===森本毅郎・スタンバイ！===

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【子供のサーフィン大会】

2006年12月04日

ハワイでは11月に入った頃から本格的なサーフィンのシーズンを迎えます。オアフ島のノースショアでは、冬の高波が押し寄せ、毎週のように有名な大会が行われます。
そんな中、先週の感謝祭の連休に、オアフの西の外れ「マカハ･ビーチ」で、子供だけのサーフィン大会が行われました。
参加資格は12歳以下のみ。去年参加した友人によると水際でパシャパシャするだけで、大会の記念品が山ほどもらえるというんです。
それならと、2ｍしか泳げない私の娘もボディボードでエントリーさせ、まだ真っ暗の朝5時に起きでマカハ･ビーチに出掛けて来ました。

この大会は「メネフネ・サーフィン・チャンピオンシップ」といって、クィーン･オブ･マカハと呼ばれているハワイで最も有名な女性のサーファーが始めたイベントなんです。マカハのクィーンと呼ばれたのはレル・サン。1960年からプロとして活躍、ハワイ初の女性ライフガードも務めた方なんです。31年前、西オアフの子供達の暴力や薬物使用などの非行が目立ち始め、レル･サンは、子供達の興味を目の前にある美しい海に向けさせるためにこの大会をつくり、1998年、49歳で亡くなったあとも、その遺志をレル･サンの娘や仲間達が継いでいるんです。

実は私は6年ハワイに住んでいながら、「マカハ」に行くのは今回が初めてだったんです。H1フリーウェイを西に向かい、パールシティ、ワイケレを過ぎフリーウェイも終点となります。そのあとのどかな海沿いの道をまっすぐ30分ほどでマカハ･ビーチに到着です。

マカハビーチ驚いたのは、本当にビーチがきれいなこと。ピンクがかった白い砂に押しては引く透き通る水。1kmほどの弓なりのビーチは、絵葉書のよう。
ところが、見るのと入るのは大違い。波打ち際に足を付けると膝までの深さで、体ごと沖に持っていかれそうなくらい、波の引きが強いんです。娘はほとんど泳げないし、私は25メートルがやっと。それも何十年前のこと。これは水際でバチャバチャどころか、2人でおぼれてハワイアン･トドのように砂浜に親子で流れ着くなんて、怖いじゃありませんか!!

私の娘がエントリーしたのは、6歳以下のボディボードの部。6歳以下は大人が付き添わなければいけないんですが、ロングボードの部を見ていると、子供の演技というより、大人が子供を肩車したり、おぶったり、波の上でアクロバットのような演技を、完全に大人が決めているんですよ。

私が次の競技で親子で出場するけど泳げないの！と地元の若い男性に言ったら「そんなリスクを抱えて出たら危ないよ！」とすぐにマカハのライフ･ガードをしているお兄さんを連れて来てくれました。そのライフガードのエバ君が、娘と競技に出場するというんです。

いよいよ出場ちょっと怯える娘はエバ君と海に入り競技はスタート。エバ君は娘をボディボードに乗せたまま沖の方に行きます。もう、陸からは2人が豆粒にしか見えないほど遠くです。後から娘に聞いた話では、沖で波を待っている間、足の下を海亀やイルカの群れが泳いでいったそうです。

波に乗るしばらくすると沖からきれいな筋が近づいて来ます。その日の波の高さは海面から2ｍと、巨大なうねりです。その波のてっぺんに娘とエバ君の姿が見えたと思ったら、波の前を斜めにすべり降りてきたんです。遠くに娘の悲鳴が聞こえます。そのまま波と悲鳴が近づいてくるんですが、怖がっているんじゃなくて、喜んでいる悲鳴なんですよ!!　見事な波乗りには周りで拍手が起こります。

その後奇跡が続いて、見事な演技を3本決めて予選を2位で通過してしまったんです。そして娘は準決勝へ。準決勝も3位で決勝戦に出場となってしまったんです。
結局決勝戦では波が荒れて、エバ君も泳げない娘を危ない目にあわせられないからと、波には軽く1回乗っただけでした。それでも28人エントリーした中で6位に入賞したんです。

