本マナミさんが事前に収録してくださっていたのですが
マナミさん「すごいきつい言い方ですよね…監督も『もっと強く言って!』っておっしゃるんですが、ここまできつくていいんでしょうか…」
とおっかなびっくりになるくらい。その一方的な物言いを聞かされる海里、そしてその海里を見つめるしか出来ない未亜…
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空気を変えようと思ってお茶とか入れてみたり
監督「電話のあとは元気付けようという気もあって明るめに声かけてね。なのに思いのほか、海里が自分のことについて話し始めたからちょっと驚きながらも引き込まれていって。」
武井さん「どこで近寄っていったらいいんでしょう…出来るだけ話をたくさん聞いてからのほうがいいんでしょうか…」
監督「タイミングとか計らないで、自分で『行きたい』と思ったら行っていいですよ。ただ、話すときはちゃんと座ってからにしてくれれば。」
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じっくりと監督と芝居を作っていく武井さんと滝沢さん
武井さんは「がまんしなくていいんですよ」という言葉を近くで言ってあげたいと思ったのでしょう、こらえきれなくなって言葉に詰まる海里のそばへと近寄り、後ろからそっと腕をまわして抱きしめました。
石岡くんが好きな女の子に贈りたいと思ったオープンハートのペンダント。彼の恋は実らなかったけれど、きっと彼女は心を開いて真摯に受け止めて返事をしてくれたんだと思います。そのペンダントをいつも見につけている未亜に抱きしめられてそのぬくもりに包まれて、海里の心の扉は開いたんだと思います。
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自分の気持ちを聞いて
あなたが教えてくれた、自分の声に耳を傾けること。ならばわたしも教えてあげたい、わたしの心はいつだってあなたに向かって開いていること。どんな重荷だって、一人で抱えるより、誰かが一緒に支えてくれれば進んでいくことが出来る。抑えていた心が開いてしまったら、もう進んでいくしかない。
「覚悟は出来ている」と言った未亜。その笑顔を見たいと思ったのはきっと海里、引き寄せられたくちづけはお互いの誓いだったのかもしれません。
熱海の夜、ここは「金色夜叉」で有名な貫一お宮の別れの舞台。この悲恋の舞台で結ばれたことは二人の未来を暗示しているのか…
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熱海の海はこんなにも穏やかなのに
ついに海里の妻・優香の存在が明らかに。陽太の言うことなんて信じたくない、だけどどうしても知りたいと足を踏み出した未亜。その病室の扉は果たして地獄への入り口なのか。
優香を演じてくださっているのは数々のドラマ、映画に出演されている演技派女優・木南晴夏さん。
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木南さん「優香という役は、原作ではとても物分かりの良い奥さんだそうですが、どうやらドラマではそんないい人に演じさせてもらえなさそうです(笑)。
まだ本性というか本質が見えてきていないので、私自身、優香という役がどんなものを抱えているのか、今後気になるところです。未知数ですがきっと女性であれば共感を得られるような人物になるのではないでしょうか。」

未亜と海里、そして優香。この先、この恋がどうなるのか、どうぞ見守っていてください。
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TBS FREE/配信は終了しました
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このドラマはフィクションです。登場する企業やブランドの実際の活動とは一部異なる部分がございます。
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