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小松昌美のハワイで暮らそう
【ミニ・ゴルフ】 2005年06月13日
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  • 今日は、タケロウさんも泰子さんも大好きな、「ゴルフ」です。 といっても、本格的なゴルフではありません。 地元の子供達で大変な賑わいを見せているミニ・パット・ゴルフを訪ねて来ました。
  • そのゴルフコースは「ベイ・ビュー・ゴルフ・パーク」というんですが、ワイキキからは山の反対側、カネオヘの海を見渡す場所にあります。 実は私は東海岸を回って買い物やドライブによく出掛けるんですが、美しいビーチが広がる「カイルア」の町から、カネオヘへ抜けてパリ・ハイウエイで帰って来るコースを使います。 その時にいつもこの「ベイ・ビュー・ゴルフ・パーク」の前を通り、パターを握った子供達が楽しそうに回っているのを見ていたんです。
  • 「ベイ・ビュー・ゴルフ・パーク」は、その名前の通り、ミニ・パット・コースあり、打ちっぱなしあり、ショートコースながらカートでめぐる18ホールの海を見渡す美しいコースもあるんです。 そして、ここのミニ・パット・コースは、36ホール。 18ホールの「パリ・コース」と「リケリケ・コース」の2つ。 パリもリケリケも、ホノルルからカネオヘ側に超える道の名前です。
  • ここのマネージャーのイーゼルさんは、めちゃくちゃフレンドリーで、ミニパットゴルフがオープンした当初から働いてる元気なおかあさん。 その彼女のお勧めは、「パリ・コース」。 いろいろ楽しい仕掛けも理由の一つだけど、昼間の場合、こちらの方が日陰が多くて涼しいのよ、と教えてくれました。 また、ヨチヨチ歩きの小さい子供から、70、80代のおじいちゃん、おばあちゃんまで、挑戦しているそうなんです。
  • まずは、スタッフが、身長に合わせてパターを選んでくれます。 そして予備のボール含めて3つのボールを持ってスタートします。 1番ホールのスタート地点に立つと、小山や木があるためにその姿は見えないんですが、子供達の笑い声が聞こえています。 ハワイではすでに夏休みに入っている学校も多く、子供達がたくさん訪れていました。 夏のサマースクールなど、団体でミニ・パット・ゴルフをしに来る子供達も多いそうなんです。
  • コースはまるで箱庭のよう。 小川が流れ、それが岩場から落ちて3メートル程の滝になっているかと思ったら、その滝の後ろ側が岩のトンネルになっていて、そこもホールになっているんです。 青い水がザーっと言う音を立てて落ちる滝の内側に立つと、スーッと涼しい風が吹いてきました。 そのまわりには椰子の木や、プルメリアの花などトロピカルフラワーが咲き乱れ、まるで、植物園でもあるいているようです。 そして、滝を滑り落ちた水は、再び小川になり、そのくねる小川を超えるようにコースが続いていきます。 その小川は、うっそうとした湿原地帯に流れ込んでいくんですが、ここ「ベイ・ビュー・ゴルフパーク」は、自然保護地域が含まれていて、そのために、手付かずの自然も残されているんです。
  • その湿原地帯を見下ろすように、ツリーハウスが2つ立っています。 その2つをつなぐ通路もすべてコースになっていて、穴から下に落すとまた次のコースにころがったりと、立体感も万点! また、16、17番ホールは高台の山にあって、そこからの景色は最高。 遠くにカネオヘの海が広がり、「トップガン」の映画の舞台となったカネオヘ海兵隊の基地もよく見渡せます。
  • ということで、18ホールを回るのに1時間ちょっと。 リケリケ・コースも回れば2時間半ほどとなります。 家族でハワイに来たお父さん、ゴルフはしたいけど、奥さん子供を残して一人じゃ行けない、とあきらめていませんか? ここなら、お父さんはショートコースの方を回ればおよそ3時間。 その間、お母さんと子供達はミニパットゴルフで遊ぶ。 でも、時間の差はそれほどでもないですよね。
