じょんのび日本遺産

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放送内容

2020年

2020年12月27日
12月27日
日本各地を旅した2020年の“じょんのび”旅
古くから人々が伝えてきた伝統を大切に守り続けている町や、海外からの影響を受けて独自の文化を紡いできた町、さらに、暮らしの中で育まれてきた食文化。 旅人たちが出会ったさまざまな日本の姿を、斉藤由貴さんとともに振り返る。 ナレーター:森本レオ
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2020年12月20日
12月20日
長崎の旅
斉藤由貴さんが巡る長崎の旅。最初に訪れたのはオランダ坂。鎖国時代、海外との唯一の窓口だったこの地には今も当時の洋館が立ち並ぶ。瓦屋根の洋館が立つグラバー園では園内のカフェでひと休み。長崎市民の足、路面電車に乗り向かったのは、老舗菓子店の白水堂。長崎に伝来したカステラと砂糖は和菓子文化に革命をもたらした。名物の桃カステラは今も桃の節句でお祝いのお返しとして喜ばれている。
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2020年12月13日
12月13日
山陰の旅
山陰地方には、美しい町並みが広がる2つの城下町がある。近代日本の出発点となった山口県萩、幕末期の風景を残す島根県津和野。歴史と文化の香る2つの町を平井理央さんが旅する。 最初に訪ねたのは明治維新の志士たちを数多く輩出した萩。志士たちの指導者、吉田松陰を祀る神社では、境内に残る松下村塾のわずか2間ばかりの小ささに驚く。萩の名産品のひとつ、夏みかんは維新後、失業した武士たちを救うために植えられたもの。夏みかんを丸ごと使った伝統の銘菓、夏蜜柑丸漬の上品な甘さを楽しむ。もうひとつの名産品、萩焼はやわらかな風合いで落ち着いた味わいの伝統の焼物。泡立ちがなめらかになるという萩焼のタンブラーでビールを試し飲み。そして、水揚げ量日本一のアマダイをお造りとから揚げでいただく。
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2020年12月6日
12月6日
大分の旅
大分県の耶馬渓は岩山や断崖が数十キロにもわたり連なる景勝地。ダイナミックなその景観は江戸時代、天下一と謳われ多くの観光客で賑った。紅葉が美しい耶馬渓とその周辺を市川紗椰さんが巡る。 旅のはじまりは大分県の温泉郷、別府。至る所から湯気が湧き出す通りを散策し、別府を代表する源泉を訪ねる。海地獄と呼ばれる源泉は水温98度、青く見えるのは成分の鉱物が光に反射するためだという。湧き出す湯気を使った足湯ならぬ、足蒸しを体験する。蒸気を利用して作る地獄蒸し料理は江戸時代から続く調理法。地元の食材を蒸して味わってみる。
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2020年11月29日
11月29日
島根の旅
通常は「神無月」と呼ばれる旧暦の10月を「神在月」と呼ぶ出雲。全国八百万の神々が出雲大社に集まり、大国主大神と縁結びの相談をするためとされている。 そんな聖地、出雲を中心に島根県を旅するのはモデル・女優として活躍する堀田茜。まずは神々が上陸するという稲佐の浜から出雲大社に続く新門通りと呼ばれる参道へ。多くの土産物屋が連なる中、良縁を招くとされる縁結びゆかりの品を物色。出雲大社を参拝するのは初めてという堀田さん、象徴的な大しめ縄に圧倒されつつ、「2礼4拍手1礼」の正式な作法でお参りを果たす。続いて訪ねたのは日本最古の温泉街とも言われる玉造温泉。美容効果が高く、美肌の湯として知られている。
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2020年11月22日
11月22日
栃木の旅
全国屈指の観光名所、日光のある栃木県。今回は紅葉に色づく日光と宇都宮を巡る。 旅するのはフリーアナウンサーの皆藤愛子さん。最初に訪れたのは宇都宮の北西部にある大谷地区。 ここは約1500万年前の海底火山の噴火でできた凝灰岩「大谷石」の産地。加工がしやすく耐熱性に優れる大谷石は、公会堂や教会など、町の至るところで用いられている。昭和に職人の手で彫られた27mもの巨大な大谷石の観音像、大谷石に彫られた日本最古の磨崖仏、そして大谷石の歴史が刻まれた地下採石場跡を訪ねる。
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2020年11月8日
11月8日
尾道の旅