表彰式ではサーフィンのフィンの形をしたトロフィーと、賞品は参加賞をふくめると、有名サーフメーカーのＴシャツ3枚、ビーチサンダル、バックパックにバック、日焼け止めなど100ドル相当もいただきました。

この子供のためのサーフィンコンテスト、海外からの参加者も多く、プロなみの子供達がたくさん参加しているんです。
そんななかで入賞できたのも全てエバ君のおかげなんですが、気が小さい娘も少し自身が付いたようだし、なによりも私達親子にとって一生の思い出になるいい一日が過ごせました。娘は大きくなったらサーファーになるそうです。

【海洋深層水マハロ】

2006年11月27日

突然ですが、ハワイからの輸出品は何が多いかご存知ですか？
パイナップル？　マカデミア・ナッツ？確かに数年前まではマカデミア・ナッツやパイナップルはハワイの主要な輸出品でした。
ところが、2003年以降、あるものがハワイの輸出品のナンバーワンに踊り出たんです。
それは・・・「水」なんです。それも、タダの水ではありません。海の奥深くから汲みあげた「海洋深層水」なんですよ！　海洋深層水はご存知ですよね？　日本では水ブームが続いていますが、ハワイの海洋深層水も、ほとんどが日本に向けて輸出されています。

「海洋深層水・マハロ」という商品名なんですが、日本近海の海洋深層水は深さ400ｍ足らずの所の水なのに対して、「マハロ」はハワイ島カイルア・コナの沖、千ｍという深さから汲みあげた水なんです。

ハワイ島のカイルア・コナには、ハワイ州が設立した海洋深層水の研究を行っている、ネルハ自然エネルギー研究所があります。この研究所から2003年、日本の企業がパイプを借りうけ、海洋深層水を飲み水にする大掛かりなろ過装置を備えた工場を建てたんです。
今では、1日30万本のボトルが日本向けに輸出されるまでになり、ハワイでナンバーワンの輸出産業に成長しているんです。
ハワイ州産業経済開発観光課からも、この海洋深層水がハワイの経済を活発化させたとして、2004年、2005年と「エクスポーター･オブ･イヤー」、「その年最高の輸出品」という賞を受けています。

その海洋深層水「マハロ」、ここオアフ島のワイキキでお水の試飲ができるウォーターバーがあるというので出掛けて来ました。

店の正面ウォーターバーは、ワイキキの中心、免税店のとなりにあるワイキキショッピング･プラザの一階にありました。ガラス張りの店内は、明るくとっても清潔なイメージです。大きなカウンターの後ろに、お水のボトルがずら～りと並んでいるんですよ。

バーの深層水ハワイ島コナ沖の深層水は、グリーンランドの沖の海水が、海の奥深くの海流に乗って、ゆっくりと2千年の時間をかけてたどり着いたもの。汚染もない無菌状態で、ミネラル類がたくさん含まれているそうです。

マハロそして、実際に飲んでみました！
海の水といっても、塩分はろ過されているのでしょっぱくありません。水にうとい私は、一口目は、「あぁ、おいしいお水！」だけだったんですよ。ところが、水道水と比べると全然違うんです。元々ハワイの水道水は、おいしいと言われています。でも、その水道水が口にぶつかる感じがするんですねぇ。
海洋深層水「マハロ」は、一口飲むと、ふわーっと広がっちゃうというか、するーっと入っていく感じがするんです。それで、体にやさしくミネラルが取れるんですねぇ。

深層水コーヒーこの海洋深層水は、そのまま飲んでもいいんですが、コーヒーやお茶にしてもとってもおいしいそうです。
さらにこれでご飯を炊いてみて！と言われたので、さっそくその日の夜は海洋深層水で炊いたご飯をいただきました。するとアメリカのお米が日本の新米を炊いたように、ふっくら、もっちり。あまりのおいしさに3膳も食べてしまいました。これじゃ、健康には良くないですよね？　飲むだけに我慢することにします！

