現場レポート

Vol.7 2017年1月13日

見えない入り口を開きにいこう

中卒だって幸せになれる。今だって愛する家族に囲まれて幸せだって断言できる。だけど、もっともっと幸せになれる入り口があることを知ってしまった。だから愛する娘にはその入り口から別の道を進んでほしい。
そう願った信一さん。知らない幸せもきっとある、だけど知ってしまったら、絶対にその道を進ませたい。そのためにどんな苦難が待っていても、今からでも、一般的じゃなくても、それでも目指して進んでいこう。
中学受験に関して熱く熱く語る信一さん。みんな黙って耳を傾けて…は、くれません。

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話聞いて欲しいんですけど…

このシーンは、撮影前から出演者の皆さんがものすごく大切に思っていたシーンです。いろいろなことが信一さんの中で結びついて、「中学受験をしよう」と一大決心をしますが、これまでそんなことを考えたこともなかった桜井家の人々は、とまどいを隠すことが出来ません。信一さんの決意表明演説とでも言うようなシーン、台本上では最近のテレビドラマの中ではとても長いものです。合間合間で誰かのツッコミが入るといっても、阿部サダヲさんの独壇場です。
しかし、このツッコミに対しての阿部さんのリアクションが、「桜井家」での信一さんの立場を象徴していると思いませんか?ものすごく真面目な話をしているのに、ものすごく正論なのに、ちょっと強く言われちゃったら意見を言いつつつい謝ってしまう…香夏子さんには弱いんです。
でも「受験しよう!」と横断幕を作ってみたものの、みんなぽかんとしていてリアクション薄い…

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なんかみんなテンション低いんですけど

横断幕をおなかから出したり、それをみんなにどう見せるかということは阿部さんも監督もとてもこだわっていたんです。
阿部さん「横断幕をかざすとき、佳織に良く見えるように出してますけど、下すぎますか?上に掲げたほうがいいですか?」
監督「上に掲げると強い意志みたいに見えていいですね。なのにみんなのリアクション薄くてしょんぼりしていくとギャップが出ますね。」

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佳織に向けると下すぎちゃう?

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決意だから胸を張って!

強い決意表明だったのに、受け入れてもらえなかった信一さん。それにはまだ「佳織のため」という決意が弱かったから?でも佳織が自ら望んで「受験したい!」と言ったからには、絶対に諦めることなく突き進んでいきたい!
OKが出たあと阿部さんはじっくりと、その(空回ったけど)思いがちゃんと出ているかご自分の演技を確認していました。

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信一の思いは見えてるかな

このシーンが第1話のクライマックスだと思っていた出演者の皆さんですが、先日の試写をご覧になって、「実はこの信一さんの決意表明自体ではなく、ここから佳織の意思が生まれてのスタート地点なんだ!ドラマって、こうして出来上がってみて初めて気がつくこともあるんだ」と改めて感じたようです。これは次回以降も楽しみだ!
さあ、いざ中学受験!言われたからやるんじゃない、二人で一緒に考えて二人で一緒に頑張ろう!この中卒の輪を断ち切って、別の入り口を開けにいくのだ!さあ、桜葉学園の受験本番まで502日!偏差値72に向け、桜井家の挑戦をどうか応援してください!
そして本日、各コンテンツを公開しました!なんとぜいたくにも原作者の桜井信一さんがドラマの信一さんの学習、取り組みについて監修してくれている「今週の俺塾」が開校しました!
また相談コーナー週末限定プレゼントクイズなどもありますので、ドラマとともにお楽しみください★ファンメッセージでは皆さまの感想をお待ちしています!!

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これから受験までよろしく!

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