江戸時代に北前船の寄港地として栄え、海と山、神社や寺が箱庭のような町を形づくる尾道。坂道と細い路地がどこか懐かしい雰囲気を湛え、林扶美子の小説や大林宣彦監督の映画の舞台ともなった。 旅をするのは斉藤由貴さん。始まりは尾道水道の港から。さっそく石段の坂道を進むと、民家風のカフェへ迷い込む。友人の家に招かれたような眺めのいい一室でハーブティーをいただきひと休み。続いて見つけたのはレトロな活版印刷機のある紙もののお店。自分の好きな活字を拾い、オリジナルのカードを手作りする。尾道商店街では港町らしい帆布屋さんを発見。帆布でつくられたカラフルなバッグを購入する。
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2020年11月1日
11月1日
伊勢志摩、松坂の旅
秋の伊勢志摩、そして松坂を旅するのは宇賀なつみさん。始まりは志摩半島を見渡せる展望台から。この地の名産品といえば御木本幸吉が世界で初めて養殖に成功した真珠。まずは彼が創設したミキモト真珠島へ。輝く真珠を身につけ、海女さんたちが再現する120年前の養殖のようすを見学。そして、海女さんが獲ってきた海の幸をいただける海女小屋へ。新鮮な伊勢海老やアワビを存分に味わう。続いては伊勢神宮に参拝。内宮では偶然、神馬に遭遇する。参拝の後には門前町でてこね寿司やスイーツ、伊勢うどんを楽しむ。
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2020年10月25日
10月25日
軽井沢の旅
人々の憧れの避暑地、軽井沢。豊かな自然と清々しい空気に満ちたこの場所は、心身を癒すことから、かつて「屋根のない病院」と喩えられた。この呼び名の主は、明治時代に軽井沢を訪れたカナダ人宣教師、アレキサンダー・クロフト・ショー。彼の尽力により、この町は宿場町から避暑地、別荘地へと変貌を遂げていった。
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2020年10月18日
10月18日
箱根の旅
豊かな自然や温泉に恵まれ、江戸時代は東海道の要衝とされた箱根。明治時代からは多くの外国人も訪れるようになり、日本有数のリゾート地として発展してきた。
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2020年10月11日
10月11日
金沢の旅
江戸時代に“加賀百万石”と呼ばれる豊かな藩の中心として栄えた金沢。今も歴史情緒溢れる町並みが広がり、伝統の文化が息づいている。 旅をするのは宝塚歌劇団出身の遼河はるひさん。最初に訪れたのは金沢市のシンボル「金沢城公園」。
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2020年10月4日
10月4日
神戸の旅
日本海や瀬戸内海沿岸には山を風景の一部に取り込む港町が点々と見られる。これらの港町は動く総合商社として巨万の富を生み、各地に繁栄をもたらした北前船の寄港地である。そんな港町のひとつ、神戸は明治時代に海外に開かれ、異国情緒漂うハイカラな町として発展していった。
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2020年9月27日
9月27日
滋賀、京都の旅
古い日本の歴史を刻む滋賀、そして京都。情緒溢れる古刹や美しい街並みが旅行く人をやさしく迎える。そんな滋賀と京都を旅するのは、皆藤愛子さん。最初に訪れたのは滋賀・大津市に架かる日本三名橋のひとつ「瀬田の唐橋」。琵琶湖から吹く爽やかな風を感じながら、橋の先に広がる石山寺へ。ここは観音さまを祀る西国三十三所の第13番札所。紫式部が7日間籠り「源氏物語」の着想を得た「源氏の間」も残されている。お参りの後は近江牛の「じゅんじゅん」を味わいに老舗の料理店を訪問。すき焼きに似た滋賀の郷土料理「じゅんじゅん」、そのおいしさに心打たれる。
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2020年9月20日
9月20日
函館の旅
日本有数の港町、函館。近海で獲れる豊富な魚介類に溢れ、また、国際貿易都市として海外へいち早く開かれたことにより古くから西洋の食文化も根づいている。
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2020年9月13日
9月13日
秋田、岩手の旅
古来、日本人は自然の素材を使ってさまざまな道具を作ってきた。職人の技が生み出す優れた道具は「伝統工芸品」として、今も各地で大切に受け継がれている。
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2020年9月6日