マハロ・ウォーターはハワイでは、500ml入りで2ドル、1.5リットルで6ドル50セントです。

カウンターハワイで輸出生産が一番になったというこの海洋深層水、アメリカの各地でも新聞で紹介され、これからアメリカ本土に向けての生産も始めるそうです。ヨーロッパのいくつかの国からは、海洋深層水の事業をこれから始めてみたいので、と問い合わせがあるそうです。

【七五三をハワイで】

2006年11月20日

今日はまず、先週11月16日からハワイで施行された新しい禁煙法について少しふれたいと思います。
タバコを吸う人には耳の痛いお話ですが、これはタバコを吸わない人の健康を周りの喫煙の害から守ることを目的として作られました。間接喫煙の害ですね。これによってハワイではほとんどの公共の場所でタバコが吸えなくなりました。
ホノルル空港、バス停などの公共の交通機関はもちろん「だめ」。そのほかショッピングモールや夜のバーも禁煙。
逆に、吸える場所としては、まず個人の住居、ビーチ、屋根のない駐車場など。違反すると50ドルの罰金です。
先週、今まで設置されていた灰皿がきれいに撤去されました。タバコを吸う方はちょっと大変かもしれませんが、これからはますます空気のきれいなハワイで、健康的に過ごしてください！

さて、では今日の本題。 11月中頃には日本の神社ではきれいに着飾った七五三の子供たちを見かけます。私はハワイに来てから娘のジャスミンの三歳のお祝いもせず、一度着物を着せてみたいなぁと思っていたんです。
先日新聞を見ていたら、ハワイ大学の敷地内にあるハワイ大学付属高校で、七五三に子供たちに着物を着せてくれるというんです。それも、無料です。さらに女の子に限り何歳でもOK。両親も希望すれば着物を着て、自分たちの持ちこんだカメラで撮影自由なんです。
11月11日と18日の2週にわたって行われた、この「七五三プログラム」に娘を連れて行って来ました。
ハワイ大学付属高校のカフェテリアで行われた「七五三着物プログラム」は今年で10年以上続いているイベントです。
これは、一人の日本人女性が始めたプログラムなんです。その方は、ご主人がハワイ大学の歴史の先生だった崎原ジーンさん。

30年ほど前、学生たちが日本の文化と題して演じたのが、温泉の浴衣を左前に着て、それはひどいものだったそうです。
崎原さんは、このままじゃいけない、どこかできちんと正しいことを教えなくては！と、日本の着物学校の協力を得て、たくさんの着物を寄付してもらい、25年前に「着物プログラム」の授業を立ち上げました。全米でも単位を取得出来る授業としてはここだけだということです。
その後、より多くのハワイの人たちに着物を通して日本文化を知ってもらうために始めたのが、一般向けの「七五三のプログラム」だったんです。

当日、高校のカフェテリアの中は、まるで大きな劇場の衣装部屋のようになっています。着物の授業を受けている高校生とボランティアが着付けをしてくれます。

さあ、いよいよ娘ジャスミンの着付けです。
今回私の着物は遠慮しました。私たち親子揃っての着物姿はあまりに想像したくなかったんです！

ハワイの高校生たちは、足袋から長襦袢、着物と慣れた手つきで着せていきます。驚いたのはみんな帯も手で結んでいたこと。私はてっきり出来た帯を留めるだけと思っていたんですが、長い帯を肩にかけ見事に結んでいきます。すごいですよねえ。それもハワイの地元の子たちですよ！
聞いてみると日系ではなくて、中国系と韓国系の子供たちでした。日本の文化に興味があって将来日本で勉強したいと言っていました。
崎原さんによると、着物の授業を受けた子供たちのうち3分の2が、旅行を含めて、その後、日本を訪ねているそうです。

ジャスミンは、見事に大変身！　初めて着る艶やかな着物姿でしゃなりしゃなりと歩く姿は・・・後姿は完璧、日本人。前を向くとちょっと、違うかなぁ？？？
でも千歳飴を持たせると案外似合うので思わず私もジーンとしてしまいました。

