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出演者インタビュー

石倉鉄哉役 佐野和真

原作・台本を読んだ印象はいかがでしたか?

原作を読んでまず思ったのは、“この作品をドラマ化できるのかな?”ということでした。小説としては成り立ちますが、映像としてどのように描くのだろうと想像できなかったですね……。
その後、手元に届いた台本を読んで、「ああ、なるほど。こうなるのか!」と。ドラマとして表現できるギリギリのラインで絶妙に家族を描いていたので、視聴者のみなさんを釘付けにするドラマになるだろうと思いました。僕自身も続きが気になってしまい、台本が届くたびに一気に読んでドキドキしていました。氷崎家、巣藤浚介、馬見原家の3つのストーリーラインに僕がどのように関わっていけるのか、撮影が待ち遠しかったです。

『家族狩り』をドラマ化する魅力はどこだと思いますか?

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原作は10年・20年前の作品ですが、現代でもメディアで取り上げられている問題が描かれているので、ドラマ化する魅力のある作品だと思います。『家族狩り』で描かれている家族の悩みや夫と妻・父と娘の関係などをテレビドラマとして伝えることで、新聞やニュースとは違った目線で視聴者のみなさんの心に刻めるのかなと。「こんな事件があったんだ」と流れてしまうのではなく、身近に感じて向き合う機会が出来るんじゃないかなと思いました。難しいテーマだと思いますが、視聴者のみなさんの心に残るような作品になって欲しいです。

佐野さん演じる石倉鉄哉はどのような人物ですか?

篠田麻里子さん演じる石倉真弓の夫で、一児の父です。今は花屋を経営して暮らしています。元々はヤンチャだったんですけど、根は優しく芯の通った青年だと思います。衣装合わせの際に、奥さん(真弓)に対する鉄哉と義父さん(馬見原)に対する鉄哉に少し変化を付けたいよねと坪井監督と話したので、そこは心がけて演じました。

義父・馬見原さんに対して鉄哉はどのように演じられましたか?

「ビビっていいよ!」って坪井監督に言われて撮影に臨んだのですが、撮影では遠藤さんの迫力がすご過ぎてビビりましたね。僕自身のドキドキを鉄哉に重ね、演じることが出来ました。

それは、第6話で義父・馬見原と対峙したときですか?

そうです。めちゃくちゃドキドキしました。台本を読んですごく楽しみにしていたのですが、実際に演じたら鳥肌が立って、想像を優に上回る緊張感と楽しさを感じました。
「抱いてやってくれませんか?」と碧子をお義父さんに差し出した時の遠藤さんの表情がとっても印象的でグッと引き込まれてしまい、お芝居をするってこんなに楽しいんだと改めて感じました。

撮影の際、遠藤さんとは何か意見交換されましたか?

心境のことはあまり話していないのですが、「子供をゆっくり振り返らせて欲しい」というのと、「自分が子供を見るまではなるべく子供の顔を見せないで欲しい」とおっしゃったので、お義父さんに碧子が見えないようにしっかりと抱きしめていました。遠藤さんとお仕事がしたいと思っていたので、自分へのプレゼントだと思いましたし、本当に勉強になりました。『家族狩り』に参加させていただいて本当によかったです!

佐野さんは馬見原の気持ちを理解できますか?

僕は……出来ないです。お義父さんにはお義父さんの悩みがありますから何とも言えないですけど、僕はお義父さんのようにはならない、なりたくないと思っています。今、最終回を撮影しているのですが、お義父さんと鉄哉・真弓の関係にも注目していただきたいです。お義父さんの想いを鉄哉なりにしっかりと受け取りたいと心がけながら演じたのですが、撮影中は遠藤さんの迫力に痺れました。ハッピーエンドかもしれないですし、そうじゃないかもしれませんが、みなさん楽しみにしていてください。

鉄哉の方がご自身に近いですか?

どちらかというと、近いですね。
鉄哉はナヨナヨしているというか、どちらかというとお義父さんに対して申し訳ない気持ちが強すぎるので、僕だったらオドオドせずに言いたいことをハッキリとお義父さんに伝えると思います。

遠藤さんの印象はいかがですか?

失礼なんですけど、めちゃくいちゃ怖い人だと思っていたんです(苦笑)。遠藤さんと共演されたことのある方からは「すごく優しい人だよ」と聞いていたのですが、実際にお会いしたら聞いていた通りすごく優しい方でした(笑)。気さくに話しかけてくれるし、声もかっこいいし、めちゃくちゃ素敵な方で大ファンになりました。撮影中、碧子役の赤ちゃんに泣かれちゃって落ち込んでいたら、「俺、赤ちゃんに嫌われやすい声をしているんだ」って話しかけてくださってとても嬉しかったです。

赤ちゃんとのシーンは大変でしたね。

子供のいる役は初めてだったのですが、想像以上に難しかったです。友達の赤ちゃんを抱いて練習したのですが、僕が抱いている芝居のときに泣いてしまったことがあって……嫌われているんだとショックでしたし、今でも心残りです。
そんな事もありましたが(苦笑)、碧子は本当に可愛かったです!抱いていると僕の腕をギュっと掴んでくれて、すっごく癒されました。父親を演じたら子供が欲しくなるって聞いていたのですが、僕もそう思いましたから(笑)。
撮影では、本番になると静かになったりピリとした雰囲気になるとしゃべりだしたり、その場の空気を読んでお芝居していて、これこそがお芝居の原点だなと感じ、「先輩!」と呼びたくなりました(笑)。

佐野さんにとって「家族」とは?

「絆」です。
今までもこれからも、どんなときでも一番の味方になってくれるのが家族。そんな家族との絆を大切にしていきたいです。親父みたいな父親になれたらいいなと思っています。
でもまずは……子供に好かれることから始めなきゃなあ(苦笑)。

最後に視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

『家族狩り』の登場人物たちは様々な問題を抱えています。ドラマを見ながらその思いを感じ取っていただき、少しでも考えるきっかけになればと思いながら演じています。一家心中なのか?殺人事件なのか?というミステリーに関しては、ハラハラドキドキしながら見ていただけると思います。ぜひ最後まで楽しんで見てください。

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