  • 「ベイ・ビュー・ゴルフ・パーク」は、ワイキキから車で30分ほど。 年中無休で、営業時間は、夏休みの今は朝9時からラストスタートの8時半まで営業しています。 ただし、9月以降、学校が始まると、午後からの営業になりますのでご注意を。 料金は、大人12ドル。 シニア(55歳以上)は6ドル。 子供が、2〜4歳まで2ドル、5〜7歳までが4ドルです。
【卒業シーズンのハワイ】 2005年06月06日
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  • ハワイは卒業シーズンを迎えています。 そして子供達は、長い長い夏休みに入ります。 日本では、どちらかというと入学式の方が華やかで、卒業式というと厳かというか地味なイメージですよね。 たくさんお祝いをもらうのも、日本では入学の時です。 ハワイでは、入学は地味そのもの。 派手に着飾ることもなく、初日はオリエンテーションがあるのみ。 学校の説明と年間行事の説明が行なわれて、おしまいです。
  • ところが、卒業式は違います。 卒業はお祭りそのもの、なんとなく浮かれてくる季節なんです。 そこで、今回は、ハワイの卒業あれこれをお伝えします。 町には「コングラチュレーション!おめでとう!」の文字がいたる所で見られます。 黒い四角い帽子にマントを着込んだ、クマのぬいぐるみが売られ、有名なチョコレート屋さんでも、四角い帽子ケースに入ったチョコの盛り合わせが飛ぶように売れているんです。 文字には「おめでとう」と「先生ありがとう!」と2種類がありました。
  • 大型スーパーには卒業コーナーができて、「おめでとう」と書かれたさまざまな風船の下には、卒業式に出席する家族用に鳴り物、プープーとうるさい笛や、おそろいのTシャツコーナーもできています。 カードコーナーには、卒業用だけで、ざっと数えて300種類以上のカードが並び、お祝い用のお金入れの付いたカードも数多くありました。 再来週に近づいた「父の日」のカードは、卒業カードの半分以下しかないほどなんですよ。 卒業祝いのカードを選んでいる人に話しを伺って来ました。 高校生の娘を持つお母さんは、卒業祝いに2代に渡って受け継がれてる「ハワイアンジュエリー」のブレスレットをプレゼント。 ハワイでは卒業祝いに母から娘にハワイアンジュエリーを贈ることが多いそうです。 クラスメイトの男の子は、卒業祝いに車を買ってもらったそうです。 親戚中から集るお祝いのお金で、子供達は自分で車を買ったり、サーフボードを買ったりするそうなんです。
  • 私も友達の子供の卒業祝いに花を贈ろうと思い、花屋さんを訪ねました。 倉庫街にあるお花屋さんなんですが、卒業シーズンの予約の受け付けは1ヶ月程前にいっぱいになっちゃうそうなんです。 予約できなくて、どうしてもその日にお花が欲しければ、早朝6時半の開店と同時に並んでね、と言われてしまいました。 卒業祝いのレイには特別注文が多いというので、聞いてみると、一つ一つのお花の間に1ドル札を挟み込んだレイの注文が殺到するそうなんです。 また、先日、大学を卒業する男の人から、おもしろいオーダーがあった そうで、レイの花の中に小箱を隠して輪にしてほしいということでした。 そのレイは一緒に卒業する彼女へのプレゼントで、卒業式の開場で、プロポーズをするそうなんです。 それも卒業証書をもらったステージの上で、彼女の前にひざまずき、彼女の首にレイを掛け、隠された小箱からエンゲージリングを取り出すと言うんです。 お店の人は、「すっごい、ロマンチックよね〜〜!」と感激していました。 私は卒業式をなんて思っているの?!そんな大勢の前でプロポーズして断られたらどうすんのよ!とそっちが心配になりました。 どうなったんでしょうかねぇ??