9月6日
倉敷の旅
400年前まで一面の海だった倉敷周辺は、近世からの干拓により綿やイ草が栽培されるようになり、織物生産が盛んとなった。明治以降も繊維産業は発展を続け、倉敷は現在、年間出荷額日本一の「繊維のまち」となっている。江戸期の白壁商家群の中に、近代以降に建てられた洋風建築が風景にアクセントを加え、訪れる人々を魅了している。
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2020年8月30日
8月30日
富山の旅
富山県の高岡は商工業で発展し、町民によって文化が興り受け継がれてきた町である。江戸時代から鋳物や漆工などの生産がはじまり、港は米や綿、肥料などの交易拠点として「加賀藩の台所」と呼ばれる程の隆盛を極めた。現在でも町割り、街道筋、町並み、生業や伝統行事などに、高岡町民の歩みが色濃く残されている。
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2020年8月23日
8月23日
高尾山の旅
都内にいながら豊かな自然が味わえることから人気を博し、年間登山客数が世界一と言われる高尾山。 そんな高尾山は今年、都内で初めて日本遺産に認定された。
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2020年8月16日
8月16日
山形の旅
江戸時代から明治時代にかけて、日本海を航海していた商船・北前船。山形県酒田は米どころの山形から上方へと米を運ぶ、北前船航路の起点となった。船は商品となる積荷だけではなく、各地の文化や伝統を運んだため、酒田は日本の中心と言われるほどに繁栄した。
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2020年8月9日
8月9日
千葉の旅
北総地域は百万都市江戸に隣接し、関東平野と豊かな漁場の太平洋を背景に、水運と江戸に続く街道を利用して東国の物産を供給し、江戸のくらしや経済を支えた。こうした中、江戸文化を取り入れることにより、城下町の佐倉、成田山の門前町成田、利根水運の河岸、香取神宮の参道の起点の佐原、漁港・港町、そして磯巡りの観光客で賑わった銚子という4つの特色ある都市が発展した。これら四都市では、江戸庶民も訪れた4種の町並みや風景が残り、今も東京近郊にありながら江戸情緒を体感することができる。 この四都市を旅するのは六角精児さん。
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2020年8月2日
8月2日
静岡の旅
日本初の「旅の大ブーム」の火付け役は、十返舎一九の滑稽本「東海道中膝栗毛」であり、歌川広重が描いた「東海道五十三次」の浮世絵であった。日本のガイドブックの原典とも言われる滑稽本や浮世絵に惹かれ、自由な移動が制限される江戸時代でも人々は物見遊山の旅へいそいそと出かけて行った。駿州を訪ねると弥次さん喜多さんの「旅の楽しさ」が今も体感できる。今回、静岡を旅をするのは、俳優の村上弘明さん。
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2020年7月26日
7月26日
京都の旅
お茶が中国から日本に伝えられて以降、京都・南山城は、お茶の生産技術を向上させ、茶の湯に使用される「抹茶」、今日広く飲まれている「煎茶」、高級茶として世界的に知られる「玉露」を生み出した。約800年にわたり多種多様なお茶を作り続け、喫茶文化の展開を生産、製茶面からリードし、発展をとげてきた。そんな「お茶の都」を旅をするのは、女優の高島礼子さん。
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2020年7月19日
7月19日
三陸の旅
今回は宮城出身の中村雅俊さんが岩手県の三陸を巡る。最初に訪ねたのは高田松原。復興のシンボル、奇跡の一本松を見に行き、昨年3月に開通した三陸鉄道リアス線に乗車。終着駅の久慈をめざす。最初に降りたのは唐丹駅。訪れたのは「桜舞太鼓」の皆さんが稽古している練習場。桜舞太鼓は東日本大震災の津波で太鼓や練習場が流され存続の危機にあったが、応援してくれる人々のために続けてきたのだそう。修理を繰り返しながら使っている大切な太鼓を打たせてもらう中村さん。
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2020年7月12日
7月12日
明治貴族が描いた未来 〜那須野が原開拓浪漫譚〜
