現場レポート

Vol.14 2017年1月30日

本当に大切なことを見失わないように

素直な後輩だと思っていた楢崎くんの思わぬ逆襲（？）にあった信一さん。佳織ちゃんの受験に意識がいきすぎて、ほかのことに目がいかなくなってしまっていたんでしょうね。
受験も大事だけれど仕事も大事。それにまだ新人の楢崎くんは彼なりのたくさんの不安を抱えていたんでしょう。どちらかというと口下手な楢崎くんは、信一さんのようなセールストークが出来ません。だけど佳織ちゃんの受験に邁進しようとしている信一さんにはなかなかそんなことも伝わらず、必死にお客さまに対応しました。

内覧開催中

しかも今回、ちょっと怖そうなお客さまだし…それでも内覧を無事終えてお見送りしてほっとしたところにのんきにやってきた信一さんにイラっとしちゃうのも仕方がないのかもしれませんよね。

楢ちゃ〜ん♪

この、紙袋ぶんぶん振り回して駆け寄ってくるのがまたイラつく！（笑）風間さんも怒らなければいけないのに「怖かった？怖かったの？」と声をかけてくる様子が面白くて、背中を向けながら笑いをこらえるのに必死！先日UPしたインタビューでもおっしゃっていましたが、どこからどんな面白いことが起こるのかまるで予想がつかない…監督から「怒ってるけど、口調はむしろコミカルにいきましょう。そのほうが怒っている様子がにじみ出ますから。」
このシーンはロケで、実際のマンション前の道をお借りしていたのですが、通りかかった方が「まだ仕事が残ってるんで！」というセリフを聞いて「ああ、わかるなあ。ぼくも今度使おう…」としみじみ話していたのが何とも会社員の悲哀を感じさせます…全国のお父さん、頑張ってくださいね！

怒ってる？怒ってるよね？

そして会社での楢崎くんの対応。これまでの中で一番大きな感情の振れ方を見せるシーンでしたので、風間さんはどう演じようかさまざまな形を考えていらっしゃいました。実は撮影前、先輩俳優である阿部さんに相談もしていたんです。
風間さん「『わたし一人で売った物件です！』というところ、歌い上げるように言ったほうがいいんでしょうか？それともクールに言ったほうが感じ出ますか？4話に繋がっていくシーンですし…」
阿部さん「声を張ってアピールする感じでいいと思うよ。本当に怒ってたんだ、というのを信一にはっきり分からせられるし。ぼく、内覧後とかのシーンすごい浮かれてるのにね。そりゃ怒るよ（笑）。」

楢崎の気持ちを考えてなかった

長谷川部長も、これまでは信一さんを認めていました。でも、仕事の成績が落ちたとたんに冷たい対応です。楢崎くんにも言っていましたが「替えはいくらでもいる」、会社というのはそういうものです。売り上げを上げれば誰でもいい、だけど佳織ちゃんの父親は自分しか居ない。決して替えがきかない、それがお父さん。そう思った信一さん、まさかの退職！？一体どうなる下剋上！次回もどうぞお楽しみに！

何してるんですか…

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