ハワイの女の子たちもＴシャツに短パンから着物に変身すると、おしとやかに見えるから不思議ですよね。

でも、大きな人が多いハワイ、2メートルはありそうなお父さん、着付けも3人がかり。
袴などはサイズが調節できるものの、草履はあまりに小さく、かかとが完全にはみだしていました。

2回のプログラムで、80人の子供が七五三の撮影を済ませます。
ハワイで七五三という行事を通して日本の着物や文化が紹介されていくのは、とってもいいことですよね？

【最高の乗馬！】

2006年11月13日

ハワイに来ると買い物、ビーチ遊び、ゴルフに歴史散策と様々な過ごし方がありますよね。
今日、私がご紹介するのは、大自然の中を最高の方法でお散歩をすること。
それは「乗馬」です。
それも手付かずの大自然が残るオアフ島のノース・ショアを散策する乗馬なんですよ。

先週、乗馬ツアーを行っているという「タートルベイ・リゾート」へ出掛けて来ました。
ワイキキからだと西回りでも東回りでもちょうど同じ1時間10分、島の反対側にあります。その静かな雰囲気に惹かれて、年々アメリカ本土からの滞在者が増えているというんです。

ここの乗馬はホテルのゲストでなくても利用できるので、ワイキキから乗馬だけに来る人や地元のファミリーにも人気のツアーなんです。
予約した時間にホテルに着くと、ロビーに車が迎えに来てくれます。
その回のツアーの参加者は、アメリカ本土からの親子2人と新婚のカップル、そして私の5人です。

そこでインストラクターの方から説明を受けます。
初心者でも簡単、子供でも楽しめるように気性がやさしく大人しい馬を25頭そろえています。
インストラクターは自分も馬にまたがり、身振り手振りで教えてくれますので英語がわからなくても大丈夫。インストラクターの方たちはウエスタンハットをかぶって、まるで西部劇のスターのようです。

インストラクター注意をすることは、手綱は絶対に放さない。手綱を引くと馬は止まり、右に引くと右に左に引くと左に。馬が止まったら馬のわき腹を蹴る。
これだけの注意を聞いたらいよいよ馬にまたがります。

体重制限があると聞いて「ウソ！」とあせったんですが、100キロまでと聞いてひと安心。それでも体型を見ながら馬を選んでいるようなんですよ。
私の乗った栗毛の馬の名前は「スぺー」。面白い名前だし、なんとなくほかの馬よりガッシリとして見えるんですよねえ。

実は私はポニーにも乗ったことがなく、正真正銘初めての乗馬。乗り始めはこわごわ。馬が思ったより揺れるのにはドキドキです。それでも2～3分もするとまわりを見る余裕が出てきて、目の前に迫った海を見て大満足。

海を臨む馬の上から見る海は高さもありひときわきれいで、潮の香りをいっぱいに吸いこみながらの乗馬です。

馬上でポーズ砂浜の上もヒズメを沈ませながら進んで行きます。
私の顔は口を開けて「笑いっぱなし」。楽しくて楽しくて本当にずーっと乗っていたいくらいです。
ただ、私とは反対に、私の馬「スペー」は、砂浜では苦しそうに首を伸ばして歩いていたようです。重くてごめんなさい！

草を食べる広い野原を通りかかった時、いきなり私の馬「スペー」は私の手綱を首でウィーンと引っ張ると、首を地面の草に伸ばしてムシャムシャ食べ始めたんです。これが怖いのなんの！首を真下に伸ばして体も前に傾いているので、首を滑り台のように滑り落ちていきそうなんですよ。
でも、インストラクターが馬に乗ってついて来ているので、安心です。

馬たちはジャングルの中も進み、急な坂も助走をつけてかけ上がってくれます。腰を浮かせて馬の首にしがみつき小走りになった時には、まるで武豊さんになった気分です。思わず「ハッ！」なんてかけ声も出ちゃいました！