わずか140年前まで人の住めない荒野が広がっていた日本最大の扇状地「那須野が原」。 この地を開拓したのは明治政府の中枢にあった貴族階級だった。近代国家建設の情熱と西欧貴族への憧れを胸に、私財を投じ大規模農場の経営に乗り出したのだ。その遺志は長い闘いを経て、那須連山を背景に広がる豊饒の大地に結実した。那須野が原に今も残る華族農場の別荘を訪ねると、近代日本黎明期の熱気とそれを牽引した明治貴族たちの足跡を垣間見ることができる。
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2020年7月5日
7月5日
日本遺産の町で出会った酒(特別篇)
日本遺産がある歴史深い町をめぐると必ず出会うもの。それはおいしいお酒だ。 日本酒、焼酎、ワイン… 清らかな水と米や葡萄などの豊かな実りを元に受け継がれてきた伝統の酒づくり。各地の酒蔵を訪ねると、名酒の陰には先人たちの知恵や携わる人々の情熱とたゆまぬ努力があることに気づく。大切な文化のひとつでもあり、飲む人もつくる人もみんなを幸せにしてくれる魔法の飲み物、酒。各地で出会った美酒、名酒をじょんのびと振り返る。 旅人:じょんのびな旅人たち ナレーター:森本レオ
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2020年6月28日
6月28日
食でめぐる日本遺産②(特別篇)
全国各地の日本遺産を訪ね、たくさんの美味しい食材や郷土料理に出会った。そこに込められた先人たちの知恵や工夫、ゆかり深い人物や、まつわるエピソード、特色のある食文化の背景を知れば、その味はより一層深いものとなる。旅で出会った食材や料理をじょんのびと振り返る第2弾。 旅人:じょんのびな旅人たち ナレーター:森本レオ
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2020年6月21日
6月21日
日本遺産の町に響いた名曲
全国各地の日本遺産を訪ねて旅をしてきた、ナタリー・エモンズさん。 アーティストとしても活躍している彼女は、旅先で数々の名曲を歌ってきた。 今回は、これまでナタリーさんが体験してきた“じょんのび旅”の思い出とともに、日本各地で歌ってきた名曲を振り返る。 旅人:“じょんのび”な旅人たち ナレーター:森本レオ
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2020年6月14日
6月14日
荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間〜北前船寄港地・船主集落〜
日本有数の港町、函館。江戸時代には日本の物流を担っていた北前船の寄港地として大いに栄え、明治時代にはいち早く海外に開かれたことから独特のハイカラな街並みが広がっている。そんな函館は2017年に日本遺産に認定されている。 旅をするのはナタリー・エモンズとハコちゃんこと作家の岩下尚史。
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2020年6月7日
6月7日
ふるさとの魅力を再発見する旅(特別編)
ふるさと。それはすべての人にとっての心の原点だ。子ども時代に見た風景、家族や友と過ごしたかけがえのない時間。一度離れたふるさとを再び旅すると、忘れかけていたことやあらためて見えてくる良さに気づく。今回はじょんのびとふるさとを訪ね、その魅力を再発見した旅を振り返る。 旅人:中村雅俊 村尾信尚 吉田類 ナタリー・エモンズ ナレーター:斉藤由貴
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2020年5月31日
5月31日
ナタリーさんが体験した日本遺産(特別篇)
全国各地の日本遺産を訪ね、地域ごとのさまざまな文化や伝統に出会ってきたナタリー・エモンズさん。間近に見たり聞いたり味わったりするだけではなく、茶の湯や日本舞踊、稲刈りに素潜り漁、果ては四国のお遍路さんや神楽の舞いまで、自ら貴重な体験も重ねてきた。今回はナタリーさん自身が「そのひとつひとつが日本の心に近づくことができ、忘れられない」と語る奮闘体験を振りかえる。美しい風景、人々とのふれあい、そしてナタリーさんの汗と涙で綴る“じょんのび旅”。 旅人:ナタリー・エモンズ ナレーター:斉藤由貴
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2020年5月24日
5月24日
食でめぐる日本遺産(特別篇)
各地の日本遺産を訪ね、出会う楽しみのひとつ。それが暮らしの中で大切に育まれてきた各地の食文化だ。古くから知られる名産品。四季折々に旬を迎える味覚。そして先人たちの知恵やこだわりが生かされた郷土料理。今回はこれまでの旅の中で出会った食材や料理を振り返る。美味しい海の幸、山の幸にあふれた“じょんのび旅”。 旅人:“じょんのび”な旅人たち ナレーター:森本レオ
