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原作紹介

天童荒太『家族狩り 第一部〜第五部』(新潮文庫刊)

高校教師・巣藤浚介は、恋人と家庭をつくることに強い抵抗を感じていた。馬見原光毅警部補は、ある母子との旅の終わりに、心の疼きを抱いた。児童相談センターに勤める氷崎游子は、虐待される女児に胸を痛めていた。女子高生による傷害事件が運命の出会いを生んだ。そして、悲劇によって結ばれた人びとは、奔流のなかで、それぞれの生に目覚めてゆく。人間の醜さ、哀しさ、気高さ――、そのすべてを描く、天童荒太の代表作。

  • 幻世(まぼろよ)の祈り
    家族狩り 第一部
    (本体476円+税)
    新潮文庫刊

  • 遭難者の夢
    家族狩り 第二部
    (本体476円+税)
    新潮文庫刊

  • 贈られた手
    家族狩り 第三部
    (本体476円+税)
    新潮文庫刊

  • 巡礼者たち
    家族狩り 第四部
    (本体514円+税)
    新潮文庫刊

  • まだ遠い光
    家族狩り 第五部
    (本体667円+税)
    新潮文庫刊

天童荒太(テンドウ アラタ)プロフィール

1960(昭和35)年、愛媛県生れ。'86年「白の家族」で野性時代新人文学賞を受賞。
映画の原作・脚本を手がけたのち、'93(平成5)年に『孤独の歌声』が日本推理サスペンス大賞優秀作となる。'96年、『家族狩り』で山本周五郎賞を、2000年には『永 遠の仔』で日本推理作家協会賞を受賞。'04年、『家族狩り』(オリジナル版)の構想を元に新たに書き下ろした新潮文庫版『家族狩り』全5巻が話題を呼ぶ。同年、 『家族狩り』『永遠の仔』(文庫版)で王様のブランチBOOK大賞を受賞する。
'09年、『悼む人』で直木賞を受賞。'13年、『歓喜の仔』で毎日出版文化賞を受賞する。 他に『あふれた愛』『包帯クラブ』『静人日記』などがある。

天童荒太さんコメント

率直な感想をお聞かせください

素晴らしい演技力を持たれているキャストの皆さんに出演していただき、信頼する植田プロデューサー(拙著『包帯クラブ』の映画化でもお世話になりました)をはじめとした熱意あふれるスタッフが集まってくださり、光栄に思っています。台本を拝見しましたが、ホームドラマとハードなサスペンスが共存している、近年まれな、すぐれたドラマになるに違いないと、ぞくぞくしました。

撮影現場をご覧になってみていかがですか?

小説『家族狩り』は今の社会に必要な問題をテーマとしていますが、テレビドラマとしてどのように仕上がるのか、正直なところ期待と不安がありました。しかし撮影現場に来てみると、すごく熱気があるし、キャストもスタッフも本当に情熱を込めて、ホームドラマの温かい部分と、サスペンスの緊張感をうまく融合させ、しかも社会性のあるメッセージを伝えようと、懸命に力を注がれているのが伝わってきました。現場を見ているだけで、正直、熱くなってくるものがありました。

ご自身で書いた作品と、違和感はありますか?

自分が小説として表現したものが、映像化される際には、"違うものになるだろう"と覚悟しているのですが、今回はとても原作を大事にしてくれていると感じました。その上で、今という時代に向けて、また視聴者に向けて、新しい形でテーマを深く強く訴えようとしていることが伝わってきて、本当に嬉しく思いました。まったく違和感がないどころか、ドラマ『家族狩り』の一視聴者として、心から楽しみにしています。

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