レポート

2018.1.19

2話のコンテナ水没シーン舞台裏

第2話もご覧いただいた皆さま、ありがとうございました^^
ミコトと六郎が、無事で本当によかったです!
トラックが貯水池に沈むシーンは、皆さんもハラハラしながら見守っていただいたのではないでしょうか? 
今回はその舞台裏をご報告します!

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これは冷凍コンテナのトラックが、貯水池に落ちた後の内部の撮影風景。実際に地面を掘って水を溜め、池を作るという大掛かりなものでした。四角い木の箱がコンテナに見立てたセットで、2つあるのは浸水状況を変えて時間経過を出すため。右が沈み始めで、左手前がかなり沈んでから。時間と共に水かさもどんどん増していきます。
現場にやって来た窪田さん、そんなセットを見て思わず「うわー!・・・帰りたい」。みんな大笑いでした。

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コンテナの中はこんな感じ。貯水池にダイブしたため、モノが散乱しています。撮影スタッフも、釣り人がよく履いているゴムの胴付き長靴スーツ、通称“ペンギン”を着て、準備万端でした。

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コンテナの前で、塚原監督が石原さんと窪田さんにお芝居の流れを説明。これと同じコンテナ内を再現したセットが陸上にも用意されていて、リハーサルはそちらで行いました。

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夜のシーンだったため、日没を待っていよいよ撮影開始。
昼はポカポカした陽気でしたが、さすがに冬の夕暮れ後は一気に冷え込んで、ペンを持つ手がかじかむほどでした。
そんな中、まずは左側のコンテナを使って、ミコトが水質を検査する様子などを撮影。さらに、右のコンテナに移動して、かなり水が入り込んできた状態を撮ります。

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窪田さんに続いて石原さんも中へ。左側のカメラマンさんは水面ギリギリの映像を撮るためにアクリルの容器に入っていますが、容器がほどよく沈まないと撮れないため、砂袋も一緒。というか、ほとんど砂袋に埋もれた状態で撮影していました。

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俳優さんたちは中に防水スーツを着ているとはいえ、さすがに首まで水に浸かっていると体に冷たさが伝わり、さらにどこからともなく水が浸入してくるらしく、コンテナの奥から「うわっ!」とか「冷たーい!」という声が。
でもテスト撮影が始まると、お2人は完全にミコトと六郎に。
監督が「水が顔まで迫ってきて危なくなると、人はどうするのか」と自分に問いかけるようにつぶやくと、お2人も考えを巡らせ、背後の壁のでっぱりにつかまったりと、リアルなお芝居を追求していました。
ちなみに、箱の上のスタッフ2人は、隙間から水が漏れてくる様子を演出するために、上からホースで水を撒いています。

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石原さんと窪田さんは、テスト撮影と本番で結局20分くらい水に浸かったまま。途中、カメラのレンズが曇ってしまうため、何度かドライヤーで乾かしながら撮影していました。
最後のカットが「OK」になると、お2人はそのまま近くにあったお風呂へ。スタッフが温かいお湯を溜めたバスタブを2つ用意してくれていました。しばし無言で、その温かさを全身で受け止めていたお二人。しばらくして石原さんは「こんなに気持ちのいいお風呂初めて」としみじみ。
オンエアはラスト何分かの映像でしたが、撮影にかかった時間は5時間近く。本当にお疲れ様でした!

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