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2020年5月17日
5月17日
日本遺産の地で奏でる音楽(特別篇)
日本遺産のストーリーに出会うため、これまで訪れた全国の町。そこには美しい風景や暮らしとともに、その土地に根づいた歌や音楽があった。今回は、アーティストでもあるナタリー・エモンズが各地で出会った歌や旅の仲間とともに奏でてきた音楽を振り返る。民謡、わらべうた、歌謡曲から洋楽まで、音楽を味わい楽しむ“じょんのび旅”。 旅人:“じょんのび”な旅人たち ナレーター:森本レオ
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2020年5月10日
5月10日
荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間〜北前船寄港地・船主集落〜
日本海や瀬戸内海沿岸には、山を風景の一部に取り込む港町が点々とみられる。そこには、港に通じる小路が随所に走り、通りには広大な商家や豪壮な船主屋敷が建っている。また、社寺には奉納された船の絵馬や模型が残り、京など遠方に起源がある祭礼が行われ、節回しの似た民謡が唄われている。これらの港町は、荒波を越え、動く総合商社として巨万の富を生み、各地に繁栄をもたらした北前船の寄港地・船主集落だった。時を重ねて彩られた異空間として今も人々を惹きつけてやまない。
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2020年5月3日
5月3日
日本遺産の「色」をめぐる旅(特別篇)
全国に83のストーリーがある日本遺産。旅人たちはその美しい風景を訪ね、各地の伝統や文化を物語るさまざまな「色」に出会ってきた。野山を染める美しい花や木の葉、人々の暮らしに寄り添い、彩りを与える和の色。今回は日本遺産の「色」をめぐるじょんのび旅。 旅人:“じょんのび”な旅人たち ナレーター:斉藤由貴
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2020年4月26日
4月26日
尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市
尾道三山と対岸の島に囲まれた尾道は、町の中心を通る「海の川」とも言うべき尾道水道の恵みによって、中世の開港以来、瀬戸内随一の良港として繁栄し、人・もの・財が集積した。その結果、限られた生活空間に多くの寺社や庭園、住宅が造られ、それらを結ぶ入り組んだ路地・坂道とともに箱庭的都市が生み出された。迷路に迷い込んだかのような路地や、坂道を抜けた先に突如として広がる風景は、今も昔も多くの人を惹きつけてやまない。そんな尾道の街は、2015年に「日本遺産」に認定されている。 尾道を旅するのは、ナタリー・エモンズと村尾信尚。
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2020年4月19日
4月19日
日本国創成のとき〜飛鳥を翔た女性たち〜
今から1400年前の飛鳥時代は女性が大いに活躍し、輝いた時代だった。天皇の半数は女帝であり、政治・文化・宗教の各方面で女性が我が国の新しいかたちを産み出し、成熟させていった。 日本国創成の地である飛鳥は日本史上、女性が最も力強く活躍した場所でありその痕跡が色濃く残る地である。そんな飛鳥のストーリーは2015年に日本遺産に認定されている。また、飛鳥の南に広がる紀伊山地には、吉野や高野山、熊野三山などの霊場が広がる。
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2020年4月12日
4月12日
政宗が育んだ“伊達”な文化
仙台藩を築いた伊達政宗は、時代を代表する文化人でもあり、文化的にも上方に負けない気概で自らの"都" 仙台を創りあげようとした。古来、東北の地に根づいてきた文化の再興・再生をめざす中で、伊達家で育まれた文化を土台に、上方の桃山文化の影響を受けた豪華絢爛、政宗の個性ともいうべき意表を突く粋な斬新さ、さらには海外の文化に触発された国際性といった時代の息吹を汲み取りながら、これまでにない新しい“伊達”な文化を仙台の地に華開かせていった。その文化は政宗だけに留まらず、後の藩主に、さらには仙台から全国へ、そして武士から庶民にまで、さまざまな方面へ広がり、定着し熟成を加えていった。そんな伊達な文化のストーリーは2016年に日本遺産に認定されている。