  • 家のすぐ近くにある「ルーズベルト高校」は、昨夜が卒業式でした。 夜7時ごろから声援や笛や太鼓などの音で大騒ぎ。 グランドにはコウコウと灯りが点っていました。 そして、夜10時頃に、卒業式の終えた生徒達の一部が、卒業式の マントに帽子の姿のまま、首にたくさんのレイを下げて、5台のワイキキトロリーを借りきって、家の前を通って行ったんです。 すっごい奇声とともに、笛を吹いて、大騒ぎです。 さらに、回りの車は、祝福のクラクションを鳴らしています。 こうやって子供達はワイキキを一周する30分程の大騒ぎのツアーに出掛けていきました。 本当にハワイの卒業式はお祭りなんです。
【カルチャー・クルーズ】 2005年05月30日
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  • 今日は、今月5月1日から始まったばかりで、大人気となっているツアーをお教えしたいと思います。 大型クルーズ船のランチ・クルーズなんですが、ワイキキの沖に出て、ただ海を眺めるだけのクルーズではありません。 「中身」のぎっしり詰まったクルーズなんです。 「ハワイアン・カルチャー・クルーズ」と名付けられたこのツアーは、家族みんなで、ハワイの文化に触れる体験が楽しめて、さらに、船の上からのハワイの最高の景色を楽しめる、という一粒で何度もおいしい!!ツアーなんです。 はじまって1ヶ月足らずで大人気となっているのもうなずけます。 使われる船は、スター・オブ・ホノルル号。 このスター・オブ・ホノルル号は、ホノルル港に停泊する4階建ての大型の船で、ワイキキの沖に浮かぶ姿は、まるで大きな白鳥が羽を休めているように見えるんです。
  • 「ハワイアン・カルチャー・クルーズ」は、アロハタワーの脇にあるピア8から出航します。 船の前で記念撮影をする人達も多くいました。 そして、午前11時に乗船を開始。 真っ白のユニフォームを着た、かっこいいキャプテンがお出迎えしてくれます。 その日のお客さんは200名ほどで、その8割が日本人。 一階のボールルームはほぼ満席となっていました。 船がゆっくりと出港してアロハタワーが遠くなり、右にホノルル空港の滑走路が見えてくる頃、ボールルームの真ん中にあるステージでフラのレッスンが始まります。 髪の毛が腰まで伸びた、若いお姉さんが、恥かしそうに座ったままの人達を次々にステージ前に引っ張っていきます。 手を引っ張られたお母さんが隣にいたご主人の手も引っ張ると、「オレはいいよぉ!」と恥ずかしがっていましたが、「誰も知らない人ばかりなんだから、恥かしがらないで、やってよ!」の一言に、「そりゃ、そうだけど・・」とフラを習い始めていました。 5分後には本当に上手になって、先生に誉められて得意げに腰をプリプリ振って踊っていました。
  • フラ以外にも、ボールルームのほかの場所では、Tリーフの葉っぱを使ったレイ作りとランの花を使った頭にのせるレイ作り。 私はランの花を使ったレイ作りに参加したんですが、ここはお年寄りから子供まで大人気。 座る席もないほどです。 ランの甘いの香りの中、レイ作りは意外と簡単で、子供の頃に作ったレンゲの花の首飾りを思い出しました。 みなさんでき上がったレイを頭にのせて歩いていましたが、おじいちゃんなどは、野球帽の上からレイをのせていました。
  • そして、ランチはもちろんハワイの味が存分に楽しめるビュッフェ。 鮭のマリネのようなロミロミサーモン、ハワイの魚マヒマヒ、ワイマナロ産のフレッシュサラダ、ハワイ産のフルーツ、などなど豪華なお食事がいただけます。 食事がすんでから少し屋上のデッキからの景色を楽しんだんですが、海から見るダイアモンドヘッドやワイキキは、絵葉書を見ているよう。 そして、船がアラモアナの沖をゆっくりとホノルル港に向かって進む頃、センターステージで、フラのショーが始まります。 先ほどまで、フラやレイ作りなどで、先生役になっていた女性2人と、ウエイターとして働いていた男性2人がハワイの古典的なフラ、カヒコを踊り出します。 船室の窓から見える青い海と、遠くにそびえるダウンタウンのビルをバックに、フラのショーが続くのです。 たくさんの人達がカメラを持ってステージ前に集って来ていました。 最後にハワイの歌を合唱。 この時、全員が手をつなぐんですが、日本人の男性が恥かしそうに、そして、うれしそうにアメリカ本土からの金髪のお母さんと手をつないでいる姿を見ていると、船の中だからこそ照れずにできるのかもしれないと思いました。 普段だったら絶対にやらないんでしょうけどね。
