2016年4月期連続ドラマ毎週日曜よる9時放送

現場レポート

深山×佐田

松本さん演じる深山は、「99.9%有罪だとしてもそこに事実があるとは限らない。0.1%に事実が隠されているかもしれない」と、自らが納得するまでとことんこだわる男。
一方、香川さん演じる佐田は、数々の大企業の顧問弁護士を務める企業弁護のトッププレイヤー。元検事ということもあり、「依頼人の利益を考えるのが弁護だ」と考える、利己的な剛腕弁護士。

深山も佐田も個性的で自分の信念を貫く人物なので、意見が合わないこともあれば、チームとして協力する事もあります。
そんな2人のやりとりは、常に注目していただきたい!!
ので……本日のレポートでは、クランクインまもない頃の撮影エピソードを紹介します。

深山と佐田がお互いの意見を言い合い、その会話を岸部さん演じる斑目が聞いている……というシーン。「深山の正面にいて目を見て話した方がいいのか、隣で肩を掴むような感じの方がいいか、どうでしょうか?」と木村監督に相談する香川さん。「途中、動いてもいいかなと思っていて」という木村監督に、「じゃあ、僕も立ち上がってみるとか、違うパターンでやってみていいですか?」と松本さんもディスカッションに加わり……
松本さん「僕の“事実”という言葉が重要なポイントになると思うので、立ち上がって目線を合わせてもいいかもしれないですね。わざと斑目さんを挟むとか」
岸部さん「じゃあ、僕は逃げたくなるかもなあ」
香川さん「じゃあ2人で迫りましょう(笑)」
木村監督「では、その方向でお願いします」
などと、みなさん本当に楽しそうに、ひとつの動きを作り上げていました。

ひとつひとつの動きを確認中

また、深山と佐田が対峙する部分でのこと。
香川さんの胸元に触れる松本さんの仕草をモニターで見ていた木村監督は、「今のいいなあ。深山が嬉しいときにさわり癖があってもいいかもなあ」とポツリつぶやき、なにやら考えている様子。
そして本番後、モニターを見るためにやってきた松本さんに“さわり癖”を提案。
楽しそうな木村監督に、「いいですね!そういうタイミングあればやってみます!」とにっこり笑う松本さん。すると木村監督から……「あ!その笑顔。(セリフにあった)“でしょ”という言い方、すごく良かったんですよね。その笑顔で“でしょ”って振り向くのはどうですか?」と更にアイデアを!その提案に松本さんは、「こう振り向いた方がいいかも」「表情はこのくらいでどうですか?」などと、 “でしょ”という言葉1つの表情を丁寧に作り上げていました。
“でしょ”という深山がとっても気に入り、自らも“でしょ”とつぶやく木村監督に、「視聴者のみなさんにも気にいてもらえるように頑張ります(笑)」と松本さん、「深山がどれだけチャーミングに見えるかが大事だと思っていて、そこを僕らがサポートできれば」と香川さん。

このシーン以外にも、深山の“でしょ”が登場するのか!?
みなさんオンエアを楽しみにしていてくださいね。

そうして、1つ1つのシーンをとっても楽しそうに相談しながら作り上げている『99.9−刑事専門弁護士−』チーム。
初回の放送まで、あと17 日です。みなさん、お楽しみに☆

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