水戸黄門大学

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パナソニックドラマシアター水戸黄門 40周年第40部記念 スペシャルコンテンツ



うずまさ通信

/『水戸黄門』の殺陣(たて)シーンを支える東映剣会の俳優陣をご紹介します
vol.1 峰 蘭太郎(みねらんたろう)さん


◎生年月日、出身◎
1948年5月12日、富山県。
◎ニックネーム◎
ランタン。でも最近は年齢だけは先輩になっちゃったから、そう呼んでくれる人もずいぶん少なくなりましたね。
◎好物◎
何でも食べますが、特にお魚が好き。僕は富山県の黒部という港町の出身。美味しいお魚を食べてきたからでしょうか。黒部の凪いだ海に沈む夕陽もとってもきれいで、故郷に帰るといつも海辺で夕陽を眺めています。
◎苦手なもの◎
芝居ですね。なんとかうまくなりたいという思いで今までやってきました。
◎趣味◎
音楽を聞くのが好きで、よく音楽で芝居のイメージを膨らませて遊んでいます。和楽や各地の民俗音楽を編集でつないで、その音色やメロディからいろいろな殺陣シーンの感情を想像したりするんです。僕は本当に殺陣が好きだから、趣味も自然とそういう方向になっちゃうのかな。自己啓発というか、楽しみながら何か明日につながるものがあればと思ってやっています。
◎得意技◎
馬。芸能界に入って「覚えないとダメ」とよく言われたのが馬で、すぐに習いに行きました。時代劇の人間は自動車免許よりも馬だったんです。
◎俳優になったきっかけ◎
16歳で大川橋蔵先生に弟子入りしたのがきっかけです。弟子というのは、例えば先生が舞台で踊りを踊られる時は後見(こうけん/演者の後に控えて世話をすること)をしたり、朝起きてから夜寝るまでとにかくずっと一緒。7年務めさせていただいて、一人立ちしたいという思いから東映に入りました。いきなり『大岡越前』に若侍役で出演できることになったんですが、「君、期待してるよ」と言われて出たら、「そんなもんか」ってボロクソ。いまだに忘れられません。自分はお弟子としてどれだけのものだったのかと振り返る日々が続きました。今でも橋蔵先生は僕にとって一番の役者ですし、務めさせていただいた7年間は財産です。
◎撮影の思い出◎
『水戸黄門』で印象に残っているのは、30歳前後の頃、悪人にいじめられる大工の人足(にんそく)役をやったこと。いつもの殺陣とは違う世界の経験が新鮮でした。しかも塀から転げ落ちて、弥七さんの腕の中で死んでいくという設定。弥七さんに抱きかかえられながら、すごく温かい気持ちになったことを覚えています。
殺陣で一番の思い出といえば、斬られ役で出た『桃太郎侍』で数え歌の“三つ”まで残れたこと。いつも「一つ、人の世の生き血をすすり」のところで高橋英樹さんに斬られてしまうのが悔しくて、最後まで残ることを目標に頑張っていました。三つ目で斬られた時は「ついにここまで来たー」って、すごくうれしかった。
◎殺陣への思い◎
殺陣の魅力は、現実には経験できない世界で正義と悪を届けられること。だから僕は、悪をやるのも徹底してやりたいと思っています。それに何をするのも“生き死に”がかかっていた時代。単に殺し合いをすることが殺陣ではなくて、その人そのものを知る大きな手がかりだと思うんです。本を読めば当時を知ることはできますが、殺陣の芝居でよりリアルに、見てくださる方がそこにふっと感情を乗せて、その人やその時代を感じてもらえたらうれしいですね。そのためにも、自分自身がもっといろいろな感情を表現できるよう芝居を磨いていきたい。そういう思いでいるので、撮影はいつも新鮮です。



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