  • 2時間という短い時間に、いっぺんに、素晴らしい景色のクルーズと、ランチと、そしてたくさんのハワイの文化を楽しく学ぶことが出来る、まさに時間のない日本の方にはぴったりのツアーなんですね。 スター・オブ・ホノルルの「ハワイアン・カルチャー・クルーズ」は、大人がランチ付きで42ドル95セント、子供(3歳から11歳)が26ドルです。
【フィリピン・フェスティバル】 2005年05月23日
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  • 「クムスタ!!!」
    これはフィリピン語で「お元気ですか?」という意味ですが、今日は「フィリピン・フェスティバル」のお話しです。 ハワイにはフィリピン系の移民の方が多く暮らしています。 2000年のアメリカ国勢調査で見ると、ハワイの人口のうち、半分近くの41.6%がアジア系。 このアジア系の内訳をみると、日系人が16.9%と最も多いんですが、 次がフィリピン系の14%、そして中国系が4.7%、韓国系が1.9%、ベトナムが0.6%となっています。
  • そんなフィリピンからの移民の方で、娘の同級生のお母さん、メリッサさんと、最近、友達になりました。 彼女は、お母さん夫婦、メリッサさんのお兄さん家族、そしてメリッサさん家族と全部で10人が一つ屋根の下で暮らしています。 そして近所には、おじさん、おばさん、甥に姪にいとこ達が住み、本当に大移民ファミリーなんです。
    そしてフィリピンの人達は本当に働き者。 彼女も子供を学校に預けたら、午前中は看護士になるための学校に通い、午後はホテルのメイドさんとして働き、そして、週末は病院の下働き、と3つの仕事を掛け持ちするスーパーウーマンなんです。 小さな体のどこにそんなパワーがあるのかとびっくりしてしまいます。
  • そんな彼女に誘われて、先週末、フィリピンのお祭り「マブハイ・フィリピーノ・フェスティバル2005」に出掛けてきました。 マブハイとはフィリピン語で「ようこそ!」という意味なんだそうです。 まずはワイキキのカラカウア通りに朝9時前に行って、パレードの見学。 ハワイのパレードにはかかせない「ロイヤルハワイアン・バンド」を先頭に、フィリピンの正装、両肩の袖がふくらんだ「キマナ」というドレスを着たミス・フィリピンのお姉さんたちの登場です。 小麦色の肌に、バナナの繊維に刺繍をほどこした「キマナ」というフィリピンの衣装はとっても優雅。 どの人もエキゾチックな美人ばかりで、目が会うと同じ女性なのにドキドキしてしまうほど、きれいでしたよ。 また、ホノルル市長のムーヒー・ハネマン市長も、フィリピンの正装であるバロンタガログというやはりバナナの繊維に刺繍がほどこされたシャツを着込んでいました。 涼しげで品のいい、素敵なシャツでした。 しばらくすると、フィリピンの漁師の扮装をした男性達が現われます。 彼らは中華鍋をひっくり返したような木の帽子をかぶり、背中に竹で編んだ籠を背負い、歌を歌いながら手にモリを持って踊っていたんですが、なんと、色鮮やかな幾何学模様の柄の入った派手なフンドシ姿なんですね。 もう目のやり場に困りそうなくらい。
  • その日はパレードの終点になるカピオラニ公園において、1日中、フィリピン・フェスティバルが行なわれていました。 屋外ステージでは、フィリピンのバンドが演奏をしていたり、バンブーダンスをしていました。 また、たくさんのフィリピン料理のブースも出て、大変な賑わいです。 実は私は、フィリピン料理は初めてだったんですが、今回メリッサさんという強い味方がいたので、安心して挑戦。
    まずは、フィリピンのお袋の味という豚肉の「アドボ」。 豚の角煮のようにも見えるんですが、角煮よりもさらにしっかりと煮込んでいるようです。 お醤油とにんにくとお酢で煮こむんですが、お酢のおかげか、こってりとしたお肉がさっぱりと味わえます。
    そして、細い春巻きのような「ルンピア」。 その場で揚げているんですが、半径50メートルを魅了するいいにおい。 30センチほどの長さで、一本2ドル50セント。 中身はお肉入りで普通の春巻きのようですが、メリッサさんのお宅では、海老をすり潰して、みじん切りのセロリも加えて揚げるそうです。 今度ご馳走になることにしました。 子供に人気だったのは、バナナの春巻き。
    バナナをそのまま春巻きの皮で包んで揚げたもので一本1ドル。 パリッとした皮の中から甘いバナナがトロっと出てくるんですが、素朴なお菓子といった感じです。
  • フィリピン料理はマイルドな味わいで、私達の口にもよく合います。 中華やタイ料理のような派手さはないけれど、これなら手軽に食べられそうです。 これからは、私のお気に入り料理の仲間入りです。
【アロハ豆腐】 2005年05月16日
