現場レポート

4話の舞台裏の続きです……。
依頼人の無実を、二人同時に自白させる作戦で見事証明した刑事ルームチーム。一方は佐田と深山の理論に徐々に崩れていく女。もう一方はコワモテの斑目所長と志賀弁護士にビビるバーの店長。演じたハマカワフミエさんと淵上泰史さんの表情も真に迫り、痛快な心理戦でしたね。

それにしても、にらみも笑顔もコワかった斑目と志賀。笑顔シーンは、監督の「志賀さんは、大きくニターッでいきましょう」を受け、藤本さんは目だけ笑わない笑顔に。この前のシーンで見せた、奈津子へのデレッとした表情とは大違いでしたね(笑)。

前回3話では部下の落合が彩乃ラブな雰囲気でしたが、今回は志賀が奈津子に！この志賀＆落合のパターゴルフコンビ、今後も目が離せません……

ところで、斑目法律事務所はガラスの多いオシャレな内装ですが、ガラスだけに撮影には苦労も。この自白シーンで使われた部屋も廊下側が全面ガラスのため、映り込みは要注意。人も機材もとにかく遠くまで逃げます。
で、逃げることのできないカメラマンやカメラはといえば、写真のように黒い布で覆って隠しています。

そして、好評オヤジギャグシーン。4話の「時間が、オーバー久美子」は、通勤の方が徐々に増え始めた早朝、都内某所の路地で行われました。
松本さんは決めカットを撮った後、カメラワークを変えたりする撮影では「オーバー久美子だよ〜」とか、いろいろなアレンジで笑わせてくれました。
一方、そのギャグに高得点を付けた明石役・片桐さんは、「カット」がかかった瞬間、ゲホゲホとせき込むなど体当たりで酔っ払いを演じていましたー。