終わらない反芻
すずめちゃんがマキさんの手を握って瞬時に感じた変化は、他人同士でも「家族」だから出来ること
上記のシーンを見て思い出したのはマキさんが帰ってきたミキオにすぐ「痩せた?」と聞いた事シーン
そしてすずめちゃんがマキさんのヴァイオリンを大事そうに持って二階から降りてきた時思い出したのは、
ミキオもマキさんのヴァイオリンを大切に想い、殴られても身を挺して守っていたシーン
マキさんとミキオもまた、他人同士ながら「家族」にはなれていた
こんな風に最終回では他にも色々なシーンが過去回を何度も反芻するきっかけとなり、録画を何度も一時停止しては「巻き戻し」ばかり なかなかエンディングにはたどり着けなかった
今もまだ反芻が終わらず、ここに静謐な文章を残せるほど落ち着けていないのだが、居ても立ってもいられず打ってしまっている
カルテットを作った方々に、感謝を伝えたいです
4人を最初は疑いながら、後半は毎週「できるだけ悲しい思いをしないでくれたら」なんて心配になり、最終回前は「とにかくお願いだから幸せになって!」と祈る気持ち
架空の4人なのに本気で心の底から彼らの事を毎週想っていました
端からみれば滑稽かもしれないけど、私には大切な時間でした
そんな時間をくださった方々に感謝します
特にメインの役者さんたちは、今後何かで見かける度にこの「カルテット」を反芻させる存在になりました
まだまだカルテットの反芻は、カルテットロスは結構な長さで続く事と思います