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  • 今日は、ハワイの日本食についてです。 日系のスーパーなどでは、日本製の食材が多く見られるんですが、普通のスーパーでよく見られるのが、メイドイン・ハワイの日本食。 たくあんやおせんべい、お豆腐と並んでるんですが、日本語で書かれた商品名の袋に英語の製造会社名が書かれていて、不思議な感じがします。
  • 特にお豆腐は種類が多く、充実しています。 そんなホノルルのお豆腐の工場に、朝からお鍋を持って列を作っている人達がいると聞いたんです。 そのお豆腐屋さんは、ホノルル空港の手前のカリヒにありました。 その名も「アロハ豆腐」、いかにもメイドイン・ハワイの名前です。 「アロハ豆腐」は、パッケージの「鶴と亀」のロゴが目印となっていて、ハワイのほとんどのスーパーに置いてあります。 ハワイ全部の1日のお豆腐の消費量の30%を、このアロハ豆腐が占めているそうです。
  • スーパーでしか手に入らないと思っていたんですが、工場で作りたてのお豆腐の直売もしていたんですね。 私もお鍋を持って朝出掛けて来ました。 朝の8時半、工場の駐車場に車を止めると、もうすでにお豆の蒸したような、いい匂いがしてきます。 そして、従業員の入り口のような所には、大きなお鍋を持った人がすでに2~3人待っていて、それぞれの家庭の鍋を並べていました。 この鍋に、作りたてのおぼろ豆腐をすくって入れてくれるんですが、一つが出来るのに10分程待たなくてはなりません。 そのフワフワのおぼろ豆腐は、お鍋いっぱい、ワンガロンで4ドル、 つまり4リットル分で450円くらいと安いんです。
  • オーナーのポール・上原さんは、日系3世でアロハ豆腐の若き3代目、上手な日本語で、説明してくれました。 このアロハ豆腐は、1950年にお爺さんが始められたそうです。 パッケージの鶴と亀のマークは、幸運とか、長寿の意味で付けられているのかと聞いたら、実は創業者のお爺さん夫婦の名前、亀三郎さんと鶴子さんから取ったそうなんです。 縁起がいいですよね? 亀三郎さんは、13歳の時、大きな夢を抱いて沖縄からハワイに渡り、パイナップルや砂糖きびの農場で働いていました。 1日に3つの仕事を掛け持ちしたりと、ご苦労をなさったようです。 そして1950年、50歳の頃、亀三郎さんは、お友達がやっていたお豆腐作りを引き継いで大きくしたということなんです。 また、亀三郎さんは、このお豆腐屋さんを始めるにあたって、日本に修行にも出たそうです。
  • アロハ豆腐では、今もその頃の作り方とそれほど変わらない手作りの方法を続けているとのことでした。 ポールさんは、毎日、夜中の2時半に起きて家を出て、朝4時の工場の製造開始の準備をするそうなんです。 アメリカで売られているお豆腐は、賞味期限が2ヶ月も3ヶ月もあって驚かされるんですが、アロハ豆腐の賞味期限は、日本と同じように、たったの5日間なんです。 「木綿豆腐の小さな「す」も、昔ながらの製法だからできちゃうんですよ」ともおっしゃっていました。 日本のお客さんにも「昔懐かしい感じがする」とよく言われるそうです。
  • ポールさんから面白い話を教えてもらったんですが、お豆腐の買い方でその人がどこから来ているか、だいたいわかると言うんです。 まず、日本をルーツにしている人は、絹ごし豆腐を好み、料理によって木綿と絹ごしをうまく使いこなすことが出来るそうなんです。 冷奴に湯豆腐、お味噌汁にと使いますよね。 中国系の人は、絹ごし豆腐を好みます。 一方、韓国や他のアジア系の人達は木綿豆腐を好みます。 また最近では、ベトナムやタイ、ラオスなど東南アジアの人が増え、炒め物などによく使われる厚揚げの需要が増えているんだそうです。 その厚揚げを揚げているそばから、切って食べさせてもらったんですが、カラッと揚がってサクッとした食感、プりッとした中身、そしてほんのりと豆の香りと甘さがありました。 おいしくて何も付けずにバクバクいけちゃうんです。
  • さて、アロハ豆腐の工場で、私も鍋一杯のおぼろ豆腐をいただいて、早速、その夜にいただきました。 ポールさんに教えてもらったんですが、鰹節をかけて、ほんの少しのポン酢とお醤油をかけて、という食べ方。 ほろほろとお箸からこぼれていきそうな、はかない豆腐を口に入れると、ほのかな甘味としっかりとした大豆の香りが広がりました。 ハワイにいながらこんなにおいしいお豆腐を食べられるなんて、ハワイにいることを忘れて日本の食卓にいるような気分になりました。
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