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2020年4月5日
4月5日
「四国遍路」〜回遊型巡礼路と独自の巡礼文化〜
弘法大師空海ゆかりの札所を巡る四国遍路は、阿波・土佐・伊予・讃岐の四国を全周する全長1400キロにも及ぶ我が国を代表する壮大な回遊型巡礼路。札所への巡礼が1200年を超えて継承され、今なお人々により継続的に行われている。地域住民の温かい「お接待」を受けながら、供養や修行のため、救いや癒しなどを求めて弘法大師の足跡を辿る四国遍路は、自分と向き合う「心の旅」であり、世界でも類を見ない巡礼文化である。四国遍路は2015年に日本遺産に認定されている。
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2020年3月29日
3月29日
大自然と信仰の歴史が息づく一大聖地、日光(特別編)
全国の日本遺産の地を旅して各所で出会った、徳川家康を祀る「東照宮」。その総本社は山、湖、滝が美しい景観をつくる日光にある。古くから山岳信仰の霊場として崇められ、東照宮をはじめ二社一寺を擁する日光はユネスコの世界遺産にも登録されている。今回は豊かな自然美、匠の技が生み出した究極の人工美が同居する聖地、日光をナタリー・エモンズと家康を尊敬する片岡鶴太郎が旅する。
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2020年3月22日
3月22日
海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群〜御食国(みけつくに)若狭と鯖街道〜400年の歴史の扉を開ける旅〜石から読み解く中世・近世のまちづくり 越前・福井〜
今回、若狭と越前を旅するのはナタリー・エモンズと高島礼子。 最初に訪れたのは若狭地方を代表する港「小浜漁港」。 かつてここで水揚げされた海産物は朝廷へ運ばれ高級品として重宝された。 ここで「鯖」や「ぐじ」と呼ばれる甘鯛の水揚げを見学。 続いて、京都に海産物を運んだ「鯖街道」を通り、料亭「酔月」で「鯖寿司」と「ぐじの若狭焼き」を堪能。 「ぐじの若狭焼き」は鱗をつけたまま焼くという独特の調理法で作られている。
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2020年3月15日
3月15日
会津の三十三観音めぐり〜巡礼を通して観た往時の会津の文化〜
磐梯山信仰を取り込み東北地方で最も早く仏教文化が花開いた会津。今も平安初期から中世、近世の仏教や寺院が多く残り「仏都会津」とも呼ばれている。その中でも三十三観音巡りは古来のおおらかな信仰の姿を今に残し、広く会津の人々に親しまれている。そんな会津若松が育んだ仏教のストーリーは2016年に日本遺産に認定されている。 今回は東北人としての誇りを抱く中村雅俊が会津を旅をする。
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2020年3月8日
3月8日
特別編 〜キャンピングカーの旅 静岡〜
今回はキャンピングカー企画第2弾。さまざまな日本遺産の地を一緒に旅してきたナタリー・エモンズと工藤夕貴が、再びキャンピングカーに乗り、静岡県の絶景スポットへ。まずは歌川広重も描いた景勝地、三保の松原で富士の絶景をしばし鑑賞。
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2020年3月1日
3月1日
日本海の風が生んだ絶景と秘境―幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地「因幡・但馬」―
日本海から吹きつける季節風が創り上げた日本最大級の鳥取砂丘。目に見えぬ風の姿がさざ波模様の風紋に映し出され、海岸を進むと風が起こす荒波に削り出された奇岩が連なる。中国山地へと急流を辿ると、風がもたらす豪雪に育まれた杉林を背に豪邸が佇む。さらに源流へと分け入ると岩窟の中に古堂が姿を現す。これらは日本海の風が生んだ絶景と秘境である。人々は、厳しい風の季節での無事とそれを乗り越えた感謝を胸に、幸せを呼ぶ麒麟獅子を舞い続け、麒麟に出会う旅人にも幸せを分け与えている。風が生んだ絶景と秘境のストーリーは2019年に日本遺産に認定されている。
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» 2020年2月以前の「放送内容」は
こちらでご覧いただけます

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