水戸黄門大学

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パナソニックドラマシアター水戸黄門 40周年第40部記念 スペシャルコンテンツ



うずまさ通信

/『水戸黄門』の殺陣(たて)シーンを支える東映剣会の俳優陣をご紹介します
vol.8 木下 通博(きのしたみちひろ)さん


◎生年月日、出身◎
1954年8月23日、京都府。
◎ニックネーム◎
年上の方は「きーやん」で、後輩からは「親分」。イベントで親分役をようやってるんで、そのままそう呼ばれてます。
◎好物◎
何でも食べる雑食系男子です!
◎苦手なもの◎
女の子と羊羹(ようかん)。甘すぎる羊羹は“さぶいぼ”が出る(鳥肌が立つ)。
◎趣味◎
お茶とお花です。お茶はコーヒー飲むだけですけどね。お花は花札ですけどね……。
◎得意技◎
空手。大学の空手部時代に関西優秀選手になって、実業団の師範に行ったり子どもに教えたりもしました。昔は空手で飯を食おうと思ってたくらいなんです。
◎俳優になったきっかけ◎
太陽が黄色かったから!?
◎撮影の思い出◎
『水戸黄門』で忘れられないのは、照英君演じる鬼若に池に投げ落とされるシーンを撮った時。場所は大沢の池で、冬やったから薄く氷が張ってたんです。でもここは思い切っていこうと自ら一回転してドボン!そうしたら水があまりに冷たくて、これはヤバイと思って本当に焦りました。あの時は芝居じゃなくて完全に素で慌てたな。みんなには後から「シンクロナイズドスイミングかと思った」って言われましたけどね(笑)。
真夏の合戦シーンも大変。太陽をさえぎる木陰もないような場所では、溝に細長ーく寝そべったり、かぶとの中に氷を入れたりして、ささやかな涼をとってます。
◎殺陣への思い◎
僕が入社した23歳頃はものすごい数の作品を撮っていて、人も多かった。これでは殺陣ができんと仕事をもらえないなと思っていたら、2年目に里見さんの舞台の仕事をいただいたんです。それを機に本気で殺陣を覚えようと頑張って、剣会にも入れてもらいました。優しい先輩はいろいろ教えてくれたし、お手本がいっぱいいたのが良かったですね。
◎「心企画」のボランティア活動について◎
剣会の木村、浜田、山口、田井、本山、僕で、交代で老人福祉施設とかを訪問して時代劇のショーをやってます。ふだんは無口なお爺ちゃんがニコニコしてショーを見たり、一緒に歌を歌ったり、車いすのお婆ちゃんが立ち上がって僕らに斬りかかってきたり。楽しい殺陣ですよ。チャンバラを通してお年寄りが健康になったらええなと思ってやってるんですけど、逆にいつもみんな元気をもらって帰ってきてますわ。



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