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出演者インタビュー

氷崎民子役 浅田美代子

原作はお読みになられましたか?

はい、読みました。凄惨な一家心中の部分は怖くて怖くて……これをドラマ化するの?映像に出来るの?と、ビックリしました。ただそれだけでなく、DVや介護など悩みを抱えた家族がたくさん登場するので読み応えがありましたし、「ミステリー」と「家族の問題」がリンクしていく過程が面白かったです。

浅田さん演じる氷崎民子はどのような人物ですか?

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松雪さん演じる游子の母で、夫の介護に疲れ果ててパチンコにのめり込んでいる主婦です。家族のことだから誰かに頼るのではなく自分で介護しなきゃいけないと思っていて、一生懸命やっているけど限界を感じている人。介護生活が長く続くと、本当にキツイと思います。夫のことが好きとか嫌いとかそういう感情ではなく、疲れきっていて現実逃避したくなってしまう。民子みたいな人って結構いるんじゃないかなと思います。

「I LOVE YOU」を歌ってらっしゃいましたが……

あれはね、すっごい冒険しましたよね、『家族狩り』のスタッフは!!
「私に歌わせるの?」って台本を読んでビックリしましたし、1度だけでなく何度も歌うことになって驚いています(笑)。

歌ってみていかがでしたか?

辛くなりすぎてお父さん(夫・清太郎)が好きだった「I LOVE YOU」を歌うのですが、私「I LOVE YOU」って “恋愛の歌”だと思っていたんです。けれどお芝居の中で歌ってみたら、恋愛だけじゃない、“愛の歌”だと感じて胸にジーンときました。うまく歌えたかは分かりませんが、とっても印象に残っています。わざと悲しくしようとしているわけじゃないんですけど、今の氷崎家の状態からすると、ああいう雰囲気になってしまうんでしょうね。明るくしようとしても、暗くなってしまう。親子って本音を言い合えるからこそ、切なくもなるし、辛くもなるし、傷つけもするし、感情をむき出しにも出来る、なんだか悲しいですね。

松雪さんの印象はいかがですか?

松雪さんは「静」の魅力もあれば「動」の魅力もある不思議な女優さんだと思います。
共演していてとっても刺激的で楽しいです。“ここのセリフはどうしますか?”とかお芝居の話もしますけど、プライベートの話もたくさんしますし、自然体で素敵な方です。

介護、DVなど身近に感じることはありますか?

私の母が病気のときは2年間ほど介護生活のようなものでしたから、なんとなく思い出しますね。介護に関しては、年齢に関係なく、いつ自分や自分の周りの人に起こるか分からない問題ですから、身近に感じます。誰もが介護する側にもされる側にもなりえますから、他人事ではないですね。

浅田さんにとって家族を一言で言うと?

「大切なもの」です。
私、父も母も亡くしているので、家族って言うのが弟夫婦と犬しかいないんです。いなくなって初めて分かる悲しさとか寂しさがあるので、生きている間に親孝行・家族孝行をしておくべきだなと思っています。

最後に、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします

『家族狩り』は、心中事件を描いたよくあるミステリーじゃなく、家族の問題も丁寧に描いています。ミステリーでハラハラドキドキしていただき、同時に家族のあり方、悲しさ、矛盾を感じる新しい感覚の作品になっていると思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

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