番組トピックスTOPICS

完成披露試写会&制作発表 - Q&A -

NO.9 2016.04.12(火)
イメージ

*中谷美紀さんへの質問*
「容姿端麗・高学歴・高収入」という、同性から見れば最強のステータスを持つみやびを演じられていますが、そのステータスが逆に恋愛弱者に結びついてしまっている、という役柄で、その役柄がオファーされたとき、率直にどのように思われましたか?

中谷さん:
容姿端麗に関しましては、もう40歳なので、その辺は照明やメイクでごまかしてもらっている部分もあるんですけど(笑)、“私結婚できないんじゃなくて、しないんです”というのは私も常々標榜しておりましたので、やっと「私の時代がやってきたな」と思いました(笑)。ただ企画書をよくよく読んでみると、「結婚できないんじゃなくて、しないんです」といっていたことが間違ってるって言われているような話だったんですね。
バカにされているような、イヤミを言われているような、どういうつもりなんだろうプロデューサーは(笑)、と思いながら読んでいたんですが、車の中で大爆笑してしまいまして、大声をあげて笑ってしまったくらい楽しい企画書でしたので、このドラマとともに私自身も視聴者の皆さまと一緒に成長していきたいなと思いますし、みやびとともに女性らしさに磨きをかけて、素敵な出会いに恵まれるように頑張りたいと思います。

イメージ

*藤木直人さんへの質問*
毒舌トーク満載の十倉を演じてみていかがでしたでしょうか。苦労した点とかありますか。

藤木さん:
そうですね。セリフ量がとても多かったんですけれども、さきほども言ったように、原案の水野さんのファンだったので、セリフを覚えること自体はすごく楽しかったですね。ただ年が年なんで、なかなかセリフが入ってこなくて困りましたね(笑)。あとはすごく口が悪いというか、初対面のみやびに対して、「お前」を連発したり、話が進むに連れて「ブス」とかなんとか言ったりするんで、多分多くの女性を敵に回すと思いますがあくまでセリフなんで(笑)。この作品が少しでも面白くなればと思いまして。頑張ります。

「あくまでセリフ」とおっしゃいましたが、女性として気になるのは十倉の発言が世の男性の本心なの?本音なの?というところでちょっとゾッとするところもありまして。「わかる!」って部分も男性としてあるんですか?

藤木さん:
原案を読ませていただいたときに「ここまで男の本音を書いちゃっていいのか?」っていう風に思ったんですけど、全てがすべて僕に重なる部分があるわけじゃないですけど、なるほどなあって部分も多くありましたね。

徳井さん:藤木さんもイメージがございますので、あまり辛らつなことは言えないと思いますので僕の口から言わせていただきますと…(ズバリ)男の本音です。

イメージ

*瀬戸康史さんへの質問*
“フェアリー男子”を演じてみていかがでしょう?またご自身を○○男子と例えるとしたら、何男子ですか?

瀬戸さん:
“フェアリー男子”はものすごく難しかったですね。演じていて何度も中谷さんや監督、プロデューサーさんと話し合いましたし、つかみきるまでに時間がかかりました。
それから、僕自身は「ペンギン男子」だと思っていて、ペンギンって自分が飛べないことをわかっていて生きているじゃないですか。鳥なのに、飛べないということをわかって生きている。僕もネガティブじゃないですけど、あの人には叶わないなと思いながら生きてきたので…パッと思いついたのがそれです。

徳井さん:ちょっと心の闇が出ましたね。

瀬戸さん:ポジティブな意味です。ポジティブなペンギンです(笑)。

イメージ

*大政絢さんへの質問*
若いながら将来の安定した生活のために婚活に励む役柄を演じられた大政さん。梨花という役を演じられていかがでしたでしょう。

大政さん:
梨花ちゃんは、毎週婚活のために合コンや恋愛のための本を読んだりしているので、そういう部分は自分にはないかな。共感できるという部分で言うと、今の20代前半は、安定を求めるんですよ。結婚に対して安定を求める部分は共感できるかもしれないです。

イメージ

*徳井義実さんへの質問*
みやびから恋愛対象としてアタックされるというモテ男。“難攻不落なエベレスト男子”と称される桜井を演じられていますが、オファーが来たときどう思われましたか。

徳井さん:
このドラマの製作チームは大好きなので、よっぽどのことがない限りはお受けさせていただこうと思っていたんですけど、内容を聞いて、マネージャーから「中谷美紀さんに惚れられるらしいですよ」と聞いた瞬間に、くい気味に「やるっ!!」て言いました(笑)。こんなありがたいことはないですよね。

非常にさわやかで素敵でしたよね。みなさんいかがでしたでしょうか?(場内から拍手)

徳井さん:
一拍の間をおいての拍手、ありがとうございます。でも本当に40で、ほぼほぼ40で独身でっていうことなので、撮影中も「こんなこと確かに俺言うたなあ」とかありましたし、(桜井は)ほぼ僕です。

女性の心もよくわかる徳井さんからして、今後の感想についてはいかがですか?

徳井さん:
さきほどもありましたけど、男の手の内を明かしすぎて、このドラマをたくさんの女性が見て、恋愛論をどんどん吸収されてしまうと恐いなっていうのもあるんですけど、すっごく面白いですね。この後も数々のガチで使えるテクニックが出てきますんで。それを踏まえたうえで僕も頑張って婚活していこうと思います。

イメージ

*みなさんへ質問*
見どころを教えてください。

中谷さん:
瀕死のアラフォーが頑張って十倉の恋愛論にしがみついて、徳井さん演じる桜井を落とすべく、瀬戸くん演じるフェアリー男子といい仲になるべく奮闘しておりますので、ぜひこのドラマを応援してください。よろしくお願いいたします。

藤木さん:
僕が演じる十倉が繰り出す恋愛論は、キャッチーなタイトルがついていたりするんですけど、男の本音に基づいた、普段皆さんが目にしないような理論だと思うんで、このドラマのオンエアが終わったときに、カップルになる方、さらには結婚する方が増えてくれたらいいなと思います。あとはみやびと桜井の回想シーンが第1話では松任谷由美さんの「春よ、来い」でしたけれども、あのシーンがすごくよくって、毎回違う懐かしい曲なんですけど、この年になってくると本当に沁みるといいますか、「あの時ああしてたらひょっとしたら人生変わっていたかもな」なんてすごく突き刺さるので、そのシーンに毎回どんな曲が流れるのかも楽しみにして欲しいです。

瀬戸さん:
次が見たくて仕方なくなるような作品だなと、完成した作品を見て感じています。これを見てくださる方で、“フェアリー男子”を落としたい人がいたら必見です。“エベレスト男子”もそうですね(笑)。どうぞよろしくお願いいたします。

大政さん:
色んな視点から見える新しいラブコメディだと思います。女性は「男性ってそんなこと感じてたの?」と、男性は「俺らはこういうこと思ってたんだよ」って感じられると思います。男性も女性も共感できるラブコメディは今までなかったと思いますので、今日ご覧になった皆さん、たくさんの人に広めていただけたらなと思います。よろしくお願いします。

徳井さん:
内容で見どころや楽しいところはみなさんがおっしゃってくださったんで。一応劇中にベティというボストンテリアがすごくかわいいんで、犬もよろしくお願いします。同じ局で『生き物にサンキュー』という動物の番組もやってますんで、そちらのほうもよろしくお願いいたします。

バックナンバー