現場レポート

Vol.26 2017年2月27日

限界ぎりぎり

受験のために仕事を辞めた信一さん、そんな信一さんに代わって仕事を始めた香夏子さん、慣れない仕事でなかなか思うような結果は上げられず、経済的にも困窮してきた桜井家。一夫さんは息子一家のために思い出のたくさん詰まった家を売ってお金に変えようとしていますが…
その話を香夏子さんに知られて語った言葉に胸を打たれた方もいらっしゃると思います。「思い出が人を不幸にすることもある」「時代を変えることは出来ない、変えられるのは自分の行き方だけだ」。
この「自分の行き方だけ」というところ、小林薫さんはとても力強くおっしゃっていました。きっと一夫さんという信一さんのお父さんとして、息子がその娘のために生き様を変えさせようとしていることを強く強く感じていたんだと思います。

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それぞれが強い想いを抱えてる

「かっこつけさせてくれ」と言った一夫さん、座椅子に腕を乗せようとしてずっこけていましたが、これは小林さんのアイデアなんです。
小林さん「ホントはこの座椅子がバキって壊れて後ろに倒れて画面からも消えたい!」
監督「いや、そこまでしなくても…テレ隠しなんですよね、だったらそれくらいのずっこけで我慢してください。」

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ここで壊れて欲しいのに残念だなあ

意外なコメディアンぶりを発揮してくださる小林さんから毎回目が離せないHPスタッフなのですが、きっとそれは小林薫さんという名優が演じてくださっているからなんだと思います。家族に対する深い想いを見せてくださっているからこそ、こういうちょっと楽しいお芝居が更に活きてくるんでしょうね!
この「かっこつけた」おうちの売却問題、部長さん、楢崎くんが動いてくれていますが、どんな結果になるのか…次回、売却についてみんなの前で宣言します。あらすじにもありますが、信一さん、家賃滞納しちゃった上、しかも入院までしちゃって、お金ないんですね…
ここのやりとりも秀逸!真剣な話のはずなのに、信一さん役の阿部サダヲさん始め、ちゅうぼうメンバーも「負けてたまるか!」と面白くしようと競い合っているようです。というか、まさか小林さんがそんな切り替えしをしてくるなんて!というアドリブに触発されて、ちゅうぼうシーンでのやりとりのラスト、ものすごく楽しいです!!実際、どこまでドラマの中で見られるかは分からないのですが、できるだけ長く見せて欲しい!と希望していますが、どうですか監督!!

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どうかなあ

ドラマの撮影というのは、OKが出たあとに出演者の皆さんも自分のお芝居をチェックするのですが、ちゅうぼうのシーンの後のチェックはいつにも増して(?)真剣です!自分の演技、まわりの反応、笑ってしまっているのがばれていないか(←ここ重要)、完成が楽しみで仕方ないんです★

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誰が一番おもしろかった?

大人たちの会話の中でも黙々と勉強を続ける佳織ちゃん、監督から「疲れて寝ちゃって。筆箱とか落ちるとみんなに気づいてもらえるから、腕伸ばしてね。」と言われてとったポーズがかわいい!!

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眠いよう

楽しいシーンもありつつも、受験に関しては相当厳しい現状です。ぎりぎりの極限まで追い詰められても諦めるわけにはいかない、桜井家の受験への取り組みと生活の問題、はらはらするとは思いますが、どうぞ応援してください!

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入院してる場合じゃないんですけど!!

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