全日本チーム情報

昨日、フルセットの激闘を制した韓国戦後。ケガからの復活を果たした、
ゴリこと清水邦広選手は、支えてくれた人たちへの感謝の言葉を試合後口にしました。
「応援してくれたファンの人や、復帰させようとリハビリに付き合ってくれたスタッフ。
励ましてくれたチームのみんなのおかげでコートに立てたと思います」

3月30日に右足首を手術。当初は自由に歩くこともできませんでした。
リハビリを担当した全日本の大石トレーナーは、
「右足の筋肉が落ちて、左右のバランスも悪くなっている。
痛みも当然あるので、本人と相談しながら、慎重かつ大胆にリハビリ計画を立てたい」

ゴリがボールを触り始めたのは5月9日。
スパイクが打てるようになったのは5月16日。
そこから約20日間で、ゲームに出て結果が出せるまでになったのです。
大石トレーナーはコートに立つゴリの姿を感慨深く見守りました。
「最初のスパイクが決まった時には、涙が出そうになりました。
思うように体が動かない時も、腐らず前向きに取り組んだ、彼の努力の成果です」

昨日の韓国戦は、ゴリだけでなく12名全員がコートの立ち、
個々の役割を果たして勝ち取ったゲーム。
龍神ニッポンの役者は揃いました。
今日の中国戦、高さに勝る相手でも、チームが一つになって、全員バレーで立ち向かいます。