じょんのび日本遺産

2020年9月6日(日)

倉敷の旅

400年前まで一面の海だった倉敷周辺は、近世からの干拓により綿やイ草が栽培されるようになり、織物生産が盛んとなった。明治以降も繊維産業は発展を続け、倉敷は現在、年間出荷額日本一の「繊維のまち」となっている。江戸期の白壁商家群の中に、近代以降に建てられた洋風建築が風景にアクセントを加え、訪れる人々を魅了している。
そんな倉敷を旅するのは斉藤由貴さん。最初に訪ねたのはお洒落な雑貨屋さんが立ち並ぶ美観地区。
オリジナルの手ぬぐいをつくったり、好みの麦わら帽子を購入したりと繊維のまちならでは楽しさを満喫。その後は岡山県でしか栽培されていない「マスカットジパング」のパフェを味わい、名物の川舟流しでゆったりと町見物。蔵を利用した和食レストランでは郷土料理の「返し寿司」をいただく。さらに、オリジナルのGジャンをつくったら、一番好きな食べ物という桃の農園を訪ね、狩りを体験。最後は世界的な名画が集められた大原美術館で、時を忘れ美の世界に浸る。繊維、果物、アートと倉敷の名物をたっぷりと楽しむじょんのび旅。

旅人:斉藤由貴
ナレーター:森本レオ

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