馬での散歩は45分間。馬の振動をまともに受けた私はお尻が痛くて、今も固い椅子にすわるとビビーンと響きます。

「タートルベイ・リゾート」の乗馬は、朝8時半からお昼1時半まで1時間ごとにスタートします。必ず事前にホテルのコンシアージに予約が必要です。
乗馬は7歳以上で身長136センチ以上。大人はいくつでもいいですが
体重は100キロ以下の方に限ります。
お値段は一人50ドルに税金です。
ぜひ、お出かけになってみてください。

【ハワイの通える飲茶】

2006年11月06日

今日は、私がほとんど毎週通っているダウンタウンの飲茶のお店をご紹介したいと思います。
日本にいた時は飲茶を食べに行くことはほとんどありませんでした。高い！とiうイメージがあるのと、その頃はまだ若かったせいか、蒸し物が多い飲茶が物足りなく感じていたのかもしれません。
ところが、ここハワイに来てから飲茶に目覚め、大好きになっちゃったんですねぇ。

ハワイにはたくさんのチャイニーズの人達が生活しています。そのため、いたる所に本当にたくさんの中華料理のお店があるんです。そして多くのお店で朝からお昼にかけて飲茶をだしているんです。

大鴻運酒楼私がお気に入りの飲茶のレストランは｢ゴールデン・パレス｣。
香港出身のシェフがオーナーのお店なんです。
「ゴールデン・パレス」はホノルルのダウンタウン、ホノルル港に近いチャイナタウンの一角にあります。

オーナーのハワードさんは58歳。中華料理のシェフ歴は40年。一年365日休みなしで働く、笑顔がかわいいお父さんです。私がお店に顔を出すと、なぜか必ずバチバチっとウィンクをして席に案内してくれるんですよ。

　私は4年前ぐらいから通っているんですが、毎週でも食べられるその訳は、お値段が「ホノルル一」安いんですよ。
点心は一皿どれを食べても、たったの1ドル50セント、日本円で約180円です。
他のお店でよくあるのは、海老が入っていると高くなるとか、食べ物によって微妙にお値段が違ってきます。ここはどれでも1ドル50セント均一、だから安心して食べられるんです。

点心は60種類以上。お店の人は料理に関してだけ少し日本語がわかるんです。
例えば、「シュウマイ」は通じるし、餃子も「ギョウジャ」、湯葉巻きも「ユバ」でわかります。

　私のお決まりのコースは、まず蒸した海老餃子、餃子の皮がすけて中のオレンジ色の海老が見えるほどです。海老はプリプリ、丸ごとの海老がギューッと詰まっていて海老好きの私にはたまらない！そしてにら餃子にシュウマイ、今度は同じ海老でも海老揚げ餃子、湯葉に包まれた豚肉、ハワイ風の少し甘味がかったチャーシューのたっぷり入った肉まん、そして北京ダック. ここまで食べたら、おもむろにジュージュー鉄板で料理してくれるお姉さんを呼びます。

ルックファンそして一番のお気に入り「ルック・ファン」を頼みます。
ルック・ファンとは、お米の粉でできた白い柔らかいおもちのような物を鉄板で焼いたもの。中に干し海老とネギが入っていて、特製の少し甘いお醤油をかけていただきます。これが柔らかくてやさしい味、ほのかに広がる干し海老の香ばしい香りがあとを引く味なんですよ。

そして、最後にデザート。やさしい甘さの一口サイズのカスタード・パイをいただいて、「ごちそうさま!!」

これで10種類、15ドル。かなりの量なので2人で分けて一人7ドル50セント。800円ちょっと、安いでしょ？！！

　ピークは11時頃。チャイナタウンの買い物帰りの人達で広い店内もいっぱいになります。中国語に英語とミックスで話す人達が、ポットに入ったお茶と点心を楽しむんです。

　「ゴールデン・パレス」は、ホノルルのチャイナタウン、キング・ストリート沿いにあります。真っ赤な看板が目印です。
年中無休で、営業時間は朝7時から夜10時まで。
飲茶は朝7時から午後2時までですが、2時近くだと品物がなくなってきますので、早めにお出かけになってくださいね。

テーブルにお皿が山積みになっている大柄の女性がいたら、それは私です。

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