TBS「バレーボール ネーションズリーグ」

2018/5/15(金)〜6/24(日)

男子大会 戦評

6月3日(日): 韓国 戦

JPN
3 { 
27-29
25-19
16-25
28-26
15-12
 } 2
KOR
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西田有志・李博・福澤達哉・柳田将洋・山内晶大・藤井直伸・井手智

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<第1セット>
アジア勢対決の韓国戦。まず西田有志選手がレフトから決め先取点を奪うと、序盤はキャプテン・柳田将洋選手が切り返しを決め、李博選手のサービスエースで連続得点。
福澤達哉選手のパイプが豪快に決まるなどテンポよく攻撃が機能し8-6でテクニカルタイムアウト。
その後は日本にコンビミスが出ると韓国も粘り強い攻めを見せて11-12とされ日本がタイムアウトを要求。
中盤はサイドアウトの応酬となりお互い得点を重ねた。
井手智選手の好レシーブから福澤選手のパイプにつなげ、勢いをつける足掛かりにしたい日本だが、お互い全く譲らず、20-20で終盤へ向かう。
韓国にスパイクミスが出て22-20で韓国は2回目のタイムアウトを取るが、ラリーの応酬で追いつかれ23-23。李選手がマークのきついブロックを打ち破り24-23でセットポイントとなるがジュースにもつれ込み、息詰まる展開の中で韓国が切り返しを決め26-27で日本がタイムアウト。
最後は粘った韓国がスパイクを決め27-29でセットを失った。

<第2セット>
メンバー変わらず。痛い失セットから切り換えたい日本だが、序盤から山内晶大選手のクイックが決まるなど攻撃は機能しており、ブロックを生かしたいところ。
お互いに譲らない展開となるが、柳田選手のブロックタッチから西田選手が切り返しを決め8-6テクニカルタイムアウト。
中盤は西田選手にネットインのサービスエースが出て10-7。
藤井直伸選手から関田誠大選手に交代するとブロックフォローから福澤選手が決めるなど、リードを広げて16-12でテクニカルタイムアウトを迎えた。山内選手のクイックが決まり、韓国のコンビミスで19-14。
点差ほど乗り切れていない日本だったが、終盤は山内選手のサービスエースやブロックが決まり25-19でセットを取り返した。

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<第3セット>
関田選手でそのままスタート。
その関田選手の強気なトス回しからスパイクを決めた李選手にサービスエースも出て5-3とリード。
西田選手にもサービスエースが出ると、山内選手のクイックが決まり8-5でテクニカルタイムアウト。しかし韓国もブロックから4連続得点で9-10と逆転され日本はタイムアウトを要求。
勢いの止まらない韓国はワンタッチからの切り返しが次々に決まり、10-13でセッターを藤井選手に戻し巻き返しを図る。
12-16から韓国のサービスエースで5点差とされ日本は2回目のタイムアウトを取ったが、韓国の一方的な展開となり浅野博亮選手、髙野直哉選手を投入。
14-22となり大竹壱青選手も入ったが、16-25でセットを失った。

<第4セット>
後がない日本は山内選手に代わって髙橋健太郎選手が、リベロに古賀太一郎選手が入る。
韓国のサービスエースで苦しいスタートとなるが、李選手の連続サービスエースで3-2と逆転し韓国タイムアウト。
さらにエースを重ねたが、韓国も粘り6-6と追いつかれる。
単発でしか決められない日本は焦りが出て、痛いコンビミスで9-12、タイムアウトを要求し2枚替えで関田選手、大竹選手を投入する。
お互い得点を重ねて16-18から李選手のサーブをきっかけに大竹選手や髙橋選手がポイントし、19-19と追いつく。
23-23から髙橋選手のサーブで崩し、韓国のスパイクミスを誘ってセットポイント。
ジュースに持ち込まれるが、最後は大竹選手が豪快なスパイクを決め28-26で勝負はフルセットへ。

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<第5セット>
交代した各選手は残ったままスタート。
李選手のクイック、髙橋選手のブロック、大竹選手のスパイクが決まるが、韓国のサーブで崩され連続失点し4-6で日本のタイムアウト。
福澤選手がパイプを決めれば韓国もエースが決めて6-8でコートチェンジ、8-10で終盤へ。
李選手がサーブで崩し、福澤選手が切り返しをうまく決めて10-10で韓国タイムアウト。
さらに福澤選手が渾身のスパイクを決め、レシーブで粘って大竹選手のフェイントで追加点。
髙橋選手のブロック、福澤選手のスパイクでマッチポイントを迎えると、最後は関田選手が値千金のブロックを決めて15-12。
劇的な逆転勝利を飾った。

(引用:公益財団法人日本バレーボール協会)

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