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バンキシャ日記・男子

呪縛からの解放2012年6月9日(土)

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まさに後がない崖っぷちの中で、ニッポン男子バレーは蘇りました。
7日のオーストラリア戦、ストレートでの勝利。
1・2セットの息詰まる接戦の中で、最後まで集中力が切れなかった選手たち。
その執念が、それまでチームに漂っていた重苦しい雰囲気を振り払い、
3セット目の怒涛の連続得点につながりました。

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右目を負傷しながらコートに戻ってきたキャプテン宇佐美選手。
初戦以来のスタメン起用で“らしさ”を見せたゴッツ石島選手。
コートを走り回り、こぼれたボールを拾い続けたリベロ永野選手。
そして3セット目だけでブロック6本を決め起爆剤となった山村選手。
彼らに試合後話を聞くと、4人とも同じ想いを共有してコートに立っていたのです。
「悔いだけを残して終わりたくない」
もちろん12名の選手全員が、一つの想いで繋がっていました。
その言葉は最終予選のプレッシャーという呪縛から解放する
キーワードでもありました。

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そして残り2戦。選手たちにはもう一つ、新しい合言葉が加わりました。
「自分たちの手でオリンピックをつかむ」
今こそニッポン男子バレーの底力を見せる時です。

プロフィール

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男子バンキシャ担当・島崎圭二プロフィール

出身:埼玉県 好きなもの:仕事と酒

2005年から、バレー担当に就任!
スポーツの厳しさや楽しさ、そして感動を伝えられることに喜びを感じています。

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